ゴルフのスコアで80切り。
サラリーマンゴルファーにとっては夢の様なスコアではないでしょうか。
70台のスコアはシングルプレーヤーにもなれます。
多くのゴルファーの中で僅か数パーセントしかいない、シングルプレーヤーのスコアは80切りが当たり前です。
一般的に80切りのスコアというのは、ゴルフが上手いと言えるのではないでしょうか。
恐らく、普段ゴルフをする方の中でもそう多くは出ないであろうスコアだからです。
では、80切りスコアはどうしたら出るのか、技術的な部分やコースマネジメントから見ていきましょう。
ゴルフスコアの80切りをイメージできるゴルファーは少ない
ゴルフのスコアで80切りというのは、結構難しい数字と言えます。
恐らく、アベレージゴルファーの中でこの80切りのゴルフをイメージできる方は少ないのではないでしょうか。
なぜなら18ホール殆どをパー以上のスコアで上がってくる必要があるからです。
ハーフ9ホールでボギーは3つまでです。
普段ボギー以上のスコアが多いゴルファーにはなかなかイメージできないはずです。
この位のスコアのゴルファーになると、ミスショットの数が格段に少ないと言えます。
レギュラーティーからでも、距離の長短によって難易度は変わりますが、それでもハーフでボギー3つまでというのは、それなりに技術が伴わなければ出る数字ではありません。
また、ミスショットをしても、その後のまとめ方をどうしていくのか、正にコースマネジメントが必要となります。
逆の言い方をすれば、コースマネジメントがしっかりできないゴルファーは、ボギーの数を減らす事ができないと言えます。
こうした観点からゴルフを見てみると、かなりのゴルファーが80切りのイメージを持つ事はできないでしょう。
つまり80切りスコアというのは、スイングもさる事ながら、しっかりとしたコースマネジメントも必要だと言えます。
ゴルフスコア80切りのできるコースマネジメントとは
スコア80切りを可能にするコースマネジメントとは一体どの様なものなのでしょうか。
まず、80切りができるゴルフというのは、同じ失敗を2回繰り返さないものです。
例えば、ティーショットで右にOBを出したとします。
ゴルフにOBはつきものですよね。
しかし、次打からが80切りできるゴルファーとそうでないゴルファーのレベルの差となります。
80切りできるゴルファーというのは、同じ失敗を繰り返しません。
逆に、ティーショットを右にOBしたアベレージゴルファーというのは、次も右に失敗したりします。
コースマネジメントがしっかりできる80切りゴルファーというのは、右に失敗する様なショットを打たないのです。
どういう事かと言うと、ボールが捕まらず右にOBした場合、この捕まらないというイメージを持って左を向いてショットします。
アベレージゴルファーは意地になってそのままのスタンスでまた右に失敗を繰り返したりしがちなのです。
こういったアドレスからもコースマネジメントが異なってくるのが、上級者とそうでないゴルファーの差だと言えるのです。
80切りできるゴルフは楽しい
ゴルフがなかなか上手くならならないゴルファーは多いですよね。
練習場に通っても、スクールに通ってもなかなか80切りできないゴルファーは沢山います。
しかし、80切りのゴルフができれば、ゴルフは格段に面白くなること間違いなしです。
止まったボールを自分が思った所に運べるショットというのは、実に楽しいものです。
プロまでとは言わないまでも、ある程度狙った所に打てれば、自分の腕が上がったと感じられるでしょうし、気持ちの良い打感が腕を通して伝わってきます。
ゴルフにはまる方の多くが、この心地良い打感なのではないでしょうか。
80切りができるゴルフは、コースマネジメントも上手く、ショットの安定感も高いはずです。
パーオンする確率も格段に高く、バーディーチャンスも多いのがこのレベルの特徴です。
仲間とわいわい楽しくやるゴルフも良いでしょうが、80切りできる緊張感のあるゴルフも楽しいものです。
ゴルフにはまる多くのプレーヤーはいつかは80切りできるスコアを目指して、日々練習に打ち込まれているのではないでしょうか。
