ゴルフのルール改正に伴って変更されるドロップの方法と位置

近い将来ゴルフのルール改正が行われる予定で、2019年のゴルフ界は大混乱が予想されます。

そんなルール改正に伴いドロップの仕方も変更されます。
プレー中でよくあるトラブル「池ポチャ」の罰打の処置や、「救済」のドロップ方法も変わることから、一部分ですがドロップの仕方とドロップエリアを確認しておきたいと思います。

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2019年のゴルフルール改正でドロップの方法が変わるらしい

ゴルフルールは原則的に4年に1度、大規模な改正が行われます。

これまでも大改正があるとゴルフ界は大騒ぎします。

スモールサイズのボールを廃止してラージサイズに統一するときは、「飛ぶボールを廃止するのか!」ということでゴルファーの抵抗が大きいものでした。
何よりも当時は、ゴルフボール自体が貴重品でした。
今までのボールが使えなくなることの不満が強いことから、しばらくは2種類のタイプを併用し、移行期間を設けることで現在のラージボールへ移行することができたわけです。
また、クラブの規定を厳格にしたときも混乱は続きました。
ドライバーを飛ばないようにするために、反発係数を制限して「飛ばないドライバー」をルール化しました。
ドライバー以外にも、カップを狙いやすいパターを排除する規定を設けたときも大騒ぎです。
一部のパターはヘッドにガイドを設けているからアウト、でもよく似たパターはセーフだったりと混乱は続きました。

道具の形状だけでなく、「アンカーストロークの禁止」というパターの打ち方の制限とかも打ち出し、禁止するまでに相当の準備期間を設けて対応してきました。

ゴルファーにとっては、技術的にも経済的にも規制に入るまでの期間が必要です。
反面、「時代にあった規則」を設けた以上、なるべく早く実施しなければいけません。

2017年の改正案では、わずか2年後の2019年から実施するルール改正案が提示されました。
今回の大改正は「簡略化」がベースとなっています。
その中で「ドロップ」については、かなりルールが変わるので注意が必要となります。

ゴルフのルール改正で肩の位置からのドロップはなくなる

そもそもゴルフでドロップ自体は「救済」に当たります。
ボールが置かれた地点から拾い上げて別なところにドロップするためには、二アレスト・ポイントを定めます。

二アレスト・ポイントは救済の種類によって変わりますが、元の位置よりも「ホール(カップ)に近づかず」が大原則です。
腕を伸ばして肩と同じ高さからボールを落下させること、これがルール上のドロップだったわけです。

新しいルール改正では、この「ドロップ」という行為がなくなります。
肩の高さから落とす必要はなくなり、6インチプレースのように、ボールを芝草の上に置くことができるようになります。

ただし「プレース」は日本語にすると「置く」と訳されますが、新たなルールでは1インチ(約2.5センチ)の高さから落とすことが推奨されていて、転がらないように押し付ける「プレス」は認められません。
プレースしても二アレスト・ポイントのエリア外に転がりでるときは、何度も繰り返す努力が求められることになります。
それでもダメなときは・・・・・・エリア外でもOKになります。

つまり新しいルール改正では、エリアの制限がかなり緩和されたと言うことになります。

ゴルフルール改正でドロップの範囲の基準が変わる

現行のゴルフルールと比べると、ドロップするエリアの解釈が緩和されます。

何よりも儀式のようなドロップする前の行為が必要なくなることが、ルール改正の大きなポイントになっています。

まず、二アレスト・ポイントの基点となっていた、ゴルフクラブでの計測が必要なくなります。
「ワン・クラブレングス」とか「ツー・クラブレングス」という尺度がなくなり、インチで範囲が決まるからです。

無罰の救済は20インチ、センチに直すと約50センチの範囲にボールを置き換えることができます。
罰打の救済は80インチ、約2メートルですからワンピンの範囲内と言うことになります。

これまでも「持っているクラブ」なのか「使用するクラブ」なのか、ルールブックではあいまいな部分があって、裁定集によって判断されてきました。

ルール改正によって数値で範囲が明示されたことから、ビギナーゴルファーや第三者にとっても分かりやすいルールに変更されることになります。

一方で実際にプレー中に計測するとしたら、ルール改正に合わせて各プレーヤーには50センチと2メートルの紐の所持が推奨されるかもしれませんね。

ゴルフルール改正でウォーターハザードとドロップが変わる?

