飛距離重視のアイアンとは?通称『ぶっ飛び系』アイアン!

アイアンは基本的に、方向性や精度を求めるという概念が多いのが主流です。

しかし、年齢的に飛距離が落ちてきてしまったり、力のない女性に向けて飛距離重視のアイアンというものは存在します。

近年、どのメーカーもぶっ飛び系アイアンを発売している傾向がある通り、需要が増えてきているというのが良く分かります。

そこで今回は、ぶっ飛び系アイアンについての説明、メリット、デメリットについてお話します。

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飛距離重視のアイアンとはどういうもの?

そもそも飛距離重視のアイアンとは、飛距離に特化したアイアンのことです。
具体的に言うと、最大飛距離を上げてくれる役割があるということです。

今まで使っていたアイアンよりも飛距離を出したいと願っているゴルファー達に向けて作られているアイアンになります。

どうして飛距離を出せるのかというと、簡単に言えば一番の要因となるロフト角を相当変えてしまっていることです。
一般的に7番アイアンのロフト角は32度が標準なのですが、ぶっ飛び系クラブの7番アイアンのロフト角は26度や27度のものが多いのです。
要するに、通常の5番アイアンや、6番アイアンと同じロフト角で、7番アイアンとして設計しているのです。

もちろん、長さは7番アイアンかやや長いくらいになっていますので、しっかり振ることができます。

5番アイアンなんて難しくて打てないと思っているゴルファーが、実はこの7番アイアンを打てているのなら、ロフト角的には問題ないはずです。
7番なら打ててしまう、こういうところからもゴルフはメンタルという言葉がピッタリな気がしますね。

飛距離重視のアイアンの特徴

前述で、ロフト角の話はしましたが、他にも特徴はあります。

飛距離重視のアイアンのスペックをウッドと同じようにしているということです。

それはフェースの反発性能のことを指します。
本来、アイアンはボールを潰すような柔らかい感触で打っていき、バックスピンを多くかけて飛ばしていきます。
対してウッドはその逆で高反発にし、初速を速くし、スピンを抑えてボールを遠くまで飛ばすように作られています。

飛距離重視のアイアンにはこのウッドの設計要素を採用し、作られています。
もうほとんどユーティリティーなのでは?と思うくらいソールが厚かったり、キャビティーが深かったりしているのが良い例です。

アイアンの素材としては、軟鉄、ソフトステンレスなどが使用されることが多いですが、ぶっ飛びアイアンではチタンを惜しみなく採用したりしています。
チタンになると、音でも分かるように弾きが良く、ボールを遠くに飛ばしてくれます。
アイアンのスペックを度外視して、作っているというのが良く分かりますね。

アイアンを飛距離重視してしまうデメリット

実は飛距離重視のアイアンを手にしてしまうと、クラブセッティングが大変になります。
前述でもお伝えした通り、ロフト角が立っているため、他のクラブの合わせるのが非常に難しいのです。

ぶっ飛び系アイアンは基本、4本セットで販売されており、7番、8番、9番、PWというのが基本となっています。
7番アイアンがロフト角26度とすると、30度、35度、40度というようなロフトになるわけです。

PWで40度ということは、その次の番手をどうするかというのが難しいでしょう。
PWの次のAWを通常のウェッジを使用する場合、大体52度前後の角度のクラブになります。40度と52度ですと、差は12度あります。
これは3番手分違うということになります。

そのためPWとAWの間のクラブを足すのか、もしくはPWで3番手分の距離を調整しなくてはなりません。

プロでも1本だけで、3番手分の距離を調整するのは難しいです。
どうしても微妙な距離感の調整が効かなくなります。

また7番アイアンが26度とした際に、その上のクラブもどうするか非常に悩みます。
もうユーティリティーやウッドが出てくるロフト角になっているので、アイアンを入れるのかユーティリティーかやウッドを入れるのか非常に悩ましくなります。

