ダイナースプレミアムカードとはクレジットカードの高級ブランドと言われています。
入会基準が厳しく、発行会社から招待されたダイナースクラブカード会員しか申し込むことができません。
つまり持っているだけでステータスとなるカードなのです。
そのため付帯されているサービスも通常のものとは異なり、なんとゴルフ保険まで自動付帯されているのです。
ダイナースプレミアムカードとは
ダイナースプレミアムカードを申し込むための招待状は、ダイナースクラブカードを利用している期間の使用状況等で判断し発行会社が選抜して送ります。
当然選抜基準は非公開ですので、どのように選ばれているのか誰も分かりません。
発行会社にとってダイナースプレミアムカードの利用を招待したい人となると、カード利用が多い方、そしてその支払いをきっちり行っている方を優遇するのは当たり前でしょう。
ダイナースプレミアムカードの招待状が欲しい人は、公共料金や買い物の支払いなどをダイナースクラブカードにまとめると良いでしょう。
ダイナースプレミアムカードの年会費は130,000円(税別)です。
2等親の家族までは年会費無料の家族カードを発行してもらえます。
実はこの年会費、カード会社の年会費の中で3位に次ぐ高さになります。
またカードを利用するとポイントが貯まるのですが、そのポイントをマイルへ交換することができます。
しかし1年間でマイルに移行できるのは100,000マイルと定められているので注意しましょう。
これだけの高級カードなのですから自動付帯されるゴルフ保険への期待も高まります。
ダイナースプレミアムカードに付帯されているサービスは
基本情報だけを見てもダイナースプレミアムカードの高級さが分かります。
それではそんな高級なカードに付帯されているサービスとはどのようなものがあるのでしょうか。
・障害死亡/後遺障害保険
・障害治療費用保険
・疾病治療費用保険
・賠償責任保険
・携行品損害保険
・救援者費用保険の付いた海外旅行保険
最近はクレジットカードに付帯していることが多いですが、ダイナースプレミアムカードは補償額が大きく、障害死亡・後遺障害保険に至っては最高1億円まで出るようです。
また海外航空便遅延費用保険も自動付帯しています。
合わせて国内旅行傷害保険も自動付帯しており、こちらも死亡後遺症で最高1億円まで出ます。
それから、カードで購入した物が購入日より90日以内に破損や盗難、火災等の事故で損害を被った場合に500万円まで保証してくれるショッピングリカバリー保険も付帯しています。
そしてゴルフ保険も自動付帯しており、保証金も通常契約するもの以上の内容になっています。
ゴルフ保険に関しては後に詳しく説明していきましょう。
それ以外にもここでは紹介しきれないほどの付帯保険があります。
一般的なゴルフ保険の内容とは
ダイナースプレミアムカードに付帯されているゴルフ保険の内容と比較するためにも、まずは一般的なお金を払って入るゴルフ保険の内容から見ていきましょう。
一般的なゴルフ保険の補償内容は以下の通りです。
①第三者賠償責任
②ゴルファー傷害
③ゴルフ用品損害
④ホールインワン・アルバトロス費用
保険料は3000円~20000円程度のものまであり、保険料によって補償される金額が変わります。
補償額
①3000万円~無制限
②100万円~900万円
③10万円~36万円
④10万円~100万円
保険は1年毎の更新となっており、毎年保険料を支払う形になっています。
ゴルフは危険なスポーツではないからと勘違いしている人がいますが、時速200kmくらいで飛ばされた硬いゴルフボールは凶器となり得ます。
他のプレーヤーへ当ててしまったり、自分が当たってしまったら、大怪我をするだけでなく最悪の可能性もあるのです。
またそれだけでなく練習中やラウンド中にクラブが折れてしまったりした場合も補償金が出るので、いろいろな意味でプレーをするのに安心です。
ダイナースプレミアムカードに付帯されているゴルフ保険
