海外ラウンド!タイゴルフ場のキャディー付きが絶対オススメ!

最終更新日:2017/01/21

ゴルフの海外ツアーの目的は、セントアンドリュースやペブルビーチなどの名門コースでの憧れのラウンド、日本の寒い時期に暖かいところでゴルフを楽しむ、アスリートゴルファーの合宿など様々です。

初めての海外ゴルフであれば、日本から身近に行ける微笑みの国タイがオススメです。

タイのゴルフ場の魅力の一つに専属キャディー付きのラウンドを楽しむ事が出来ます。

タイで何倍もゴルフを楽しむ為の秘訣をここでは紹介していきます。

ゴルフ天国タイのゴルフ場は魅力がいっぱい

タイと日本の時差は2時間、フライト時間も約6時間なので気軽にゴルフ旅行を楽しむ事が出来ます。

タイの気候は、年間を通じて気温が高く平均気温は29度で、季節は雨季、乾季、暑季と分かれています。

タイゴルフのベストシーズンは、乾季と言われる10月中旬から2月中旬で、平均気温25度から28度ぐらいで、ほとんど雨が降らずとても過ごしやすい時期です。

タイでは、雨季と言っても、比較的短時間のスコールが多く、一日中雨の中でプレーと言うわけではありません。
ですから、年間通じてゴルフが楽しめる気候と言うことです。

そして、タイのゴルフ場は、ショートコースを含めると約270のコースがあります。

規模や設備も整った名門コース、有名デザイナーやプロゴルファーが設計を手掛けたコース、ヨーロピアンツアーやアジアンツアーのトーナメントが開催されたコースなども多数あり、比較的リーズナブルな値段でプレーが可能です。

タイのゴルフ場は、高低差がほとんどなくその分、池、バンカー、などのハザートが多い事も特徴で、戦略性に富んだゴルフを楽しむ事が出来ます。

なんといっても一番の魅力は、専属のキャディーさんがつくので、ちょっとしたプロゴルファー気分が楽しめる事です。

 

タイのゴルフ場をより楽しむ為のプランニング

タイのゴルフ場はバンコク近郊と、北部、東北部、南部、パタヤなどの地域に点在します。

バンコク近郊で名門、有名ゴルフ場を回るならタイガー・ウッズがプレーしたタイカントリーアルパインゴルフ&スポーツグラブ、セントアンドリュースやオーガスタなどの名門コースのホールを再現したことで有名な、ザ・ロイヤルジェイムス・ゴルフシティーなどがあります。

リゾート気分でとことんゴルフを楽しむには、バンコクから車で約2時間のパタヤがオススメです。
パタヤは、宿泊施設が併設されたゴルフ場が比較的多いところです。

サイアムカントリークラブ オールドコースが有名で、同じサイアムグループのプランテーション、ウォーターサイドなど難易度の高いコースも体験することが出来ます。

ゴルフだけではなく、マリンスポーツも楽しむには、南部のプーケットやサムイ島、カオラックがオススメです。

ゴルフの初心者や女性には、ロックパーム・ゴルフクラブがオススメのゴルフ場です。
クリスタルレイクと呼ばれる湖の近くのゴルフ場で、ドライビングレンジではクリスタルレイクに向かって打つ設計になっています。
フェアウェイが広くフラットで比較的ゆっくりプレーが出来るので、専属のキャディーとコミュニケーションを取りながら、キャディー付きゴルフデビューには最適なゴルフ場でしょう。

是非、自分のゴルフスタイルに合ったコースを選択して、タイゴルフを満喫してください。

 

タイと日本のゴルフ場では、芝が大きく違う

タイのゴルフ場は、熱帯地域にありながら、フェアウェイやグリーンのコースコンディションが非常に良いと言われています。
これがタイゴルフのリピーターが多い理由のひとつかもしれません。

タイのゴルフ場は基本的にハイブリットバミューダ芝を使用しています。

日本では、ベント芝が主流な為に最初は少々手こずるかも知れません。

ハイブリットバミューダ芝の特徴を一言でいえば強力です。
グリーンは、固めです。
その為よく転がります。
芝目は、非常にきついですが、順目や逆目は、芝の色でわかりやすくなっています。

ですからグリーン上では、キャディーの協力が必要になりそうですね。
また、フェアウェイでは、芝が固い為ボールが浮きづらい傾向にあります。

一番大変なのは、やはりラフからのショットです。
芝が強力で密集しているので、日本のゴルフ場と比較したらかなり飛距離が落ちます。
ゴルフ場によっては、ファーストカットを超えると途端に長めのラフになっている場合もあるのです。

タイゴルフを経験した人は「フェアウェイとラフでは、天国と地獄の違いだよ」と口を揃えて言います。

つまりタイのゴルフ場では、コースマネジメントがスコアの明暗を分けると言うことですね。

 

