クラブのグリップ交換にもっとも適した溶剤は何だ!?

最終更新日:2017/12/31

自分でクラブのグリップ交換をする時、新しいグリップと両面テープ、それに溶剤があれば簡単にできます。

初めてグリップ交換をするのであれば遅乾性の溶剤を、慣れてくれば速乾性の溶剤がオススメですが、溶剤の乾燥時間に関わる意外な理由とその種類について紹介します。

クラブのグリップ交換は両面テープと溶剤があれば自作できる

クラブのグリップは使っていくうちに徐々にすり減っていますが、気がつかないことが多いようです。

新品のクラブを握って初めて、自分のグリップ交換の時期を迎えていることを知ることになるようですが、できれば交換時期を事前に決めておくと良いでしょう。

使用頻度にもよりますが、基本的には1年に1回のペースで交換したほうが良いと言われています。

ただ気になるのは費用です。
グリップ1本が2000円としたら10本で20000円、それにプラス工賃の500円を入れると25000円、高額なパターグリップなら1本5000円以上ですから、ネット購入して自分でつけたほうが安価になることは間違いありません。

クラブのグリップ交換は意外に簡単な作業です。
交換方法さえ覚えてしまえば、わずかな作業時間で交換することができます。

自分でグリップ交換するのであれば、好みのグリップ、両面テープ、溶剤、カッターがあれば簡単にできます。

初めてやるクラブのグリップ交換は遅乾性の溶剤を選ぶこと

自分でクラブのグリップ交換ができれば、工賃分が浮くので安く済みます。

そんなグリップ交換は、最初に古いグリップをカッターで切って剥がします。
次にシャフトについている両面テープを綺麗に剥がすわけですが、カッターの裏刃などを使ってある程度取り除くと、ベトベトした粘着剤が残っているので、溶剤を使ってふき取ります。

そして綺麗になったシャフトに新しい両面テープを貼り、新しいグリップを挿入すれば終了です。

ただし両面テープが貼ってあるシャフトにはグリップが入らないので、グリップの内側に溶剤をつけて溶かしながら挿入すれば簡単に取り付けることができます。

ここでのちょっとしたコツは遅乾性の溶剤を使うこと。
早く乾く溶剤を使うとすぐに使用できるのがメリットなのですが、初めてのグリップ交換だと、遅乾性の溶剤のほうが細かな修正がしやすいので、失敗なしで取り付けることができます。

溶剤の速乾と遅乾の違いは揮発性によるものです。
ガソリンのような揮発性の高いものはすぐに乾いてしまうので、挿入してから何度も修正すると、グリップの内側の両面テープがよれてしまいます。
対して灯油のように遅乾性の高いものは、渇きが遅いので半日くらいは修正できますが、逆にグリップを持って移動させるとよれてしまうので、3日程度は安置できることが条件になります。

クラブのグリップ交換でガソリンを溶剤にするのは難しい?

グリップ交換で3日くらいクラブが振れなくても問題ないと考えるかもしれません。
でも溶剤は揮発性であることを考慮しなくてはいけません。

速乾であれば、半日もあれば固着します。
でも遅乾であれば3日以上は固まらないので、その間ガソリンと同様の臭気が室内に充満することになります。
もちろんガレージやベランダなど、生活に支障のないところで保管できる場合は別ですが、居室で作業される場合には臭気についても考えておく必要があります。

基本的に溶剤は、グリップの内部を溶かして、同時に両面テープの粘着も一時的に溶かしてくれるものなら何でもOKです。

代表的な溶剤と言えば揮発性の高いガソリンです。
独特の強い臭気はありますが、換気さえしていれば早めに揮発するので、乾燥後はキャディバッグに収納すればあまり気にならないものです。

ただしガソリンはスタンドで販売されていますが、ポリタンクなどでは購入できない決まりがあるので、ガソリン用携行缶を別途購入しなければならず費用がかさみます。

クラブのグリップ交換にオススメの溶剤はホワイトガソリン

同じように揮発性が高く、しかも個売しているのがホワイトガソリンです。
ポケットボトル程度のサイズで、オイルライターの燃料として販売されています。

昔は量当たりに換算すると高価な溶剤でしたが、今では100円ショップで販売されていますから、まさに100円で購入できる溶剤です。

揮発性が高いので素早い作業が求められますが、グリップ交換の直前にグリップ内に添付すれば、慌てずに挿入することができます。
ただし、複数のクラブのグリップ交換を一度に行うのは困難かもしれません。

パターのみドライバーのみと言う条件であれば、価格的にも扱いやすさの面でもオススメです。
しかも装着後の乾燥が早く、翌日にはキャディバッグに収納できるはずです。

そんなホワイトガソリンの場合には、小さな缶に入っていて注ぎ口の口径も小さいので、そのまま使用できるのがメリットですが、逆にグリップ内に注いだ後戻すのには口径が狭いかもしれません。

そのため溶けないガラス容器などを用意しておくと、作業スピードが落ちずに溶剤添付を終了できます。

クラブのグリップ交換に使う溶剤はどこで購入するの?

クラブのグリップ交換に使う溶剤は、安価でどこにでも販売しているホワイトガソリンが便利です。
またガソリンや灯油は、スタンドで購入できますし、すでに自宅に多少はあるかもしれません。

概ねこの3つは溶剤として使えるものですが、この他にもシンナーやベンジンなども使えます。
100円ショップやホームセンター、もしくは化粧品を置いているショップでも扱っているはずです。

基本的には室内で作業をすることになるので、臭気の強いものは避けたほうが良いでしょう。
臭気抜きも含めて風通しの良いところで、立てかけて乾燥させたほうが早く使えるようになります。

尚ガソリンは揮発性が高く引火の恐れがあるので、ホワイトガソリンか灯油を溶剤とするのが無難かもしれません。

ちなみにグリップ交換の溶剤は、初回と2回目また何度も交換の経験がある時とでは、違うものを使ったほうが良いかもしれません。
揮発性の低いもの(乾燥が遅い)から、徐々に揮発性の高いもの(乾燥が早い)ものに、変えることでクラブの使用できる期間が変わってくるからです。

クラブのグリップ交換後の溶剤処理を考えてスプレータイプ

溶剤として使用済みのホワイトガソリンは、何度でも使うことはできますが、処分するのであればガソリンスタンド等に引き取ってもらうしかありません。

またガソリンや灯油も不純物が混じっているので、本来の目的では使用することができず、同じくガソリンスタンドに持ち込むか、自治体によっても違いはありますが布などに染み込ませて「燃やせるごみ」で出すしかないと思われます。

そこで使用後の心配がない溶剤としては、スプレータイプのものがあります。
ホームセンターやカー用品ショップに行くと、パーツクリーナーとかブレーキクリーナーといった名称で販売されています。
要は油分を取り除くために、吹き付けて水洗いするだけで綺麗になる優れものです。

ノズルつきのものを購入し、グリップの内側と両面テープに吹きかければ、グリップ交換の溶剤として使用できます。
仮に残った時には、自家用車のエンジンルームやブレーキドラムの清掃、また自宅の換気扇などの油落としにも使えます。

ちなみに本職(クラフトマン)の多くは、このスプレータイプのパーツクリーナーを使用してクラブのグリップ交換をしているようです。

クラブのグリップ交換の溶剤はパーツクリーナーがオススメ

クラブを自分でグリップ交換する時、もしも初めてなら溶液は揮発性の低いものを選びましょう。

揮発性の高い溶剤を選ぶと時間に追われて、失敗の元になってしまいます。

ちなみにスプレータイプのパーツクリーナーは揮発性が低いので、初心者でも安心して使うことができるはずです。