それではダイナースプレミアムカードに付帯されているゴルフ保険の補償内容は、どのようなものになっているのでしょうか。
補償内容は以下のように幅広いです。
①賠償責任
②ゴルフ用品損害
③ホールインワン・アルバトロス費用
④傷害保険/死亡
⑤傷害保険/後遺障害
⑥傷害保険/入院
⑦傷害保険/通院
補償金額
①1億円
②5万円
③10万円
④最高300万円
⑤日額4500円
⑥日額3000円
付帯されているものなのでゴルフに特化した内容の物の補償額は、一般のゴルフ保険と比べると低額ですが、賠償や傷害に関する補償は高額です。
何よりも「自動付帯」なので保険料を支払う必要はなく、ダイナースプレミアムカードを持つだけで保険が使えると言うのが最大の魅力と言えるのではないでしょうか。
ゴルフに特化した内容の補償を増やしたい人は、低額で補償の大きな一般的ゴルフ保険に加入し、必要なときはそちらの保険を使用すれば良いなど臨機応変に使い分けると良いでしょう。
ゴルフ保険は何個入っても構いませんが、使えるのは1個のみになります。
万が一が起こっても、2つのゴルフ保険を併用して補償金を貰うことはできないので気をつけましょう。
ダイナースプレミアムカードのその他のサービス
ダイナースプレミアムカードを持つことでゴルフ保険等の付帯保険以外にも様々なサービス特典があります。
それは、グルメやトラベル、エンタテイメントやゴルフとあり、特別料金で利用できたり、予約の難しいお店もダイナースプレミアムカードを持っていることで予約しやすくなったりすることです。
今回はゴルフ関連の特典に絞って紹介します。
名門ゴルフ場予約優待があり、国内の名門ゴルフ場90コースを発行会社が予約してくれます。
またそれだけでなく割引優待対象コースではプレー代が5000円引きされます。
プレー代に関しては月1回までプレー代の半額を発行会社が負担してくれます。
そしてプライベートレッスン優待もあり、対象スクールを平日50%優待、土日祝日は25%優待で利用することができます。
さらにゴルフレッスン、フィッティング、ゴルフ練習場等の優待割引があり、ゴルファーには嬉しい特典が盛りだくさんです。
それから、ゴルフ好きには嬉しい名門ゴルフ場でのオープンコンペやプレープランの情報を送ってくれます。
ダイナースプレミアムがダメでもゴルフ保険には入ろう
ゴルフ保険が自動付帯されるダイナースプレミアムカードがあれば嬉しいことがいっぱいなのですが、手にするにはかなり条件的に難しいのが現実です。
だからと言ってゴルフ保険を無視するわけにはいけません。
保険料が必要ですがゴルフ保険には加入すべきです。
ゴルフとは何もラウンド中だけが危険なわけではないからです。
ラウンドにはあまり行かないから1日保険で良いだろう、などと考えている人は考え直してください。
ラウンドへ行かずとも練習場へ行ったり、自宅で練習することもありますよね。
練習場で素振り等の際に近くの人にぶつけて怪我をさせてしまったり、グリップが滑ってクラブが飛んでしまいクラブが折れたりしたときでも補償してくれます。
また知らない人が多いのですが、自宅での練習中での怪我やクラブの破損も補償範囲内になる場合があることです。
アプローチの練習中にシャンクしてしまい隣の家のガラスを割ってしまったなんて場合にも補償金は支払われます。
ゴルフをする以上、ラウンドだけでなく危険なシチュエーションは様々な所にあります。
まだゴルフ保険に加入していない人はもう一度考えてみましょう。
ダイナースプレミアムカードのHPをチェック!
ここでダイナースプレミアムカードに興味を持った方は、HPがあるので内容を更に詳しく見てみてください。
特典やサービスが盛りだくさん過ぎてここに記すには限界がありました。
また「プレミアム」でなくダイナースクラブカードでも十分な特典やサービスはあります。
ポイントや特典を上手く利用して、ラウンド代を稼ぐのも一つの手です。