近年ゴルフウエアもお洒落なデザインのものが増えています。
増えれば増えるほど悩むのがそのコーディネート。
どんなメーカーが良いのか、どんなポイントに気をつけて選べば良いのか迷います。
そこで40代女性に最低限押さえてほしいゴルフウエア選びのポイントを紹介します。
40代女性のゴルフウエアはミニスカートよりもパンツスタイル
40代女性のゴルフウエアのコーディネートで必要なのは、その年齢に合った女性らしさと上品さです。
最近のゴルフウエアのデザインの多くは、「カラフルで元気いっぱい!」と言ったような物が多いですが、そこをグッと大人らしく攻めてみるのもオススメです。
そこでまず考えて欲しいのがボトムス選びです。
多くのプロゴルファーがミニスカートを着用していることもあり、ミニスカートについつい目が行ってしまうのですが、ここはあえて落ち着いた色のシンプルなパンツを選んでみるのはどうでしょうか。
またパンツを選ぶ際も、素材やシルエットを工夫して、より高級感のあるものを選びます。
「パンツよりもスカートの方が女性らしい!?」と思いがちですが、短いスカートを履くよりも、デザイン次第ではパンツの方が上品で女性らしく見えます。
パンツを選ぶ際のポイントは、体型を隠すように、そして動きやすいようにとダブダブのものも選ぶのではなく、少し細身のシルエットのものを選ぶとより女性らしくなります。
最近のゴルフウエアは機能性も抜群なので、細身のタイプのものでも伸縮性や吸汗速乾性に優れているので、ゴルフをプレーするのに何の問題もありません。
どうしてもゴルフウエアはスカートにこだわりたい40代女性には
40代女性に女性らしさと上品さを出すためにパンツスタイルをオススメしましたが、やはり中には普段もスカートしか着ないので、ゴルフウエアもスカートしか譲れないと言う方もいるでしょう。
もちろんスカートがダメと言うことはありません。
そこで40代女性が上品さと女性らしさを出すために、ワンピースを選ぶと良いでしょう。
腰回りが気になってくるお年頃でもあるので、そこを気にせず着られるのはワンピースです。
またワンピースを履く時は足元をソックスやハイソックスにせず、タイツやレギンスで素足を見せないことです。
それらを履いておけば、ティーを刺すためにかがんだ時や、ボールをカップから取り上げる時にスカートの中を気にする必要がありません。
またタイツやレギンスは寒い季節の防寒対策にもなります。
ただ注意して欲しいのは、ゴルフ場によってはレギンスを下着とみなしてNGとしているところがあるので、そのような場合はタイツを履くようにしましょう。
ワンピースもゴルフ以外でも着られるような落ち着いたデザインで上質のものを選んでください。
そして重要なのがその丈なのですが、短すぎないものをオススメします。
40代にあった女性らしい明るめのアウターを
季節によってはゴルフウエアでもアウターを必要とします。
雨でも大丈夫なように、外側がナイロン素材で撥水加工されているものを選びましょう。
また最近は保温性に優れたものも出ているので、体を温めてくれる高機能のものがオススメです。
風が強かったり、気温が低い時には、内側がボア素材のものであればより温かくできます。
そして40代女性に選んで欲しいそのデザインなのですが、冬のゴルフウエアは春夏と比べ、暗めの色のものが多いのですが、できれば明るい色や綺麗な色の物を選んでください。
自分だけでなく、周りも明るい気持ちになりますし、暖色系であれば気持ちから少し温かい気持ちになれます。
そのカラーもド派手カラーではなく、40代ならではの落ち着いた感じだけれど綺麗めの色を選ぶと、ただ明るいとか派手とかでなく洗練さを感じさせることができます。
全体的に明るいデザインのものでなくとも、差し色程度に明るい色が入っているとよりお洒落感が増します。
最大のお洒落はゴルフウエアよりも小物使い
やはり40代に合った女性らしさかつ上品さを上手に出すのは、ゴルフウエアと合わせた小物使いが重要です。
