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ゴルフ史トップの天才タイガーウッズのスイング理論を学ぼう

2017.4.26

ゴルフの天才と言われていたタイガーウッズ。
彼のスイング理論は、それまでのスイング理論を大きく覆すものでした。
未だに彼のスイングへ憧れを持つ人は少なくはないでしょう。

完璧に真似ることは不可能ですが、彼のスイング理論を学んで、自分のスイングに取り入れてみましょう!

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タイガーウッズが現れる前のスイング理論

タイガーウッズが登場する前に一般的と言われていたスイング理論は、ベンホーガンのモダンゴルフやデビッドレッドベターのアスレチックスイングのスイング理論がゴルフのバイブルとされていました。

この頃のスイング理論は、体重移動をしっかりすると言うもの。
それは、右足にしっかり体重をのせ、インパクトで左足にしっかり体重を乗せることです。

デビッドレッドベターの教え子、マスターズや全英オープンで素晴らしい成績を上げたニック・ファルドのスイングは、まるで機械のように上手く体重移動できています。

また日本選手でも、ジャンボ尾崎は天才的に体重移動の上手い選手です。
しかし彼のスイングは、インパクト直後にヘッドアップするので、ミスショットと紙一重のスイングでした。
しかしニックファルドのスイングに比べると正確性、再現性には欠けています。

同じスイング理論であってもこれが世界で活躍する選手との大きな差です。

ジャンボ尾崎が世界で活躍できなかった一番の要因とも言えるかもしれません。

タイガーウッズのスイング理論とは

上記したベンホーガン、デビッドレッドベターの体重移動のスイング全盛期以降に『タイガー・ウッズ』というゴルフの天才がゴルフ界に登場しました。

300ヤード以上飛ばす美しい彼のスイングに、プロアマ問わず世界中のゴルファーが魅了されましたね。

彼のスイング理論は、見た目では体重移動が分かりにくく、スイングの軸が1つであることです。
この頭がぶれないことと軸が1つであることが当時のスイング理論を覆したのです。

このときは、タイガーウッズがもつ天性の才能や強靭な肉体だからこそ為せる技だろうと言われていました。
しかし彼の登場から数年後には、多くのプロゴルファーが一軸スイングに変化していきました。
今や松山英樹選手のように一軸どころか、頭が全く動かないスイングになっています。

今最も強いと言われている、ジェイソンデイ選手やロリーマキロイ選手も一軸スイングです。

このことから、タイガーウッズだからこそできたのではなく、しっかりとしたスイング理論から成り立っているものだと言うことが分かります。

アマチュア向けにされたタイガーウッズスイング理論

スイング理論が分かってもアマチュアゴルファーがタイガーウッズや松山英樹のようなスイングをするのは非常に難しいです。

そこでアマチュアゴルファーのために作られた一軸スイング理論があります。

「スタック&チルド」「左一軸打法」です。

アドレスは、肩が腰の上に乗るイメージで構えます。
スタンスは つま先を少し開いて 足がハの字なるようにしてください。

背骨の傾きに対して直角に肩を回してテイクバックをします。
右脇をなるべく空けずコンパクトなトップを作ります。

ダウンスイングでは、腰を前にスライドさせて、背骨を右に傾けます。
インパクトで背骨はほぼ真っ直ぐになるでしょう。

ここで頭を動かさないように意識をしてください。

立ち上がるようにし、腰を前に突き出すように回転させます。
インパクトではフェースを返さないようにします。
腰をさらにスライドさせて 背骨を伸ばします。

右足をピンと伸ばし、90%の体重を前足に移動させて、背骨は右に傾け腰を目標方向に突き出します。

すると無理なくタイガーウッズのようなスイングができるでしょう。

アマチュア向けにされたタイガーウッズスイング理論の欠点

「スタック&チルド」は、あくまでもタイガーウッズのスイング理論をアマチュア向けにしたものなので、残念ながら彼らのように完璧にはなりません。

それなりに欠点もあるのです。

インパクトの再現性は高いのですが、体重移動がほとんどないため常に左足に体重を置く必要があり、軸を左に傾け続けなければなりません。
つまり軸を左に維持するために、体を左へ向けたまま左重心でスイングしなければならないのです。

しかしテークバックすると両腕が右側に行くので、普通は右足に体重が乗っていってしまうでしょう。

背骨をバックスイングの時にターゲットの方に傾け、インパクトの時に背骨がほぼ真っ直ぐになり、フィニッシュでは右に傾きます。

お気づきとは思いますが、スイング中に背骨の傾きが変化してしまうのです。

そういった意味ではスイングの再現性は決して高いとは言えません。
重心移動をほとんどしない分、背骨の軸の傾きを変化させる必要があるのです。

ですからスイングの再現が求められるゴルフにとって、この動きを覚えるのはリスクがあるとも言えるでしょう。

身長が低い人では飛距離がでない

タイガーウッズの身長は185cm。
松山英樹の身長は180cm。

2人とも身長が高いですよね。

スタック&チルドは、なるべくフェースローテーションをしないために、右脇を締めてコンパクトにテークバックします。
その結果、フラットなスイングプレーンになりやすく、低い位置からヘッドを地面に落とす形になるのです。

ですからヘッドの落下をヘッドスピードに繋げにくく、飛距離を出すためには、身長が高く、筋力があることが必須です。
小柄で腕力の無い日本人がこのスイングをすると、再現性は高いけど飛距離が出ないスイングになってしまいます。

つまり身長180cm以上で腕力の強い外国人向けのスイング理論なのです。

アマチュア向けにされたと言っても、やはりタイガーウッズや松山英樹のような身長や筋力が必要と言うことです。
飛距離欲がなく、再現性だけを求めるのであれば何の問題もありません。

しかし腕力のない女性には向いていないことは確かです。

スイング理論は十人十色

ここまでタイガーウッズのスイング理論についてお話してきました。

ゴルフスイングは百人百様です。
ですからスイング理論も同じです。
体重移動のスイング理論であっても決して間違いではないのです。

ただ、クラブの性能が日々進化するように、ゴルフのスイングも日々進化しています。

プロゴルファーも、ジャンボ尾崎から松山英樹へ。
ニック・ファルドからタイガーウッズへ。

しかもゴルフの天才のみぞ為せると思われていた一軸スイングも、いまやアマチュアの私たちでも真似できる時代になっています。

個性あるスイングであっても、その人にとってはそれが正しいスイング理論だということ。
青木功選手がその代表ですよね。

あなたも様々なスイング理論に挑戦し、自分の体格や筋力に合うものを見つけ出すと良いでしょう。

多くの人が採用している一軸スイングであっても、あなたに合うとは限りません。
試行錯誤を繰り返しながら上達していくのもゴルフの醍醐味です。

あなた自身で新しいスイング理論を生み出すことも可能と言えるでしょう。

憧れるのと真似するのは大きく違います

プロゴルファーに憧れてスイング理論を学んだり、取り入れたりすることはゴルフ上達に必要なことの1つです。

しかし彼らをのスイングを真似るのは、自身のスイングを壊してしまうだけでなく、身体をも壊しかねません。

彼らとは身体の作りや積み重ねた努力が違います。

イメージトレーニングにするのは良いですが、真似るのは避けるようにしましょう。
真似ることよりも自分だけのスイングを作ることに力を注いでください!

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