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アマチュアゴルファーはなぜ賞金が貰えない!?副賞まで!?

      2016/12/29

アマチュアゴルファーはなぜ賞金が貰えない!?副賞まで!?

最近特にアマチュアの活躍が目立つようになったプロゴルフの世界。

プロは賞金で飯を食っていくので貰えるのが当然ですが、アマチュアはなぜ貰えないのでしょうか。

決勝下位で終わると賞金もたかが知れているみたいですが、それすら貰えないのでしょうか。

そこで今回はアマチュアと賞金にまつわる話をしていきたいと思います。

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アマチュアゴルファーは賞金を貰えない理由

アマチュアゴルファーが賞金をもらえないのは、日本ゴルフ協会のアマチュア資格規則で決まっているからです。

「規則3 賞品」で”アマチュアゴルファーはマッチ、競技あるいはエキシビションで、賞金やそれと同等のものを目的にゴルフプレーをしてはならない。しかしながら、アマチュアゴルファーは参加前にそのイベントでの賞金を受け取る権利を放棄することを条件に、賞金または同等のものが提供されているマッチ、競技あるいはエキシビションに参加することができる。”とあります。

その他、チャリティーゴルフへの参加の規則、賞品の限度額について、記念品について等細かく規則があります。

アマチュアゴルファーが唯一もらえる賞品はホールインワン賞です。

ゴルフのラウンドをプレーしている間に達成するホールインワンに対して、賞金を含め規則にある限度額を超える賞品を受け取ることができるのです。

しかし今年初めに全英ゴルフ協会が「事前の手続きを踏めばアマチュアが出場したツアーで獲得出来る賞金をチャリティー活動に充てることが可能となる」と規則を変更しました。

日本ゴルフ協会ではまだ運用されていませんが、変更されたとしても結局はアマチュアゴルファーの手には賞金は入らないということですね。

アマチュアの順位の賞金はどこへ行く?副賞は?

アマチュアゴルファーは賞金をもらえないので、もらえるはずの賞金は次の順位の人になります。

ですから最近で言うと畑岡奈紗選手が日本女子オープンで優勝しましたが、その優勝賞金と副賞は2位の堀琴音選手がもらうことになりました。

そしてその賞金額は賞金ランキングにも加算されます。

堀琴音選手は初優勝を目の前にしていたのでとても悔しかったでしょうが、賞金ランキングには加算されたので年間シード等を考えると嬉しい結果ですよね。

アマチュアゴルファーはトロフィーと名誉と将来を手にできます。

アマチュアが一度でもプロツアーで優勝すればプロになった時に確実にスポンサーが付きますので、「将来を得る」という意味では賞金は貰えなくても大きいです。

そして優勝して1週間以内にプロになる申請をすれば、プロテスト免除でプロゴルファーになることができます。

石川遼選手、宮里藍選手が代表的ですね。

また畑岡奈紗選手も申請したので今年の残りのトーナメントにプロとして出場することになるでしょう。

アマチュアはゴルフメーカーとのスポンサー契約もダメ?

アマチュアのスポンサー契約に関しては日本ゴルフ協会の「規則2 プロフェッショナリズム」に記載されています。

2-2 契約と合意の項目で”アマチュアゴルファーは第三者(プロフェッショナル・エイジェントやスポンサーに限定されない)と契約や合意を締結することができる。

①ゴルファーが18才以上であること

②その契約や合意が単にそのゴルファーのプロフェッショナルゴルファーとしての将来に関するものであり、特定のアマチュアイベントやプロフェッショナルイベントでアマチュアゴルファーとしてプレーすることを条件として要求するものでないこと。

③規則で別途規定されている場合を除き、アマチュアゴルファーはアマチュアである間は直接的にも間接的にも報酬その他いかなる金銭的利益を受けないこと”と契約すること自体は許されているものの細かく規則が設けられています。

将来性を見込んだ契約なら許されるということですね。

これがアマチュアゴルファーでもトーナメントで優勝していると確実にスポンサーが付く「将来を得る」ということなのでしょう。

トップアマチュアが賞金を貰えるプロには簡単になれる?