タイのゴルフ場スタイル

タイのゴルフ場に到着すると100名以上のキャディーが車寄せ付近で出迎えてくれます。
日本のゴルフ場とは、かなり雰囲気が違うのでちょっとびっくりするかも知れません。

タイのゴルフ場では、プレーフィーは前払いとなっていますので、支払いを済ませ、バウチャーを受け取ります。

ロッカールームの前にフロントが設置されているので、バウチャーに記載されている番号を記入してサインをしてからロッカーキーを受け取ります。

日本のゴルフ場の様にカードホルダーはないので、コース内の売店やレストランでは、現金での支払いとなる為、小銭とキャディーへのチップの用意が必要です。

タイでは、18ホールのスループレーが基本です。
コースによっては、1組6名までを認めているところもあります。

日本との大きな違いは、タイのゴルフ場では、基本的に1プレイヤーに対してひとりのキャディーが付くということ。
キャディーは最大で日傘係、椅子係と最大3名までつける事が可能です。

体力に自信があれば、手引きのカートでのんびりラウンドも楽しめます。

タイのゴルフ場は、カート使用を強制にしているコースも多く、1プレイヤーに対して1台をキャディーと使用する事になります。

最近では、大勢のキャディーを従えてプレーをしている光景はあまり見かけなくなりました。
専属キャディーだけで十分だということですね。

 

タイのゴルフ場は専属キャディー

タイのゴルフ場では、専属キャディーが約5時間に渡りお世話をしてくれるのですが、キャディーの仕事の始まりは、カートにキャディバックをセットする事から始まります。

ラウンド前の練習場からキャディーは帯同し、ボールのセットやティーアップまでしてくれます。

グリーン上では、ボールのマークから、一緒にラインを読んだ場合はボールの目印をターゲットにセットもしてくれます。
カップインしたボールのピックアップをして、次のティーショットまでボールの管理もします。
その他に傘をさしてくれたりもします。

スコアカードの記入もキャディーの仕事です。
日本のキャディー付きのゴルフとは大きな違いがあります。
このように至れり尽くせりのタイゴルフですが、どこまでお願いするかは、プレイヤーが判断します。

このようなことから、タイでのゴルフは『王様ゴルフ/お姫様ゴルフ』と言われるのでしょう。

そして、気になるキャディーのチップは、300バーツが相場です。
キャディー達の収入は、保証が非常に少ないので、収入のほとんどはチップになります。
猛暑の中、働いている訳ですから、売店などに立ち寄った場合は、キャディーの飲み物や食物を買ってあげるのが慣習となっています。

 

タイのゴルフ場のキャディーのレベルは?

タイのゴルフ場のキャディーは18歳くらいから年配のベテランキャディーまで年齢層は幅広く、女性のキャディーさんが主流です。
ゴルフ場によっては、男性キャディーが付くこともあります。

距離の計測や、マネジメント、グリーンでのライン読みのレベルは経験則で大きな違いがあります。
中には新人のキャディーでほとんどプレーに関することが分からず、日本語も話せない場合もありますが、先輩キャディーがフォローしてくれるので心配ありません。

タイのゴルフ場では、キャディーのゴルフ経験者は少ないですが、トーナメントやゴルフの素晴らしさ、ゴルファーの気持ちを少しでも理解してもらおうと言う主旨から、タイ政府観光局の企画、運営による国内キャディーの為の「シンハ アメージング タイランド キャディ チャンピオンシップ」が開催されています。

全国のゴルフ場の選抜キャディーが1年をかけて競うのです。
決勝は、約150名で争われます。

上位入賞者には、賞品やゴルフ用品、プレー券の他に韓国で開催されるキャディーチャンピオンのトーナメントに出場出来ます。

国を挙げてこのような素晴らしい企画があれば、ゴルフを始めるキャディーさんも沢山増えるはずです。

よくゴルフ場のレベルを判断するには、フェアウェイ、グリーン、キャディー、レストランの評価によるものと言われていますが、やはり名門と言われるコースには、優秀なキャディーも多いと思われます。

 

ゴルフ場でのルールとマナーは世界共通!

タイのゴルフ場でグリーン上のカップを中心に直径1メートル位の白いサークルに遭遇することがあります。

ここでは、サークルにボールが入ればOKで、うっかりするとキャディーがさっさとボールを拾ってしまいます。

ゴルフ場によっては、ドレスコードも特別に設定されている訳ではなく、TシャツもOKで、クラブハウスでは、サンダル履きも許されているところもあります。

タイのゴルフの発想が遊びから始まった由縁なのかもしれませんね。

ところ変われども、グッドゴルファーの精神でタイのゴルフを満喫しましょう。