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ナイキゴルフのブランドイメージとは。やさしい?派手?

      2016/12/12

ナイキゴルフのブランドイメージとは。やさしい?派手?

ナイキがゴルフ事業に参入したのはおよそ20年前。

ナイキロゴを入れたゴルフボールからでした。

その後02年にクラブも開発し、タイガー・ウッズの活躍もあり一気に一流メーカーの仲間入りしました。

ただ、残念なことにゴルフ用品から撤退するというニュースが飛び込んできましたね。

そこで今回はナイキのブランドイメージや歴史についてお話ししていきたいと思います。

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なんといってもナイキといえばタイガー・ウッズ!

ゴルフをしている人でタイガー・ウッズを知らない人はいないでしょう。

ちょうど20年前、今でも1996年のタイガー・ウッズの鮮烈なデビューを覚えているゴルファーは多いのではないでしょうか。

全米アマを3連覇しとてつもないスケールのプレーをする選手がいるとその名はアマチュア時代から話題になっていました。

そのタイガー・ウッズのプロ入り発表に、ゴルフ界のみならず、世界中が大いに沸きました。

プロ入りとほぼ同時にナイキと大型契約を結んだウッズは年が明けた97年の世界4大メジャーのマスターズを史上最年少で優勝しました。

その時の優勝スコア18アンダーは現在も破られていない歴代最小スコアです。

その後もメジャー選手権優勝14回、史上2人目のトリプルグランドスラム達成、生涯獲得賞金額1億ドルを突破と輝かしいプロゴルファーの道を突き進みます、

まさにタイガー・ウッズの栄光とともにあったナイキゴルフ。

ナイキゴルフはタイガー・ウッズのイメージだという読者は多いことでしょう。

ナイキのゴルフ事業参入については、タイガーの存在なしに語れません。

しかしナイキがタイガーと用品契約を結んだとき、ナイキにはクラブもボールもなく、本当にトッププロが使えるようなプロダクトが生まれるのか、様々な憶測が流れましたが、1999年にボールが登場し、2001年にはクラブも正式に発売されました。

現在、世界中のナイキアスリートが、ナイキゴルフのプロダクトを使用していますが、スタートは”本当に何もない、文字通りゼロからのスタート”だったのでした。

ナイキゴルフのイメージは革新的なテクノロジー!

タイガーがプロゴルフの世界に入った時、ドライバーのヘッドはステンレス製でヘッド体積は200ccを切っていました。

ボールは、まだ糸巻きバラタボールが主流でした。

そんな時代から、ナイキゴルフは革新的なテクノロジーをアイデアに盛り込んだ、様々なプロダクトをゴルファーに提供して来ました。

ショートアイアンをマッスルバック、上の番手をキャビティにしたセットを、標準で大々的に販売したのはナイキが最初でした。

ウッドのソールに配置された溝も、ナイキが早くから採用していました。

ドライバーも年々巨大化して行きヘッド体積を460ccに制限された中で、さらにヘッド形状が進化できる可能性を示したモデルをナイキは提案してきました。

ラバー素材を使うのが当たり前のゴルフボールの世界で、レジン素材を採用し、トッププロが使用するまでになりました。

ドライバーの素材が、ステンレスからチタンに変わったようにゴルフボールの世界も進化していく予感の始まりでした。

ゴルフギアが劇的に変わった10年余りの期間に、その時その時で、驚くような革新的な進化を盛り込んだプロダクトがナイキから生まれてきました。

まさに革新はナイキゴルフのイメージそのものです。

ナイキゴルフのイメージは派手な色使い!

