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ダウンスイングで左肩を我慢できないのは良いスイングが原因 

      2017/07/01

ダウンスイングで左肩を我慢できないのは良いスイングが原因 

ダウンスイングで左肩が流れるため、左肩を我慢しなければならないことがあります。

ではこの左肩の流れはなぜ起こるのか、左肩を我慢できない原因と対処法、そしてスタンスをとったときからフィニッシュまでの練習法などを紹介します。

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ダウンスイングで左肩を我慢しなくてはいけない理由

レッスン系の雑誌には「左肩を我慢する」といった言葉を見かけることがあります。
正しい言葉ではありませんが、なんとなく意味を汲み取ることはできると思います。

もともと我慢は仏教用語で、思いあがりの心を差す「慢」の中にある七慢の1つ、「自己に執着する心」を表した言葉です。
ゴルフで使う「我慢する」は一般的に使う耐え忍ぶことではなく、この執着する心を良い方向で解することになります。

実際に左肩を我慢する状態を考えてみましょう。

アドレスをしてクラブを握ったとき、両肩は飛球線に対して平行になっています。
そこからテークバックを始めると、左肩を回すことで身体が捻転していきます。
トップの位置まで捻転したところでダウンスイングに入りますが、ここで左肩が捻転したときと同じルートで戻ることはなく、一気に左サイドへと移動します。

本来インパクトの瞬間、両肩は飛球線に正対していることになっていますが、上体が揺れると左側に傾くことになります。
このダウンスイングで左肩が我慢できない状態を「左肩が流れる」とも言います。

ダウンスイングで左肩を我慢できない原因とは

左肩を我慢できない状態がなぜ起きるのか答えは簡単です。
ダウンスイングに入るとき、左肩はすでにターゲットの方向に移動しているからです。

トップからの始動で考えてみると、腰からの上体が左側に傾くことでダウンスイングしていることになります。
本来は左肩を後ろに回すように、代わりに右肩を前に出すようにした逆捻転の形になるはずが、左肘を下げると同時に左肩は飛球線に正対しているはずです。

このスイングでは、テークバックでの捻転が生かされていないばかりか、上体が左に傾いた歪(いびつ)な姿勢でインパクトを迎えることになります。

では、なぜテークバックのときに上体は右に傾いたのでしょう。

それは左肩を回したいという想いが、間違ったスイングになってしまったことが原因です。

左肩を回す目的は捻転にあり、捻転の目的はクラブを効果的に振るためにあります。
中心軸を動かさずに丸いスイングプレーンで打てば確実に当たり、しかもパワーロスが少ないということになります。

ところが左肩を回すことが目的となったテークバックでは、この円の動きが理解されていないため、ダウンスイングのときに斜め切りのようなに鋭角なスイングにしてしまったことが考えられます。

左肩を我慢するダウンスイング方法とは

実際にダウンスイングで左肩を我慢することができないときの解決法です。

すでに紹介したとおり、ダウンスイングで左肩が我慢できないのは、トップからのスイングよりもテークバックに原因があります。

テークバックでしっかり左肩を回すことが良いスイングだと勘違いしていることを止めれば解決するわけですが、そう簡単に身についた動きを直すことはできないものです。

そこでスイングをそのままにして、少しだけ加えます。
まず上体を右に傾けないようにするには、ゴルフボールを1個右足の外側で踏みます。
この状態でテークバックすれば上体は右に傾くことはありません。

本来ダウンスイングで左肩を我慢することができないのは、テークバックで右サイドに上体が傾いていたことが原因なので、もう修正の必要はないと思いますが、仮にそれでも左肩を我慢できないと言う人は、インパクトと同時にフィニッシュの態勢へ移行します。

このときクラブのシャフトで背中を叩くこと、そして右足のかかとを上げて右つま先に体重の半分をかけることの2つをするだけで、左肩を我慢することができます。

ダウンスイングで左肩を我慢するための練習法

練習場ではボールを踏んで打つことはできますが、実際のラウンドではそのような行為は罰打の対象になってしまします。
そこで日頃からの練習で、左肩を我慢できるようにしておくことが大切です。

まずは上体を右に傾けない練習方法です。
最初はボールを踏んだ状態で練習しますが、テークバックのときに右腰の回転で始めることがポイントです。
右腰を回転すると言うよりも、少し「落とす」ような感覚で引くと、脚の付け根から折れたようになります。

このとき体重を外側に逃がすことなく、脚の内側で踏ん張るようなイメージです。
ボールを踏んでいるときには簡単ですが、外すと脚の外側に体重が掛かり、やがて上体が右に傾こうとします。

この右腰の動きについていくように左肩を回す練習をすれば、ダウンスイングでの「左肩を我慢」は解消されるはずです。

ダウンスイングで左肩を我慢するときに気をつけるポイント

基本的にはテークバックで上体を揺らすことなく、しっかり引くことができるようになれば、左肩を我慢することなくダウンスイングはできますし、なにより早めにフィニッシュの姿勢をとれば左肩が流れることはありません。

特にフィニッシュの姿勢をとるときに気をつけたいのはヘッドアップです。
早くフィニッシュの態勢を取ることを意識すると、インパクト前に顔が上がり結果として左肩が開くことに繋がります。

ダウンスイングで左肩を左側に傾けないようにするあまり、左肩が開いてしまえば本末転倒です。
そのためにはインパクトの時点で、両肩、胸、ヘソ、両腰が飛球線と平行になっているか、インパクト後にターゲットの方向を向いているかをイメージすることです。

クラブシャフトで背中を叩くのは、左肘を上手にたたむために行うものです
つまりインパクトで左腕が先行し、左肘でグリップを引き上げるようにしなければ、フィニッシュの姿勢を取ることができないので、必然的に修正に繋がることになります。

ダウンスイングで左肩が外に流れないワイドスタンス

上体が揺れることで、ダウンスイングのときに左肩が外に流れてしまうわけですが、これを防ぐには練習で今までのスイングを一旦捨てて、新しく左肩を我慢しやすいスイングを覚えた方が早いと思います。

ただ一旦身体に染み込んだスイングはなかなか離れることはなく、中途半端な修正を行うとスイングがバラバラになる恐れもあります。
一般的には確かな目をもつインストラクター(ティーチングプロ)から指導を受ければ早めにスイング修正ができると思います。

自分で修正するのであれば、まずは上体の傾きを知ることです。
自分のスイングを動画に収めて確認しますが、なるべくなら背景(壁)のある打席で撮影するようにして、壁には基準となる位置にクラブを立てかけておきましょう。

どのくらい傾くのか確認して、軽症であれば上記のボール踏みや右腰回転で練習を重ねます。

もしも重症であれば、少しスタンスを広げてみてください。
通常のスタンスの内側が両脇であれば肩幅の外側くらい、ざっと靴幅2足分外のイメージです。
スタンスを広げることで内腿に体重が掛かり、上体が外側に流れることを防いでくれます。

ただしスタンスを広げ過ぎると「手打ち」になるので、広げても肩幅外側程度が良いと思います。

シンプルでコンパクトなスイングが左肩の流れを防ぐ

ダウンスイングで左肩を我慢するには、テークバックの動きが重要になります。

なによりもスイングの重要なポイントはインパクトなのに、「肩を回す」ことを意識過ぎると、左肩以外にもたくさんの弊害が出てきます。

スイングはシンプルでコンパクトを心がけることが、ナイスショットの近道になるでしょう。

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