アイアンのスイングスピードを上げて平均飛距離アップ!

最終更新日:2017/09/27

アイアンの飛距離が足りなくて、いつもショートしてしまう。
後10ヤード飛距離が伸びればスコアがアップするかもしれない。

このように思うゴルファーは非常に多いですよね。

そんな時スイングスピードが上がれば、平均的に飛距離も上がるはずです。

そこで今回はスイングスピードアップのポイントを紹介します。

スイングスピードは平均飛距離に影響する

アイアンとドライバーで平均のスイングスピードは同じではないですよね。

当然ドライバーは長さもあり遠心力が大きくなるので、スイングスピードは上がります。男性の平均的なゴルファーで42m/sくらいでしょうか。
飛距離では230ヤードくらいの飛距離の方が多いです。

またアイアンは35m/s前後の方が多いです。
7番アイアンで150ヤードほどです。

対して男子プロゴルファーだとドライバーはスイングスピードが48m/s以上で飛距離は280ヤード以上が多く、7番アイアンだと45m/s前後で170ヤード程度になります。

この違いはミート率やスピン量といったスイングスピード以外の要素もありますが、それでもスイングスピードの差は飛距離に出ていると考えられますね。

そんなこと当然だよ、という方も多いと思います。
ただ、改めて数字にしてみるとスイングスピードがいかに飛距離を出すのに大切かよく分かりますね。
特にアイアンは曲げたくないがためにスイングを緩めて逆にダフり、トップをしている方や飛距離が安定しない方も多いと思います。

アイアンのスイングスピードを速くして平均飛距離をアップして余裕あるゴルフを目指してみませんか?

スイングスピードは腕を使っていては上がらない

アイアンのスイングスピードを上げようとして力いっぱいクラブを振ってダフってしまう方、トップをしてしまう方を練習場やコースでよく見かけます。

すごく気持ちが分かります。
ついつい、腕でクラブを思いっきり振ろうとしてしまいますよね。
特にコースでそれをやってしまうとスコアが縮まず100切り、90切りの大きな障壁になってしまいます。
それでは勿体無いですね。

ですからクラブは腕を使って振らないでください。
どんなに腕がムキムキのプロゴルファーも腕の力でクラブは振っていないのですから。

大切なのは腰から下の切り返しとインパクトです。
切り返しを早くすれば下半身の力で上半身とクラブを引き付けてくれます。
腕よりも大きな筋肉を使うのですから当然スイングスピードは上がります。
そして、ボールを打つ前のインパクトでさらにスピードが上がり、飛距離が伸びるのです。
このとき腕は体にくっつけておくイメージです。

絶対に腕の力でスイングスピードを上げようとしない。
それが平均的に安定してスイングスピードを上げるコツですね。

コントロールショットでもスイングスピードは緩めない

グリーンまで100ヤード、50ヤードのところからスイングスピードを緩めるようなスイングをしてトップしてしまったり、ざっくりダフってしまうということは多くの人が経験しているのではないでしょうか?

スイングスピードを緩めてしまうと、やはり腕でクラブを振ってしまいがちで、正しい軌道でヘッドが走ってこないのです。

グリーン周りのアイアンでのコントロールショットでは、スイングスピードを緩めるのではなく、振り幅で飛距離をコントロールするのが鉄則です。

もちろん、皆さんも短い距離をフルスイングしているわけではないはずです。
クラブを短く持ち、スタンスも狭くしていると思います。

そこで自然にスイングスピードがゆっくりとなる分には問題ありません。
ですが、わざとヘッドスピードを緩めてしまうのはアプローチを台無しにしてしまいます。
できるだけフルスイングと同じようなスイングのイメージでコントロールできるように、練習場でもスイングスピードが平均的になるように、コントロールショットの練習をしてみてください。

アイアンが安定すればゴルフの平均スコアはアップする!

練習場でドライバーばかりを練習している方をたまに見かけます。

確かに、皆が見ているティーグラウンドでミスショットはしたくないですし、ドライバーが飛ぶと気持ちよくラウンドできますよね。

ただ、それに対してアイアンの練習不足で、ドライバーとアイアンのスイングスピードがかなり違ってしまってしまい、飛距離はもちろん方向もあまり出ない方も多くみられます。

アイアンの練習をしっかりしていますか?
各番手の平均飛距離をしっかり把握できていますか?

そもそも、コースでドライバーを使うのは多くて14回ほどではないでしょうか?
そんなドライバーを使う機会よりアイアンを使う機会の方がずっと多いです。

つまりアイアンの飛距離、方向が安定すれば各ホールで余計に打っていた1打が減るのではないでしょうか?
そうすると平均的にスコアアップしますよね。

ライの悪い場所からも使うアイアンですから、練習場ではどのような場面でどんなショットを打ちたいのかよくイメージして練習してみましょう。
ドライバーの練習ばかりしている自覚がある人は今日からぜひ、アイアンの練習量を増やしてみてください。

体幹を鍛えてスイングスピードUP!

ダイエットや老化防止に効果がある体幹トレーニングですが、ゴルフでも体幹トレーニングが力を発揮します。

腰から下の下半身と上半身をうまく使うことでスイングスピードがアップしますが、バランスを崩してしまうと、つっこんでしまったり体が開いてしまったりしてしまいます。
ですので「体幹」を鍛えて、スイングスピードが速くなってもしっかりと支えられる体を作りましょう。

辛い腹筋や腕立て伏せのようなトレーニングではありません。
1日5分でもいいので体幹を鍛えるトレーニングをすると平均的にスイングスピードがアップします。

筋肉がついて太く見えてしまう心配もないので女性の方にもオススメですし、ビール腹の気になる男性にはお腹が引っ込むといううれしい副作用があるかもしれません。

練習場での練習だけではなく、体幹トレーニングでスイングスピードアップして飛距離アップを目指しましょう。
また、飛距離だけではなく、ライの悪いところや深いラフからのアイアンショットも力強く打てるようになりますよ。

女性ゴルファーこそアイアンの平均飛距離を伸ばそう

女性ゴルファーの方でロングアイアンが苦手、という方が多くみられます。
そのためショートホールではユーティリティの使用率が高いですね。

確かに、ユーティリティの方が平均的に飛距離が出ますし、振りやすいことが多いです。ですが、ユーティリティで打った球はアイアンに比べてスピン量が少なくなりがちで、高さだけでは止まらないことが多いです。

グリーンに乗ったと思ったら転がってグリーン外へ出てしまったということを何度も経験した、という方も多いのではないでしょうか?

女性ゴルファーの方も9番アイアンで100ヤード、7番アイアンで110ヤードを出せるとミドルホールでのパーオンが見えてくるはずです。
また、7番アイアンで110ヤードが平均的に出せるようになれば、スイングスピードは十分です。
6番アイアンや5番アイアンもセットにいれて、今までユーティリティで狙っていた120ヤード、130ヤードのショートホールのグリーンもアイアンで狙ってみませんか?
ピタッとグリーンで止まるショットがアイアンで打てればバーディーチャンスが到来しますよ。

アイアンの上達はスコアを縮めるために必須

ゴルフは飛距離ではないとはよく言います。
なので、ドライバーばかりではなくアイアンがとても大切です。
そして、やはり飛距離が出ればとても楽にゴルフができるようになるのも事実です。

なので、アイアンのスイングスピードを今よりもアップし、アイアンで飛距離を出せるようになってはどうでしょうか?
コースで最も活躍するアイアンが上達すればきっとスコアが縮まるはずです。