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クラブヘッドを置き方はスタンスの先と後のどっちが正解?

2017.6.30

クラブヘッドをセットするのはスタンスする前ですか、それともスタンスしてからヘッドを置きますか?

先と後のどちらが正しいのか、どんな置き方が良いのか、そのほかにもヘッドを置くときに気をつけることなどを紹介します。

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スイングが始まるのはクラブヘッドをセットしたとき

ゴルフのプレーの始まりは、スタンスをとる前のプリショット・ルーティーンから既に始まっているという人がいます。

確かに間違いではありませんが、プリショット・ルーティーンの主たる目的は平常心でスイングができるための日常の行動を再現する、つまりプレーに入るときの心を整えることを目的としています。

もちろん着弾点(ターゲット)を定めて後方線上から飛球線を確認、風の向きや強さを感じ、OBやウォーターハザードなどレイアウトの確認なども同時に行っていますから、すべてが心構えと言うわけではありません。
プレイヤーとしてスタンスをとる前に確認しておきたいチェックも兼ねていることになります。

このような情報収集は、1打目をどこに落とし、2打目はこの方角から攻めるといった、ゴルフマネジメントの観点からはとても大事なことです。

でも、それ以上に大切なことは実際にスイングを始めるときにあります。

そこで実際にスイングを始めるというのは、どこの場面からなのかを確認します。

答えはクラブのヘッドをボールの後ろに置いたときで、プレイヤーにとってはこのヘッドの置き方が重要になってきます。

クラブヘッドの正しい置き方とは

クラブヘッドの置き方は人によって違います。
ヘッドの置き方とはいわゆる「入り方」とも呼ばれていて、プレーを始動するうえで重要なものです。

では、クラブヘッドを先に置くか、スタンスを取ってからクラブヘッドを置くか、どちらが正しいのでしょう?

正解は、クラブヘッドの置き方の順番はどちらでもOKです。

1つ目は、ターゲットの後方線上から飛球線を確認して、その飛球線に対して垂直になるよう先にヘッドを置いて、そのヘッドに合わせてスタンスをとる方法です。

2つ目は、ターゲットの後方線上から飛球線を確認するところは同じですが、両足のアドレスを飛球線と平行になるようセットしてからクラブヘッドを置く方法です。

主に1つ目はパッティングのときに多く使われ、2つ目はセカンドのアイアンのショットで多く使われています。
つまり同じプレイヤーが1ホールで2つの方法を使うことがあるわけです。

ですからどちらが良いと言うわけではなく、自分がセットしやすい方法で入るようにするのが正解ということです。

クラブをスクエアに構えたヘッドの置き方が正しい?

前項で「自分のセットしやすい方法で入るようにしましょう」とお伝えしましたが、それは自身のスイングに「入り方」が合っていることが条件になります。

グリップの握り方や、スタンスのとき左右の体重バランスによって、クラブヘッドを先にするか後にするか、置き方の順は変わってくるものです。

その違いを確かめる前に、基本となるスクエアなフェースについて確認します。
最初に、スクエアにヘッドを置けるかを確認してください。

そもそも良く耳にする「スクエア」というゴルフ用語ですが、語源は「四角」を表す言葉です。
一般的にはあまり良いときには使われず、「融通の利かない人」とかにスクエアの単語を使いますが、ゴルフでは直角(T字)を意味しているので、フェースが飛球線に対してちゃんと正面を向いていることを「スクエア」で表しています。

さてスクエアの意味を知った上で正しく置けるでしょうか。

トーナメントではクラブのヘッドを置く時点で、キャディが後方線上から確認しています。
このようにプロゴルファーであっても、ターゲットに対してフェースが正しく向いているかを判断するには第三者の助けが必要になるので、私たちも知人の協力を得て確認することが大切です。

ただしこのフェースの向きが正しくスクエアであっても、ターゲットに対して正しいとは言えないことの方が多いのです。

飛球線に合わせたスタンスがヘッドの置き方を決める?

アイアンショットの場合には、多くのプレイヤーはアウトサイドインのスイングになっています。
球筋でいうとフェード系と言うことになります。

クラブが飛球線の外側から入り、インパクト後に内側を通る「カット打ち」になっている状態です。

このカット打ち系のスイングをしている、もしくはフェード系のボールを打つプレイヤーにとっては、ターゲットよりも左側にフェースが向くようなヘッドの置き方をしなくてはいけません。

そしてもっとも大事なことは、ゴルフボールというのは真っ直ぐ飛ぶとは限らないと言うことです。
スクエアに構えても、スクエアに打ち出すことができるのは限られた人だけです。

そこでクラブの特性やスイングによって、あらかじめターゲットとは違う方向に構える方法をとることになります。

これが2つ目の「両足のアドレスを飛球線と平行になるようセットしてからクラブヘッドを置く」アイアンのショットで多く使われている理由です。

つまりターゲットを主体にするのではなく、想定する飛球線に合わせてスタンスを先に決めることが大事と言うことになります。

クラブヘッドの置き方は打ち出す方向によって違う

スタンスを先にする場合、最初にターゲットを定めてから自分が望む飛球線を決めます。
このとき大切なことは右足と左足の置き方です。
飛球線の後方線上から、それぞれの足の先端の場所を確認するようにします。

スタンスを取ってからヘッドを置くことになりますが、こちらはスタンスに対してスクエアであることが大切です。

またティーショットの場合には、コースレイアウトによってフェードやドローなどを打ち分けることがあり、おのずと入り方も違ってきます。
特にドライバーの場合には、飛距離が長いことから風の影響を受けるため、さらに複雑になります。

スタンスを決めてから突然風が吹いた場合、一度仕切り直して後方線上から定めるプレイヤーがいます。
ところが風が止むとまた……。

これでは遅延プレーになってしまうので、こう言ったケースでは「スパット」の考え方を取り入れて修正します。

クラブのヘッドの置き方を迷ったときはスパットを設定する

ドライバーショットの飛距離は人それぞれ違いますが、成人男性でおよそ200ヤード地点に着弾、ランで更に距離が延びて230ヤードと言ったところでしょうか。

この遠い距離にあるターゲットの位置を修正するのは大変なので、普通はボーリングのレーンに記された「▲」のスパットを応用します。

スクエアなスイングができる人は、ヘッドの振り抜く方向の芝や枯れ草などをスパットに見立てて想定します。

スタンスから入る場合には、1クラブくらいの距離でスパットを定めて両つま先がそのスッパトの延長線上にあるかを確かめ、併せて両ヒザや両肩も両つま先に合わせます。

こんなことで大丈夫かと思うかもしれませんが、200ヤードを打ち出す角度が1度違うだけで横に計算上3.5メートル移動するわけです。

昔勉強した三角関数のタンジェントで計算すると、仮に10度横に向いたら35メートルも離れた場所を狙うことになりますが、10度と言えば左足を少し後ろに下げた程度です。
一方で余儀なく修正するほどの強風の場面に遭遇することは少ないのではないでしょうか。

クラブのヘッドの置き方は、プレイヤーのスイングによって違うものですから、自分のスタイルにあった置き方をすることが良いと思います。

安定したスイングをするための入り方

クラブの置き方は「鶏が先か卵が先か」のような話ではなく、スクエアに打ち出せるかどうかの違いです。

仮にスクエアなセットができるのであればヘッドを先に置き、ターゲットと飛球線を変えるのであればスタンスを先にすると安定したスイングができると思います。

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