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エポン【遠藤製作所】のゴルフクラブの評価を検証してみた

2017.4.25

世界的に良質な工業製品の代名詞ともなった『Made in Japan』。
日本人としては誇らしい限りですが、それはゴルフクラブも例外ではありません。

国産ゴルフクラブメーカーとして内外有名ブランドのOEMを数多く手がけ、また自社オリジナルブランドはトップアマから熱烈な支持を受ける遠藤製作所。

その遠藤製作所の自社オリジナルブランド エポン【EPON】をご存知でしょうか?

そんなエポンのゴルフクラブの評価を今回、検証します。

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遠藤製作所と自社ブランド【エポン】について

新潟県燕市に本社を置く株式会社遠藤製作所はステンレス製品、自動車用鍛造部品、そしてゴルフクラブ製造をする金属加工メーカーです。

特にゴルフクラブのヘッド製造技術に関しては国内トップクラスの技術を持ち、内外の有名メーカーのOEM供給を数多く行っています。

もともと燕市は新潟県県央部に位置し、古くから国内金属加工業のメッカとも呼ばれています。
17世紀初頭に水害で疲弊する農民を救済する為に、その時の治世者が副業として行なえるように、江戸から鍛冶職人を招聘し根付かせたのが始まりと言われています。

そんな金属加工業の最盛地で生まれた遠藤製作所が、ゴルフクラブの自社ブランドとして展開しているのがエポン【EPON】で、子会社のエポンゴルフ株式会社を通じて販売されています。

1990年頃にはタイに現地法人の製造工場を操業開始し、100%の『Made in Japan』とは言えないかもしれませんが、最終組み立てはほとんど日本国内で行なっているようです。

加工精度の高さ、プレイヤーに合わせたカスタマイズの自由度等が高く評価され、玄人好みのゴルフクラブとしてトップアマを中心に愛用されています。

ちなみにエポンの語源は『epoch-making エポックメイキング』から来ているとの事。
新時代を開く画期的なゴルフクラブ造りを目指して名づけられたそうです。

エポンのゴルフクラブ 多種多様なウッドの評価

現在エポンゴルフでは6種類ほどのドライバーヘッドがラインアップされています。

飛距離を求めるプレイヤーに評価が高いのが「ZERO」で、現在は後継の「ZERO改」になっています。
前モデルは415cc、現在のモデルは435ccになりましたが、いずれも玄人受けするディープフェースです。
フェース、クラウン、ソール全てがチタン鍛造で贅沢な造りになっています。

オフセンターヒットにはシビアですが、真芯を捉えた時の飛距離は抜群で高い評価を得ています。
万人受けのドライバーではなく、ある程度ヘッドスピードがありスイングが安定したゴルファー向けと言えるかもしれません。

それから「パーシモンヘッドで糸巻きボールを打った様な打感」と高評価なのがAF-103&105ドライバーです。

ドライバーの重要なファクターである打感と打音。
気にする方も非常に多いと思いますが、このドライバーはいずれも良いと高い評価を受けています。
460ccの純チタンヘッドは顔つきもアドレスした際の安心感を生む良い顔つきです。

最新のモデルは「AK-26」と言って、チタン鍛造フェースにチタン鋳造ボディを組み合わせたヘッドです。
時代の流れかエポンで最初の可変機能付き(所謂カチャカチャ)のクラブヘッドになっています。

まだ発売したばかりのドライバーなのでネット等の評価は少ないのですが、上述したドライバーに比べ打感、打音は劣るとの評価が散見できました。

エポンゴルフのウッドも今後は「カチャカチャ付」が主流になるのでしょうか?

重量管理が素晴らしいエポンのゴルフクラブ アイアンの評価

「エポンゴルフと言えばアイアン」
と言われるくらい、エポンの中でも評価が高いのがアイアンシリーズです。
現在6種類のアイアンがラインアップされていますが、いずれも軟鉄鍛造製アイアンです。

大きく大別すると軟鉄鍛造のワンピースヘッドのモデルと、鍛造バネ鋼のフェースと軟鉄鍛造のボディを組み合わせたツーピースヘッドのモデルに分けられます。

ワンピースヘッドモデルは「AF-Tour MB」「AF-Tour CB」「AF-303」の3モデルで、ツーピースヘッドモデルは「AF-503」「AF-703」「AF-705」の3モデルになっています。
「AF-705」は2017年5月発売予定の新製品です。

各製品の特長はエポンゴルフのホームページをご覧頂ければ詳細が分かりますので割愛させていただきます。

エポンゴルフのアイアンヘッドが高い評価を受けている最大の理由は、その製品精度の高さと言われています。

ご存知の通りゴルフクラブは長さと重量がそれぞれの番手によって違いますが、振り心地を揃えるためにアイアンセットは7グラム前後刻みの重量フローが推奨されています。
ロングアイアン~ショートアイアイアンまでの総重量を7グラム刻みで重くしていきスイングバランスは同一(スイングバランスフローの場合もあります)にするという、ゴルフギアの世界では常識的な理論です。

