近年ゴルフ人口減少が問題とされています。
しかしそんな中、社会人女子ゴルファーが急増しています。
ゴルフ雑誌でも「ゴルフ女子」の特集が組まれたり、女子プロゴルファーのウェアに注目する女子目線の物が増えてきています。
ではなぜ、ここにきて女子たちがゴルフにハマってきているのでしょうか。
社会人ゴルフ女子のパートナーはゴルファー
社会人になってゴルフを始める男性が結構います。
恋人や旦那さんがすでにゴルフをしている場合、パートナーにゴルフを勧めます。
それがきっかけでゴルフを始める女子が増えているのです。
ゴルフに行くとほぼ1日を使います。
そのため彼氏や旦那さんがゴルフの日は暇になったり、寂しい思いをすることになります。
しかし自分がゴルフを始めてしまえば、そんな気持ちになることもなく、一緒にゴルフへ行けば、ゴルフデートにもなって一石二鳥です。
また一緒に練習へ行くなど2人の時間は増えるばかりです。
これが社会人女子がゴルフを始めるきっかけで最も多いのではないでしょうか。
またゴルフの面白いところが、最初はパートナーの勧めで何となく合わせて始めただけなのに、始めてみるとその面白さに憑りつかれてしまったと言う人もいます。
一緒に過ごすために始めたゴルフが、今や1人でも練習やラウンドに行くようになったと言う人も少なくありません。
ゴルフはおじさんのスポーツと言うイメージは、今や消えつつあります。
社会人女子に取って良い趣味、良い運動になるのがゴルフ
社会人になると新しい趣味を見つけるのが億劫であったり、難しかったりします。
スポーツジムに通うのも目標もないのに淡々と運動するのが趣味になるかと言うと微妙ですし、1人で何かを始めようと思ってもきっかけ作りが難しいです。
しかしゴルフであれば、先に話したようにパートナーがすでにゴルフをしているので新しい趣味として始めやすかったり、会社に少なくとも数人はゴルフをしている人がいると思いますので、一緒に練習へ行くなど入りやすいです。
ゴルフは個々にこだわりの強いスポーツなので教えたがりな人はたくさんいます。
周りに女子ゴルファーが増えるのは間違いなく喜ばれるので、レッスンを快く引き受けてくれるでしょう。
またゴルフは運動不足の解消にもなります。
日頃あまり運動をしていない人でもバスケットボールやフットサル、テニスのように激しいスポーツではないので取り入れやすいスポーツです。
デスクワークが中心の女子の場合、運動不足による足の浮腫みなど気になっている人は多いでしょう。
新しい趣味を楽しみながら適度な運動ができるゴルフが社会人女子に最適なのです。
社会人女子にとって大切な職場のつながり
社会人女子ゴルファーがゴルフを始めるきっかけとなったのが、職場のゴルフコンペと言う人も少なくありません。
女子に限らず、社会人にとって職場のつながりや取引先との接待ゴルフは珍しいことではありません。
「休みの日まで職場の人と過ごすのはちょっと…」とか、「接待とか全然気が乗らない!」と半ば強制的にゴルフを始めた人であっても、始めてみたらどっぷりハマってしまった人も多いです。
またゴルフを始めると不思議とゴルフ好きな人が周りに集まり、同じ趣味の人と話すきっかけが増え、部署が違って日頃話さないような人との繋がりもでてきます。
それによって仕事上のコミュニケーションもスムーズに行えたり、様々な情報を手に入れたりすることができます。
このように、ゴルフを始めるだけで仕事面でプラスになることがたくさんあるのです。
取引先との接待ゴルフでもほぼ1日を一緒に過ごすので良い関係を築くことができます。
しかし注意して欲しいのは、ゴルフは人間性を見られるスポーツでもあるので、マナーやルールをしっかりと守るように細心の注意を払いましょう。
ゴルフは出会いの場にもなる
学生の頃は何もしなくても自然と出会いがあるものですが、社会人になると自分で見つけなければ出会いはありません。
「ゴルコン」や「ゴルフ婚活」を知っていますか?
ゴルフを出会いの場として設けているイベントです。
そのようなゴルフのイベントを活用して出会いを見つけるゴルフ女子も増えています。
婚活パーティーのように堅苦しくなく、ゴルフと出会いを半分半分に楽しむことができるので、気構えすることなく参加しやすいので社会人の女子に大人気なようです。
ただラウンドするのではなく、レッスンを織り込ませているのでゴルフ上達にも役立ちます。
またそのようなイベントに参加しなくても、異性と一緒にプレーできるので異性との交流はできやすいです。
ゴルフ女子が急増していると言っても、やはり男性ゴルファーの方が割合は多いです。
またプレー時間も長いのでコミュニケーションを取る機会が多く、人間の本質を見ることもできるので婚活として最高のスポーツと言えます。
お洒落なゴルフウェアがいっぱい
多くの社会人女子ゴルファーが魅了されているのは、お洒落なゴルフウェアです。
昔のゴルフウェアは単色で地味なものが多かったのですが、最近はカラフルでお洒落なものが増えています。
その理由として、ゴルフメーカーだけでなく、アパレルメーカーもゴルフウェアを作り出したからです。
見るだけ、着るだけでテンションの上がるゴルフウェアがたくさん出てきました。
また緑の芝に映えるような派手目のデザインが多いのも特徴です。
社会人になると控えめなデザインの服を選ぶようになるのですが、ゴルフでも思いっきり派手でも浮くことはありません。
また多少年齢が行っても、女子力高めにミニスカートやショートパンツを履くこともできます。
最近は女子プロゴルファーのウェアもとてもお洒落なので、大好きな選手と同じブランドのウェアで揃えるのも良いでしょう。
女子のゴルフウェア専門雑誌も出ているくらいです。
近くのゴルフショップにないブランドであっても、現在はインターネットで購入できるので好きなブランドを手軽に購入することができます。
このようにお洒落を楽しめるスポーツもなかなかありません。
ゴルフはもう敷居の高いスポーツではない
昔はプレー代が数万円以上し、マナーやルールも非常に厳しく、ゴルフは敷居の高いスポーツでした。
おじさんのスポーツと言うイメージがあったのは、会社の管理職クラスの人しか入り込めないスポーツだったからでしょう。
しかし近年はプレー代もだいぶリーズナブルになり、週末でも1万円前後でプレーすることができます。
平日であれば5千円程度でプレーすることも可能です。
女人禁制のゴルフ場も昨年ようやく解禁になりました。
このように社会人女子ゴルファーがゴルフを始めやすい環境はできあがりました。
最近では女子ゴルファー向けのスイーツバイキング付きプランなどを始めているゴルフ場もあります。
ゴルフ場に隣接するゴルフショップでも女性もののウェアのコーナーが増えました。
ゴルフ=敷居が高い、男性のスポーツと言う考え方はもう古いのです。
女子がゴルフを始めるメリットは、ここに挙げただけでなくまだまだたくさんあります。
ゴルフに少しでも興味を持ったら、ぜひトライしてみてください。
ゴルフはお金がかかる、だから社会人向け!
昔に比べればゴルフにかかる費用はだいぶ低くなりました。
それでもやはりお金はかかるのは間違いありません。
ゴルフクラブにゴルフウェア、その他ゴルフ用品、そして練習費用にラウンド代が必要です。
しかし社会人であれば1回の飲み代を考えれば使えない金額ではないでしょう。
会社やパートナー、友人にゴルファーがいるのであれば一度挑戦してみるとその魅力にはまるはずです。