シングルゴルファーには一体どんな練習をすればなれるのでしょうか?
普通に練習場で真っすぐ打っているだけでは得られる技術もたかが知れてます。
必ずシングルゴルファーの皆さんは特別な練習方法をやっているに違いありません。
そこで今回はシングルになるためにやっていただきたい練習方法を紹介していきます。
70台のシングルゴルファーのアプローチ練習方法
ゴルフで70台を出すためには確実なグリーン周りでの技術を高めることです。
シングルゴルファーの方は毎日パターとアプローチの練習をしています。
練習場にあるグリーンでアプローチの練習をかなりしています。
人口マットでのアプローチの練習ではうまくなりません。
というのも人口マットではソールか滑るので、もしダフッたとしても上手く打てたように飛びます。
ですから、練習場やゴルフ場にある練習グリーンでの練習をすることが大事です。
いろいろな場面を想定して、たくさんのパターンのアプローチを打てるようにします。
また、自分がどのくらいのインパクトや振り幅でボールを運べるかをしっかりと体と頭で覚えることが重要です。
パターもまた同じです。
パターが手の一部になるくらいに練習することが大事です。
それにやはり毎日の練習が必要になってきます。
これは人口マットでもOKなので自宅での練習も可能です。
パターでは転がすことが一番大事です。
キレイに転がるようになったら自分の距離を知ることです。
そこが完璧にできるようにならないと70台は目指せません。
70台のシングルゴルファーの方向性向上練習方法
70台のシングルゴルファーは飛距離よりも方向性を最も大事にします。
練習場でただまっすぐに打つことだけに集中して練習していては70台の道は遠いです。
練習場には必ずヤード表示板がおいてあるので、どの位置から打ってもそこを狙えるような練習をします。
ゴルフは別名「ターゲットスポーツ」と言われています。
いかにハザードを避けて安全なショットを狙って打ち続けられるかがポイントになります。
ですのでシングルゴルファーは練習でもラウンドでもコンパクトなスリークウォーターショットでコントロールショットをします。
練習場でこの練習をすることで、安定したスイングを身に着けフルショットでも確実に狙う方向へ打てます。
また方向性の練習をすると同時に、障害物があったときの対処法として、ドローやフェードの打ち方も練習します。
自分に持ち球を知っているからこそ出来ることなのですが、意識してそういう練習をするからこそ、ラウンドでトラブルにあっても冷静に対応できるのです。
70台のシングルゴルファーのイメトレ練習方法
70台のゴルファーだってイメージトレーニングをしています。
動画やテレビを見てのイメージトレーニングももちろんしています。
しかしここからのイメージトレーニングが別格です。
練習場で仮想ラウンドを行います。
ラウンドするコースを1ホール目から景観を思い出し一打ずつ頭の中で打ち、練習場でも実際その番手を打ちます。
前回のスコアカードを見たり、自分の記憶の中のラウンドを思い起こしたりして、ミスしたところを思い返します。
そこで次はどうしたらいいかなどを考えてショットの練習をしていくのです。
練習場に限らず頭の中だけで仮想ラウンドをする人もいます。
それはアプローチもしかりです。
パットも傾斜などをイメージして、ここに落とせばワンパットで行ける!など仮想します。
自分のラウンドしたことのないコースであってもコースレイアウトを見ながら仮想ラウンドをします。
そうすることで実際ラウンドしたときにいつどんなときでも冷静な判断ができるようになるのです。
プロゴルファーの練習は参考になります
プロゴルファーの練習の大部分は確認のための練習です。
ウェッジ、8アイアン、6アイアン、4アイアンを順番に15球程度ずつ打ちます。
ウッドは練習ラウンドでの練習になります。
球数が少ないなぁと思うかもしれません。
しかしプロゴルファーは実際プレーしてるつもりでの練習をしています。
ゆえに、ドライバーを実際打つのは最高で14回ですよね。
他の番手も同じでそんなに量を打ちません。
18ホールでそれぞれのクラブを何回使うかという数をだします。
それぞれにその数しか打たないと決めてから練習するのです。
そして1球1球丁寧に打つ練習をします。
例えば5球と決めたのに全部ミスショットだったクラブは本番でもその可能性があります。
すぐにラウンドの予定があったらそのクラブを避けたコースマネジメントをするのです。
もちろん何百球と打ち込む練習をするときもあります。
それは自分のスイングを修正する際にそこに集中して練習するときになります。
反復練習をすることでスイングを体に染み込ませていくのです。
修正した部分が狙い通りに機能するまで1,000球を超えるボールを打ち続けることもあります。
練習場で違う練習法をやっている人を探してみよう
練習場で違う練習法をやっている人を探してみるのも面白いです。
知り合いの70代前後でプレーする片手シングルの方はおもしろい練習をしていました。
その方は通常は右打ちなのですが、急にレフティーのクラブセットを持って練習場へ来ました。
全部のクラブをひたすら左打ちしていました。
プロゴルファーがスイングなどで左からスイングしているのをたまに見ますが、実際に打ってみるというのは驚きました。
しかし、ゴルフスイングは左右対称に振るので確かに大事な練習かもしれません。
また別の方は出した球を全部片手で打っていました。
右手だけで100球、左手だけで100球です。
そして最後に両手で100球です。
そうすることで両手の力を入れるバランスがうまく取れるようになるそうです。
しかし左手だけで100球は結構至難の業なので驚きました。
座って練習する方もいます。
宮里藍選手がしていた練習です。
この練習をすると下半身の動きが制限されて捻転を実感しやすくなります。
オーバースイングをしてしまう方にオススメする練習です。
自宅での練習も忘れずに!
練習場へ行く時間がなくても、自宅でも十分に練習できます。
短いクラブ(子供用のクラブ)を使ってからスイングもできますし、パター用のマットを使ってアプローチの練習もできます。
その際は人口マットではソールが滑ってしまうので打つ場所にヨガマットを使うといいです。
またパターの練習が一番自宅でできる練習です。
目をつぶって距離感を試したり、目標を設定して自分の距離感を養ったりできます。
転がす練習だけでもできます。
転がす練習をする際は10円玉を重ねてその上だけを滑りだす練習をすると場所も使わないですし、ボールが転がる音でご近所に迷惑をかけることも避けられます。
練習場でたくさん練習することも大事ですが、自宅でも毎日クラブに触れて練習することも大事です。
狭いから!は理由になりません。
狭くたってできる練習はたくさんあります。
何よりも毎日クラブに触れておくというのが一番大事なのです。
もちろん、自宅でするイメージトレーニングだって練習の一つになりますよ。
たくさんの練習をたまにより丁寧な練習を毎日!
ただがむしゃらにボールを打って練習しても70台は目指せません。
打つ球が少なくても意味のある練習なら良いのです。
1球1球をラウンド中のショットだと思う気持ちで打つようにしましょう。
たまに練習場へ行って考えなしに500球打ってもそれは何の結果にもつながりません。
それだったら毎日練習場へ行って身になる50球を打つようにしてください。
70台の方は上手いからたくさん打たないのではありません。
さらにうまくなるためにたくさん打たないのです。
たくさん打ってやった気になるのが一番上達しません。
丁寧な練習をすれば、10球でも50球でも何百球を打ったような達成感を感じることができるのです。