まずはゴルフをプレーする際の必須アイテムであるサンバイザーやキャップ、冬であればニット帽などです。
ここは落ち着いたデザインではなく、逆に思い切り派手でも構いません。
ゴルフウエアのコーディネートに合わせて上手く明るい色を取り入れてみましょう。
派手目のものが苦手な方でも、ホワイトカラーベースのキャップに派手な色のロゴが入っているものでOKです。
ロゴカラーをウエアに入っているロゴやワンポイントと色を合わせると、服装がギュッと締まった感じになります。
またバッグも大事です。
色を合わせるのはもちろん、ゴルフウエアのブランドと合わせたものを持っているとお洒落感が何倍も増します。
これらの小物をゴルフウエアと合わせる際は、色の組み合わせだけでなく、素材も合わせトータルコーディネートをしてください。
冬であれば全身ブラックのウエアに、帽子のロゴとバッグだけ赤やピンク、黄色を入れるだけでも上品かつクールなイメージのコーディネートになります。
40代女性におけるゴルフウエアの選び方の流れ
40代女性がゴルフウエアを選ぶ際には、2つの重視ポイントがあります。
それは機能性重視と上質なゴルフウエア重視です。
認めたくないかもしれませんが、体の衰えと言うのは年齢を重ねるたびに少しずつ出てくるものです。
それはどんなに鍛えていても仕方ないことなのです。
そのような面を十分サポートしてくれるゴルフウエアが最近はたくさん出ています。
ゴルフスイングのためのストレッチ素材が入ったものや、夏であれば暑さを少しでもしのげるクール素材のもの、そして冬であれば保温性のある素材のものもあります。
またレギンスでも膝をしっかりサポートしてくれる物が出ています。
より長くゴルフを楽しむためにも、そのような機能性を重視したゴルフウエア選びも大切です。
40代と言ってもそう年を取っているわけではありません。
そうは言ってもやはり20代の子と同じゴルフウエアを着るのもどうでしょうか。
ですから年齢にふさわしい大人の女性を出せるように、それ相応のゴルフウエアを選ぶと良いでしょう。
質の良いものはそれだけの値段がしますが、素材が良いのでそれだけ長く着ることができます。
40代女性ゴルファーにオススメのゴルフウエアブランド
それでは40代女性ゴルファーにオススメのゴルフウエアブランドを紹介します。
まずは「パーリーゲーツ(PEARLYGATES)」です。
パーリーゲーツには派手で斬新なデザインと言うイメージが強く、どうなのと思った方も多いのではないでしょうか。
このブランドは、プロゴルファーの上田桃子がウエア契約をしています。
彼女は32歳なのですが、彼女のコーディネートを見ると、そこまで派手なデザインのゴルフウエアを着用していません。
もちろん派手なデザインのものを多くは取り扱っているのですが、中には40代女性でもシックに着こなせるような落ち着いたデザインのものも扱っています。
また上田桃子プロも基本的にスカートは履かず、普通のパンツか短パン、もしくは7分丈のものを着ていることが多いです。
彼女自身、紺や白をベースにしたコーディネートが多いのでぜひ参考にしてみてください。
次に「アダバット(adabat)」です。
女性と言うよりも女の子と言うかわいらしいイメージの強いゴルフウエアですが、派手過ぎず、地味過ぎないデザインのゴルフウエアが多いので、コーディネート次第では大人女子としての着こなしをできるブランドです。
今年はイギリスをテーマにしていることもあり、クラシックなスタイルのものが多く出ています。
無理をせず年齢相応なコーディネートが一番かっこいい
良くゴルフウエアを選ぶ際にプロゴルファーを参考にすれば良いと言われることがありますが、現在活躍しているプロゴルファーのほとんどが10代から30代前半です。
30代くらいのコーディネートであればまだOKかもしれませんが、40代で10代の子のコーディネートを真似るのは逆に難しいでしょう。
どんな服装でも自分の年齢に合った、そして自分自身に合ったものを選ぶのが一番です。