最近では米プロゴルファーのブライソン・デシャンボーが使用するワンレングスアイアン(全てのアイアンが7番アイアンと同じ長さ)なんて言うのもありますが、まだまだ異端と言えるでしょう。

数年前の話ですが、筆者が量販店で購入した国内正規品有名米国ブランドのアイアンセットを、工房に持ち込みリシャフトしてもらう際にヘッド重量を測ってもらったところ、7グラム刻みどころかすべてバラバラで9番とPWに至っては9番の方が重たいと言う有様でした。

総重量とバランスを合わせるためにシャフトのネック部分から真鍮の棒やら樹脂の塊などがゴッソリ出てきて唖然とした思いがあります。

一方知人がオーダーしたエポンゴルフのアイアンは3番アイアンからPWまできっちり7グラム刻みで、その重量管理の素晴らしさに嘆息しました。

「AF-Tour MB」「AF-Tour CB」「AF-303」が上級者向け。
「AF-503」「AF-703」「AF-705」が中級~上級者向けと言った位置づけと思われます。

いずれのモデルも高い評価を受けており、また大手メジャーブランドに比べモデルライフも長いので所有感も高いと言えるでしょう。

エポンは全てチタン製 FW&ユーティリティの評価

フェアウェイウッドが3モデル、ユーティリティが3モデルの合計6モデルのラインアップです。
アイアン型ユーティリティの「AF-903」以外は全てチタン製ヘッドと言う贅沢な造りになっています。

今でこそチタン製のFWは増えてきましたが、鍛造チタンヘッドの製造では一歩先を行く感のあるエポンゴルフです。
アドレスした際の座りの良さや気持ちの良い打感に高い評価が集まっています。

ウッド型ユーティリティの「AF-903HYB」はユーティリティでは珍しくこちらもフルチタン製で、打感、操作性に優れていると評価されています。

アイアン型ユーティリティの「AF-903」は中空ヘッドの軟鉄鍛造製です。
打感はイマイチと言う評価が多いですが、アイアンタイプの顔が好きで同じ流れで揃えたい方には良いかもしれません。

新モデルの「AF-905HYB」が2017年6月発売予定です。

エポンのゴルフクラブを購入する際の注意

はっきり言っていずれのモデルも量産メジャーブランドに比べて割高です。
高価ゆえにご自分に合ったクラブ選びは慎重にされる方が良いでしょう。

出来るだけコストを抑えるために中古クラブを購入と言う選択肢もあります。
ウッド系クラブならまだいいのですが、特にアイアンセットは慎重に選ぶ必要があります。

エポンゴルフのアイアンセットは前オーナーに合わせてフィッティングされていますので、必ずしもご自分に合うとは限りません。
ライ、ロフト角はある程度調整可能ですが、シャフトの長さや硬さが合わず結局リシャフト、再調整で新品買うより高くついたりしたらシャレにもなりません。

高い評価を受けているからと、大丈夫と思って安物買いの銭失いにならないように注意が必要です。

エポンゴルフが認定する正規取扱店は全国にあります。
正規取扱店以外での購入は万が一の際、保証の対象にならない場合があるそうなのでお気を付けください。

正規取扱店リストのリンクを貼っておきますので、ご興味ある方はお近くの取り扱い店に問い合わせてみてください。
http://epongolf.co.jp/shoplist

エポンゴルフの競合は『三浦技研』

エポンゴルフと比較検討される事が多いのが『三浦技研』です。
兵庫県神崎郡市川町に本拠地を構えるゴルフクラブメーカーで、軟鉄鍛造アイアンを中心にトップアマから評価の高いブランドです。

ちなみに兵庫県神崎郡市川町はゴルフクラブ製造が盛んな土地で、刀鍛冶の技術を応用した製造方法で国内でのゴルフクラブ製造発祥の地と言われています。

ドライバーからパターまで幅広いラインナップを製造していますが、やはり圧倒的な支持を誇るのは軟鉄鍛造のアイアンシリーズです。

MGヘッドシリーズと名付けられた中でもアイアンヘッドは純国産性で、重量誤差は±0.5g以下と言われています。

エポンゴルフ同様にプレイヤーに合わせたカスタマイズが可能ですが、ライ、ロフト角のみならずフェイスの輪郭形状、ソール形状、トップライン形状まで若干の変更が可能です。
*モデルによっては不可能な物もあるようです。

エポンゴルフの有力な対抗馬として比較検討の価値あるブランドと思います。

メーカーホームページ
http://www.miuragiken.com/index.html

評価の高いエポンゴルフのクラブを使いこなそう

ツアープロが使用するメジャーブランドの同じモデルを使用するのもある意味拘りです。
しかしながら「知る人ぞ知る」地クラブブランドのエポンがゴルフバッグに入っていたら、ゴルフに造詣の深い人から一目置かれる事と思います。

「腕前が伴わないとカッコ悪い・・」そうお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、それに恥じぬよう練習を重ねエポンのゴルフクラブを使いこなしてみてはいかがでしょうか?

エポンのゴルフクラブ同様、貴方のゴルフに取り組む姿勢が評価されますよ。

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