このようにクラブセッティングが難しくなりますが、慎重に選ぶことと、しっかり14本揃えればバランスが取れるので頑張って組み合わせましょう。

迷った際は、同一シリーズで統一するしかないかもしれません。
必ずぶっ飛びアイアンに合わせたウェッジやFW、UTを用意してくれているからです。

ぶっ飛び系アイアンはどんなものがあるのか

実際にどんなメーカーがどんなものを出しているのかを見ていきましょう。

1. PRGR 『赤egg PC』
プロギアが出しているeggシリーズになります。
その中でもこの「赤egg」が非常に飛びます。
7番アイアンのロフト角は26度となっています。

ちなみに、このクラブを試打したことあるのですが、通常7番アイアンの飛距離が170ヤードのところ、計測値で206ヤード飛びました。
すごく良く飛んでびっくりしました。

2.BRIDGESTONE『JGR H1』
こちらも7番アイアンのロフトが26度のものです。
ブリヂストンの他のクラブに比べてかなり軽量なのも特徴の1つです。

3.MARUMAN 『MAJESTY ROYAL SP』
こちらは7番アイアンのロフト角は27度になっています。
先調子というのもポイントで、ヘッドスピード加速に最大限特化したクラブになっています。
MARUMANにはもうひとつ、「SHUTTLE NX-1」というシリーズがあります。
こちらは最大限低重心にしてあり、初速を最大限出せるようになっています。

4.YAMAHA 『IMPRESS UD+2』
こちらもYAMAHA史上最強に飛ばしに特化しており、7番アイアンのロフト角も26度になっています。
こちらのクラブも試打したことがあるのですが、計測値で214ヤード飛んでいました。
自分のクラブの3アイアンと同じ飛距離なのです。

確かにここまで7番アイアンが飛んだら気持ち良いのは事実ですが、やはり距離が短くなればなるほどの番手選びが重要になり、慣れるまで大変になるのは間違いありません。

しかし、この飛距離は魅力の1つだと感じています。
飛距離重視のアイアンの凄さを体感しました。

最近一番話題のキャロウェイ『Epic Star』

こちらも上記グループにて紹介でも良かったのですが、売れ行きが尋常ではなく別格な感じがするため、分けて紹介します。

Callaway自身もこのクラブをドリームクラブと呼ぶだけあって、飛距離重視クラブの最高傑作になっています。

アイアンは本来、ダウンブローに打ち込まなければいけません。
そのために、タメを作る練習をしたりと打ち込む練習に明け暮れなければいけません。

しかし、このクラブはフェース全面がカップフェースとなっており、払い打つだけで簡単にナイスショットが打ててしまうのです。
あまりゴルフの練習に時間が費やせない人は、もうお金でこのクラブを買った方が良いと言っても大袈裟ではないかもしれません。

こちらのクラブも試打しましたが、飛距離的には7番アイアンで200ヤードと、他の試打したぶっ飛び系アイアンに比べてやや飛距離は落ちていましたが、それでも充分飛んでいます。

そして、何よりも簡単にミートできます。
振れば当たるというのはこういうことなのかと思うくらい良くミートしました。

皆さんも一度は絶対試打してみることをオススメします。

飛ぶアイアンにする際の注意点

買い替える際に気をつけて欲しいことは、シャフトです。
カーボンにするのか、スチールにするのかだけでなく、スチールの中でも軽量にするのかどうかという点です。

飛んでも曲がったら意味ありません。
折角飛距離重視のアイアンにしてもシャフトが重すぎたり、固すぎたりしたら距離が出ません。
しっかりとフィッティングを行い、最大限飛距離の出せるスペックにすることをオススメします。

カーボンだと飛びますが、曲がります。
スチールは方向性が安定しますが、飛距離が落ちます。

自分の力に一番合ったシャフトを選んでください。

飛距離重視のアイアンはすごい!

総評として、飛距離重視のアイアンはすごいと感じました。

標準のクラブスペックに比べて30ヤード前後飛距離が変わるというのはゴルフにおいて別世界です。
飛距離が落ちてきた際には使用するべきだと思いますし、逆にこれからゴルフを始める人でも、簡単にエンジョイするのなら、飛距離があった方が良いでしょう。

特に女性は飛距離が必要ですので、はじめからぶっ飛び系で行くのも良いと言えます。

まずは試打だけでもしてみてください。