ナイキのクラブは黄色や赤、緑など派手な色使いが特徴で思わずヘッドカバーを全部外してキャディバックに入れたくなるほどです。

ナイキはスニーカーでその名を世界に轟かせましたが、独特の派手なスニーカーの色使いがゴルフクラブにも影響を与えたのでしょうか。

そして何と言っても躍動感溢れるスウッシュ (Swoosh)のロゴがアスリート感をかもし出しています。

このロゴですがスワッシュと読まれることも多いのですがナイキジャパンではスウッシュとなっています。

アイアンに刻まれたロゴも黄色や青などカラフルです。

派手な色使いから特に若い世代のゴルファーに人気を誇っています。

ゴルフ場は木々やフェアウェイなど緑の自然が溢れていますが、ナイキのクラブのカラフルな色は実に緑の中で映えてプレー中でもゴルファーの心を弾ませてくれます。

中には幸せの黄色いドライバーと名づけられある種の”げんを担ぐ”人たちにももてはやされているクラブもある様です。

黄色は特にナイキのアイコン的なイメージカラーになっています。

ナイキゴルフの始まりから終わりまで

ナイキが最初にゴルフ用品に参入したのはボールからです。

そのナイキの新しいボールは、糸巻き構造とは違い、ボールのセンターに合成ゴムを使ったソリッドボールと呼ばれるものでした。

これがナイキの革新の始まりだったのです。

そして2002年ナイキはゴルフクラブを発売します。

これによりボール、アパレル、ゴルフクラブとナイキでトータルなコーディネートが完成します。

正面にスウッシュのロゴが大きく入ったキャップを被ったタイガーが飛びぬけた強さで優勝を重ねていくと共にナイキゴルフも全盛期を迎えます。

ナイキの2015年売上高は306億ドルで世界一のスポーツメーカーです。

けれど2015年のゴルフビジネスの売上高は7.71億ドルで全体の2.5%。

ゴルフビジネスは同2%減でした。

現在のゴルフ用品の低迷をみるとその厳しい状況が推測できます。

そして遂に2016年の8月に、ナイキゴルフがクラブ、ボール、バッグなどの用品類からの撤退を発表しました。

タイガーとともに、過渡期を駆け抜けたナイキゴルフのクラブ。

ビジネスの世界では成功とは呼べなかったかもしれませんが、その勝利の実績と技術的な革新は、断じて失敗ではなかったのではないでしょうか。

時代の徒花と呼ぶには、あまりにも強烈な印象を残しました。

今後ナイキゴルフとクラブ契約しているプロはどうしていくのか

タイガー・ウッズを始めとし、ロリー・マキロイ、ミッシェル・ウィーなどナイキと契約している世界的に有名なゴルファーは今後の動向がおおいに気になるところです。

どの選手も次の使用クラブのメーカーを探さなくてはなりません。

シュワーツェルの様に早々と移籍を決めた選手もいますが、ロリー・マキロイは次の用具契約先は時間をかけて選定すると答えています。

すでに最近の試合では他メーカーのクラブも試しているようですが、まだ契約までには至っていない様です。

マキロイはナイキと契約したことで良い経験がたくさんできたと総合スポーツ用品メーカーとの契約の良いところも話しています。

とは言ってもこれだけのイメージの良いビッグネームを他メーカーが放っておくはずも無くすでに獲得競争は始まっている様です。

しばらくは目が離せませんね。

タイガー・ウッズは移籍問題もありますが予定されていた復帰戦も欠場になり、まず復帰がいつになるのかが心配されるところです。

歴代のナイキゴルフの名器たち

10数年でゴルフギア事業からの撤退を決断したナイキですが、これまでにナイキらしい革新的な技術を盛り込んだ数多くのクラブを発表しています。

ドライバーではナイキフォージドチタン、タイガーの復調を助けたイグナイト、サスクワッチ+460ドライバー、サスクワッチSUMO、発売当時、四角いヘッド形状で世間を驚かせたSUMOスクエア、サスクワッチSUMO2 5000。

アイアンでは、フォージドアイアン・プロコンボ 、スリングショット 、吸い付くような打感のCCiフォージド、サスクワッチSUMO、などその時代時代のゴルフ事情までもクラブと共に思い出されて来ます。

そしてクラブに話題が行きがちですが、ナイキのパターもまたデザインとツアーに裏づけされた技術で名品が数多く販売され人気を博していました。

きれいなブルーが印象的なブルーチップBC、単一素材のパターの中ではとにかく打感が最高と評判のユニタイズド ティエンポ、METHODなど発売前から口コミで人気が出て発売後は在庫切れになるパターもありました。

ゴルフの一時代を駆け抜けたナイキのギア

ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズとの契約もあり一躍話題になったナイキゴルフですが、そのデザイン性や機能からも多くのゴルファーの支持を受け、まさにゴルフの一時代をスウッシュのロゴと共に華麗に駆け抜けました。

事業の撤退は驚きと同時に大変惜しまれるところではありますが、ナイキゴルフがこれまでのゴルフスタイルに大きな影響を与えた事は誰もが認めるところです。

それまではウエアにおしゃれの重点を置いていたゴルファー達もクラブのおしゃれを知りそれはこれからも続いていくでしょう。

シューズ、キャディバッグのみならずクラブもカラーで個性を強調する楽しみを見つけたからです。

そして私達はこれまでのナイキゴルフの情熱と素晴らしい業績を忘れる事はないでしょう。

ナイキの撤退により大量生産によるゴルフギア、特にクラブを作るビジネスモデルに限界と翳りが見えてきたような気は否めませんが、ナイキに変わる斬新なギアを作り続けてくれるメーカーに今後は期待したいものです。

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