ゴルフボールに書くために生まれたラインマーカー用のペン

プロのツアートーナメントでパッティングシーンは良く流れますが、多くの選手のボールに様々なラインが入っていることに気付きます。

それはパッティングで目標にセッティングするためのラインです。

このラインを引くためのグッズを「ラインマーカー」と言います。
実はその専用ペンはゴルフボールに書くために生まれたのをご存知ですか?

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ゴルフボールのラインマーカー

パッティングのストロークの精度を高めるために使用するのが「ラインマーカー」です。ゴルフボールにラインを引く専用グッズになります。
1本から数本ラインを引くだけで、その効果は抜群です。
ゴルフボールにラインを引いたからといって、ルール違反にはならないので安心してください。

ラインを引くことですぐにバンバンカップインするようにはなれません。
狙うカップに向けて矢印のラインをきちんとセットできなければ意味がないのです。
さらにその矢印に対してフェース、アドレスをスクエアにセットして、ライン通りにボールを転がす必要もあります。

目標に正しくセットするのは簡単そうですが、意外と難しいです。
ボールをライン通りに転がせるように日々練習するようにしましょう。

またラインを引く際もくっきりと濃く書くようにしてください。
十字ラインにする場合は、縦と横で色を変えるのはオススメです。
ラインマーカーを使用するのであれば、よりしっかりと目標に対してアドレスできるようにラインを引いてください。

その書いたラインを信じてストロークするので、ラインは非常に大事になります。
もちろん普通のペンでもラインを引くことはできるのですが、専用のペンならではのメリットかたくさんあります。

ゴルフボールに書くためだけのラインマーカー専用ペン

実はゴルフボールにラインマーカーを引くためだけにペンが開発されたのを知っていますか?

発売したのは「シャチハタ」です。
皆さん聞き覚えがあるではないでしょうか。
印章を広く取り扱っている会社です。
日本では印章のイメージが強いですが、海外では筆記具をメインにしています。

そんな中、「ゴルフボールにマーキングするペンが欲しい」と言う多くの声に応えるため商品開発に至ったようです。

普通のペンとの違いを担当者は、
「普通の油性マーカーでも描くことはできますが、当商品ではゴルフボールにクッキリ濃く描ける最適なインキを使用しています(普通の油性マーカーに比べ濃く綺麗に描ける)。また専用のテンプレートがついているので、誰でも簡単に十字マークや矢印が描けます。」
と話しています。

ゴルフボールにしっかりと描ける油性インキを赤・黒・青の3色採用しています。

しかしそんな専用のペンであっても避けられない問題があるのです。
この後紹介していきます。

ゴルフボールに付いたペンがフェースに!?

多くのプロも採用しているゴルフボールへのラインマーカーですが、問題が1つあります。
それはパッティングでは効果絶大なのですが、より激しいドライバーやアイアンショットではその衝撃でペンで描いた油性インキがフェースに付いてしまうことです。

しかしどうやらこの問題を避けることはできないようです。

唯一の解決法は、ティーショットの際はインキの部分を避けてゴルフボールをセットすること。
ですが残念ながらセカンドショット以降はボールを手で動かすことはできないので対策がありません。

ドライバーショットでのインパクトの衝撃は約1トンと言われているので、その衝撃がインキに当たらないようにしましょう。
アイアンのフェースに付いてしまうのは、仕方ないことなのであまり気にしないようにしましょう。

中には打点が分かるから良いと考えているゴルファーもいるようですが、そのような目的でティーショットで敢えてインキ部分をフェースを合わせると公式競技等ではルール違反になる可能性があるので気をつけてください。

フェースに付いたラインマーカーの消し方

気にしないように!と言われても、大切にしているクラブにラインマーカーの跡がついたらやはり気になってしまいますよね。

プレー中にそこを気にしていたらきりがないのでそれは止めた方が良いですが、ラウンド後のクラブのお手入れで消すようにしましょう。

油性インキ使用のラインマーカー専用ペンなので、もちろん落ちにくくはなっています。逆に考えるとすぐに落ちてしまうようなインキだとゴルフボールに描いている意味もないですし、フェースにベッタリと付いてしまうのでそれもまた問題になってしまいますよね。

まずついてしまったインキは対処が早ければ早いほど、濡れタオル等で簡単に落とすことができます。
しかしガッツリついてしまった場合はそう簡単に落ちません。

油性インキは除光液を使うとキレイに取れると言われていますが、クラブの素材によっては合わない物もあります。
目立たないところでテストしてみるのも良いですが、やはり安心して使える物の方が良いですよね。

そこでクラブのお手入れの定番である「パーツクリーナー」をオススメします。
インキを取ると同時にクラブをピカピカにしてくれるので一石二鳥です。

専用ペンを使ったラインの引き方

それではラインマーカー専用ペンを使ってのラインの引き方を紹介します。

ラインの引き方には色々あります。

まず矢印1本をゴルフボールの真ん中へ引きます。
短いラインだとしっかりと目標を定められないので、最短でもゴルフボールの半分は引くようにしましょう。

次は十字ラインです。
矢印1本をクロスするようにもう1本のラインを引きます。
矢印ラインは目標を、もう1本はアドレスでフェースをスクエアに合わせる目印になります。

ラインはどんどん増えてきます。
3本ラインです。
矢印1本と更に外側に平行の2本を引きます。
1本だけだと目標を定めにくいのですが、3本並ぶとより目標に合わせやすくなります。

そしてプロに一番多いのが全てを合わせたラインです。
矢印1本に平行ラインを2本、そしてクロスさせるラインを1本の合計5本です。
ここまで引くとどこから見ても目標がはっきりと分かります。

しかしその分フェースにインキがたくさんつくことは覚悟しなければないません。

ラインマーカーを利用した練習法

折角ラインマーカーでゴルフボールにラインを引いても、ボールをライン通りに転がすことができなければ何の意味もありませんよね。
専用のテンプレートとペンでたくさんのラインを引いても何も変わらないのです。

そこでラインマーカーを利用したパッティングの練習方法を紹介します。
とても簡単な練習なので、自宅やラウンド前に行うと良いでしょう。

まずポイントとして、ストローク後にゴルフボールが左右にぶれながら転がるのは、スクエアにパッティングできていないからです。
スクエアにパッティングできないのは、スクエアにアドレスできていないのが原因です。
ラインマーカーを引いたゴルフボールを2個セットします。
クロスに引いたラインと平行になっているかをチェックしてください。
そしてそのまま2つ同時に打ってください。
その際に2つのボールが同じ速度でラインもブレず、カップインできればOKです。
そうでなければそうなるように練習を重ねるしかありません。

パッティングは基本的な決まりはありますが、コツはなくただただ練習あるのみです。

パットが入らない時はちょっとしたスパイスが必要

ラインマーカーを引き出した時は調子良かったけど、最近パターが全然ダメ!
スパットを決めてのパッティングが距離感も出て良かったけど、最近はさっぱり!

前者のゴルファーはラインマーカーの本数を変えたり色を変えてみてください。
後者のゴルファーはラインマーカーを使ってみてください。

人は慣れるとどこか雑になってしまいます。
調子悪いなと思ったら、いつもと少しパターンを変えると思わぬ効果が出ることがあります。
嘘だと思うかもしれませんが、試してみてください。