現在のゴルファーが実際にドロップする場面では、「池ポチャ」が一番多いのではないでしょうか。

しかしルール改正によって「ウォーターハザード」という名称がなくなります。
新しい名称は「レッド・ペナルティーエリア」で、以前の赤杭の池「ラテラル・ウォーターハザード」が「迅速なプレー」を目指すため主たる池になります。

ラテラルとは「横からの」という意味ですから、赤杭の池では横にドロップします。
つまり今後はこの「横に出す」救済が主たる池の処置法となるはずです。

昔は「赤杭のコースはダメ」と言われていました。
池に落ちたら「池の後ろから打つ」ことがフェアで、横から打つのはアンフェアと考える人が多かったからかもしれませんが、イエロー・ペナルティーエリアの処理方法が遅延につながるという理由であれば、思い切った決断だったのではないでしょうか。

確かにゴルフを始めたばかりの人は、「横から打つ」ほうが分かりやすいし、何よりも池の後ろまで戻る時間を節約できます。

ちなみに、レッド・ペナルティーエリアのドロップ法は3つです。
1つ目は、元の位置から打ち直す。
2つ目は、進入口の後方20インチ(約50センチ)以内にドロップ。
3つ目は、進入口から横に80インチ(約2メートル)以内にドロップ。

レイアウトにもよりますが、圧倒的に3つ目の処置が有利になります。
またイエロー・ペナルティーエリアは1つ目・2つ目の2つの処理方法となります。

ルール改正のお陰でゴルフの初心者でもドロップで迷わない!

プレーヤーにとって有利となるルール改正と言えば、バンカーのドロップの方法だと言えます。

今まではバンカーの中でアンプレアブルを宣言したとき、ドロップできるのは同一バンカー内です。
ただし同一バンカー内では、ボールがあった位置よりも後ろ側にドロップしなくてはいけません。
ルール的には問題ありませんが、実際にその間隔がないときは、バンカー外にドロップしたくても認められていません。

対してルール改正されるバンカーの救済は、同一バンカー内は1罰打、バンカー外へは2罰打でドロップできるようになりました。
またアンプレアブルの原因となっていた枝や葉を取り除くことや、そのために指やクラブやレーキなどで砂を触っても無罰になりました。

特殊な条件化で特別なルールを排除したことで、ゴルフの初心者でも違和感なくプレーを楽しむことができるようになるはずです。

ドロップ方法が変わるゴルフのルール改正は2019年の予定

ゴルフのルールが根本的に変わるというのは、たぶん近代ゴルフ史上で初めてのことです。

伝統的な名称のスルーザグリーンはゼネラルエリアと名称を変更して、初心者でも分かりやすい言葉に改めたようです。
またウォーターハザードがペナルティーエリアとなったことで、エリアに入るとペナルティーを課せられることが分かる表現に変わりました。

ドロップも実践的な形を採用したことで、いちいちマークをしてマーカーにドロップ位置の確認を求める儀式もなくなり、スムーズにプレーが進行できるようになります。

元々ゴルフの基本は「あるがまま」の状態で打つことです。
ボールを拾い上げた時点で、その基本は崩れたわけですから、理由の如何を問わずにサッサとプレーを始めることを優先したドロップの処置法となったわけです。

ちなみに新しいゴルフのルール改正は、今のところ「案」なので、これから2019年までにはまだまだ変更される可能性があること、また追加される可能性があることも知った上で準備をするようにしましょう。

新しいゴルフのルール改正もいずれ複雑になる予感

ゴルフのルール改正は、いつも定着するまで混乱するものです。

その混乱で収拾がつかなくなると、2年後に小改正が行われ、4年後には大改正が行われていきました。

2017年に出されたルール改正案も、また手が加えられ、いつしか今と同じように複雑なルールと化していくことになることでしょう。
最初のゴルフは水鳥の羽を丸めて棒切れ打っていただけの単純なゲームだったのですから。