トップアマチュアでも自分でプロと名乗るだけでプロゴルファーになれるわけではありません。

日本ゴルフ協会から「プロゴルファー」と認定される必要があります。

それにはツアートーナメントで優勝するか、プロテストに合格するかのどちらか1つクリアしなければなりません。

そしてツアープロには年齢制限が設けられています。

男子は16歳以上、女子は18才以上です。

年齢基準を満たしているアマチュア選手が、ツアートーナメントで優勝して1週間以内にプロ宣言を行えばプロゴルフ協会からツアープロとして認められます。

もしその選手がその時に在学中だったとしてもプロになることはできます。

トップアマチュアはツアートーナメントで優勝すれば、確かに簡単に賞金を貰えるプロゴルファーになることはできます。

しかしほとんどの選手は日本プロゴルフ協会が実施するプロテストを受け、合格することでツアープロとして認定されます。

プロテストは予選、第1次、第2次、最終の4段階に分かれています。

それぞれの段階で2~4日間の競技を行い、成績上位者が次の段階に進みます。

その合格率は3~5%と言われています。

この点で言いますとトップアマチュアが賞金を貰えるプロゴルファーになるのは大変難しいと言えます。

アマチュアゴルフの数ある大会。賞金ではなく何か貰える?

アマチュアゴルフの大会はたくさんあります。

もちろんアマチュアの大会なので賞金は貰えません。

大会によって賞品は様々ですが、ゴルフ用品や、ゴルフショップの商品券、ゴルフ場の優待券などが貰えます。

中には、他の大会の出場権がもらえる大会もあります。

賞品でも規則によって限度額があるので、ツアープロの副賞の様な高級外車などの超豪華賞品というのは貰えません。

GDOのアマチュア大会ではGDOのポイントを20,000円分というような主催者ならではの賞品もあります。

アマチュアゴルフ大会に参加する人たちは、賞品を目的に参加しているのではなく、自分の実力を知るために参加している人がほとんどです。

中には、地方大会から全国大会まで進むような大きな大会もあります。

また、アマチュアゴルフ大会には団体戦もあるので、所属しているゴルフ場から選ばれて参加する場合もあります。

そのような場合は、練習ラウンドとして無料でラウンドするなどの特典はあります。

あくまでも「賞金」は貰えないということですね。

そしてもちろんツアートーナメントで優勝したとき同様、トロフィーを貰うこともできます。

過去アマチュアでプロの試合に勝ったゴルファー達

まずは宮里藍選手です。

高校3年の時に「ミヤキテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で優勝しプロ宣言をしてプロゴルファーになりました。

彼女が史上初の高校生プロゴルファーです。

そして石川遼選手です。

彼のアマチュア時代は本当にすごかったです。

15歳で「マシングウェアオープンKSBカップ」に初出場で史上最年少優勝しました。

この優勝は世界最年少優勝記録としてギネスワールドレコードに認定されました。

アマチュアのツアー優勝は1980年の倉本昌弘選手以来で史上2人目でした。

その後16歳でプロに転向しました。

そして今世界で大活躍している松山英樹選手です。

彼はアマチュアにしてマスターズにも参加しました。

そこで日本人初のローアマチュアを獲得しました。

同じ年に「三井純友VISA太平洋マスターズ」で史上3人目のアマチュア優勝を果たしました。

最近では、勝みなみ選手です。

「KKT杯バンテリンレディスオープン」で女王イ・ボミ選手を抑えて史上最年少となる15歳で優勝しました。

そして記憶に新しい畑岡奈紗選手です。

「日本女子オープン」でアマチュア史上初メジャー優勝をしました。

大会での最年少優勝記録、日本女子プロゴルフツアー公式戦最年少記録と3つの記録更新を成し遂げました。

今後のゴルフを変えるかもしれないアマチュアたち!

アマチュアゴルファーが賞金を貰えないのを不思議に思う人は多いでしょう。

しかしあくまでもアマチュアなので賞金を貰えないのはしょうがないのです。

最近アマチュア選手の活躍が目立ちます。

女子では特に勝みなみ選手、畑岡奈紗選手とここ数年でアマチュア選手がツアートーナメントで優勝しているのでどのくらいすごいのかわからなくなってしまいますが、歴代の優勝者の少なさとその選手たちの名をみてすごさを実感ですよね。

解説で樋口久子さんが「アマチュア選手の技術はすさまじい進化を遂げているけど、プロゴルファーの技術が進化していないから最近はアマチュア選手が頭角を現している!もっとプロ選手にはがんばってほしいですね。」とチクリと言っていました。

確かに最近は上位に名を連ねるメンバーも同じ人ばかりでアマチュア選手がそこを揺るがすことが増えているように思えます。

今のトップアマの子たちがプロになったときが非常に楽しみですね!

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