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ゴルフコースにおけるセルフプレーのマナーとエチケット

2018.4.28

ゴルフのスタイルは、いまやセルフプレーが主体となってきました。

「セルフはマナーが悪い」と言われた時代もありましたが、現在ではそんなことを言っている人は本の一部のはずです。

そこで改めてゴルフに関するマナーとエチケットについて考えていきます。

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ゴルフのマナーの基本はセルフプレーでも大切

ゴルフとマナーは切っても切れない関係です。

他人が見ていないところでもマナーを守っていると、あとから何気に気がつき感動することがあるものです。

まずゴルフ場のトイレに併設されている洗面所には、洗顔ができるようになっていて、ローションなども置かれています。

洗面台に栓をしてお湯を溜めて使うことが多いので、汚れたところは頻繁に清掃係が綺麗にしてくれています。

そんな洗面台で手を洗い終わると、ハンドタイルで水滴を軽くふき取っている人を見かけることがありませんか。

誰がやったのかは、後から使う人には分かりませんが、これがマナーと言うべきものであり、強制されて行うのはマナーとは言えません。

コースの中でもマナーは守り、特にセルフプレーのコースでは後続組が困らないようにしたいものです。

そこで、まずマナーとエチケットを確認しておきます。

マナーは全体に対して行うもの、エチケットは個人に対して行うものです。

ここではセルフプレーのマナーについて紹介していきます。

ゴルフコースの中のセルフカートのマナー

セルフのゴルフコースでは、乗用カートを使用することが多いと思いますが、急ブレーキや急ハンドルは芝を痛めることになります。

特に下り坂での急ブレーキは、芝面を滑りながら剥がしていくため、後続組の迷惑になります。

もちろん危険回避であれば仕方ありませんが、スピードの出しすぎが結果的に急ブレーキの元になっているはずです。

人が歩く速度よりカートが遅ければ問題ですが、それ以上に速く動かす必要もありません。

安全にいつでも止まれるスピードで運転することで、急ブレーキを回避するようにしましょう。

芝の保護の観点からは、ターフを取った時は埋め戻すこと、またディボットには目土をかぶせることがマナーです。

特に目土はこんもりと盛り上げるように土を入れて、上から踏んで固めるようにするのが基本です。

これで後続組のボールが土の上に止まることはないので、ベアグラウンドからのショットを回避することができます。

ちなみに盛り上がった土は乾燥し、やがて自然の力で平らになるか、翌日には芝刈り機が平らにしてくれます。

セルフのマナーにはゴルフカートを乗り入れないエリアがある

セルフプレーでゴルフカートを使用する時、グリーン周りにはカートを近づけないのがマナーと言われています。

クリーンを攻める時、デッドにピンを狙うこともありますが、手前からクッションを使ってグリーンオンすることもあります。

そんな時、手前が固いとクッションにならずに、グリーンオーバーしてしまいます。

またグリーン周辺のラフは、ゲームを面白くする役割を担っています。

それをカートのタイヤで押し潰すと難易度がなくなり、面白味のないレイアウトになってしまいかねません。

統計的にアプローチが多いのは40ヤード以内だそうですから、この距離の手前でカートはフェードアウトするように、次のホールに向けてグリーンから離れた位置に停めるようにしましょう。

セルフの場合はカートを停めた人が、残っているパターを持ってくることになります。

自分のパターだけではなく、同伴プレーヤーのパターを忘れずに持っていってあげましょう。

セルフプレーのゴルフで気になるグリーン上のマナー

セルフプレーでは、グリーンでのセルフ用マナーがあります。

まず一番近い人がピンを持ち、パッティングと同時に抜きます。

この時ギリギリまで抜かないとマナー違反なので、打ったらすぐに抜くのがマナーです。

マナーだけではなく、本来はプレーヤー同士でピンを抜くため、ゴルフルールではこのピンに対する責任の所在は微妙です。

抜かずにボールが当たった場合、故意だと同伴プレーヤーは競技失格、パッティングしたプレーヤーは無罰で再度打ち直しです。

しかし故意でない場合、また抜くのに手間取ったことで当たった場合は、打ったプレーヤーに2打のペナルティです。

ですからカップが見えない場合以外は、最初に「ピンを抜く」ことがセルフでは一般的です。

そして、このピンを抜く人は、最初にパッティングする人です。

自分が打ち出す方向と逆側、つまりボールに近いところ(グリーン外)にピンを置けば、パッティングしたボールが当たることもありません。

その上でカップインしなければ、通常はボールマークするのがマナーでありルールです。

さらにセルフの場合は、ラインを踏まなければ「お先に」でホールアウトし、抜いたピンを持って全員がホールアウトしてから、ピンをカップに真っ直ぐに挿し込みます。

セルフの場合は、ピンを抜いた人が挿して戻すと効率の良いプレーができます。

ゴルフの練習代わりにセルフプレーをするのはマナー違反?

セルフのマナーと言うよりも、ゴルフ全体のマナーと考えたほうが良いかもしれませんが、セルフコースを練習場感覚で使うプレーヤーがいます。

複数球を同時に打ち、特にグリーン周りでは同じ場所から何球も打ち込んで、練習をしていることがあります。

本人も含めてマナー違反であることは承知しているのでしょうが、本物の芝の上で練習球を打てることから、誰も見ていないとやっていることがあります。

これについては良いか悪いかの判断をする必要がない、単に「マナー違反」なので、多少ゴルフの技量が上がっても、それ以上の上達は見込めないでしょう。

ゴルフは審判のいないスポーツで、常に精錬を心がけてスコアを自己申告することになります。

自分に甘いゴルファーは、スコアミスやペナルティエリアの処理ミスなど、自分の都合の良い解釈を行い、結果的に同伴競技者から敬遠される存在になっていくことになります。

ゴルフに限らずマナーとは自ら守るものであって、他人に注意を受けて直していくものではありません。

セルフに限らずゴルフでマナー違反したら即謝罪しよう

本来はゴルファー独特のマナーや、ゴルフ場を利用する時だけのマナーと言うものはありません。

ゴルフをしていなくても、普段の生活の中で身につけておくもので、礼儀作法と解釈されていますが、実際に「心配り」と言ったほうが分かりやすいかもしれません。

礼儀作法には、しっかりした決まり事が定められていますが、心配りには個人差があるものです。

同伴プレーヤーやキャディなど、特定の人に対する心配りがエチケット、ゴルフコースや利用者全般に対する心配りがマナーです。

ゴルファーであるからマナーやエチケットを守るのではなく、日常生活の中でできる限り努めていく心配りのことなのです。

ですからキャディ付きプレーとセルフプレーでマナーが違うことはありません。

ただ日本のゴルファーの場合、慣例的に「マナー違反」とするのは、マナーとエチケットを一緒に考えて表現しています。

もしも自分の行為が「マナー違反かな?」と感じたら、素直に謝罪することが大切です。

時間が経過するほど気まずい関係になるので、起きた瞬間に「失礼」と声をかけるだけで何の問題もないはずです。

誰も見ていないセルフのゴルフは自分自身のマナーが大事

ゴルフは審判のいないスポーツだからこそ、誰も見ていないセルフプレーの時でも、自らを律して厳しく、逆に他人には寛容であるべきです。

マナーに関しても、本来は自分に対して厳しく、他人の行為は笑顔で許していく度量を持つように心がけたいものです。

 - ルール・マナー