ゴルフのコースマネジメントは仕事のやり方にも通じる
ゴルフはスポーツですが、80切りのマネジメントだけでなく、ゴルフのコースマネジメントというのは仕事にも通じる所が沢山あります。
まず、ゴルフはホールのカップインを目標としますよね。
そして、できるだけ少ない打数でグリーンのカップにボールを入れる事を目標とします。
という事は、第1打をどこに打って第2打をどこに運んでといったコースマネジメントが必要となるのです。
これは仕事でも同じで、どんな仕事でもまず目標とする仕事の到達点を決め、そこにたどり着く為に方法を考えます。
目標地点まで最短ルートで行ければ良いのですが、実際には様々な不確定要素が存在し、時に邪魔も入ったりしますよね。
その度に仕事の修正を行い、目標を目指すのです。
これは、ゴルフと同じですよね。
カップインという目標まで、最短で行ける事もあれば時に遠回りする事もしばしばあります。
ゴルフは結果を決めて、そこに至るまでのプロセスを考える必要があり、これは正に仕事のマネジメントに通じる所があると言える所以です。
良く、ゴルフもできる人は仕事もできると言われますが、その理由はマネジメントが上手いという事が共通にあるのかもしれません。
コースマネジメントができないゴルファーの共通点
ゴルフを始めたばかりの人は仕方ないのでしょうが、もう何年もゴルフをやっているのになかなか上達しないゴルファーにはある共通点があります。
まずスイングの練習ですが、これは殆どのゴルファーに当てはまります。
上達が遅いゴルファーに共通する事として、クラブを振る事ばかりに集中し、その他大切なグリップやアドレスが疎かになっていることです。
ゴルフスイングはアドレスとグリップで7割以上が決まってしまうスポーツと言われます。
これには、きちんとした理由が存在しており、正しくないグリップでは正しいスイングプレーンにクラブを乗せる事が難しくなり、正しくないアドレスからは狙った方向にボールを飛ばす事が難しくなるというものです。
そして、こうした基本を疎かにするゴルファーは、コースマネジメントも疎かになる傾向があります。
スイングもだめ、コースマネジメントもだめ、これでゴルフが上達する事はあり得ないのではないでしょうか。
80切りのできるゴルファーというのは、実は基本がしっかりしているゴルファーだと言えるのです。
スイング、コースマネジメントがしっかりすると80切りを超える事が可能になる
基本をしっかり押さえたスイング、失敗しにくいコースマネジメント、この二つを実行できれば80切りはおろか、さらに70切りも出せる様なゴルフが可能になります。
一般的なサラリーマンゴルファーにとって、80切りなんて夢の様なスコアと言えるかもしれません。
殆どのゴルファーが目標とするスコアが100だと言われる中で、80切りなんてかなりハードルが高いと言えます。
しかし、基本をしっかり押さえたスイングとカップまでの道のりを自分の力量と照らし合わせて行うコースマネジメントができれば、70切りというのも夢ではなくなるのです。
もちろん、70切りというのは出すのがかなり難しいスコアである事は間違いありませんが、80切りからさらに上を目指せるスイングとコースマネジメントができれば出せないスコアではありません。
もうこのスコアになると、スイングだけでなくグリーン上でパターを行う位置も大切になってきます。
まさにコースマネジメントの重要性が問われる世界です。
しかし、こうした1打1打にマネジメントを意識する事によって、ハイレベルなスコアを出す事が可能になるのがゴルフです。
そういった意味から考えると、スイングというのはゴルフにおけるスポーツ全体から見ると3割位のウエイトでしかないと言えるのかもしれません。
コースマネジメントができなければ上達は望めない
ゴルフではクラブを振るという事以外に、実に多くの事をマスターしなければ上達できないスポーツです。
特にコースマネジメントの影響が与える打数の違いというのは顕著で、失敗してはいけないコースの罠にはまらない様に打つ必要があります。
自分の力量を超えたショットというのは、成功すれば良いのですが、殆どの場合失敗します。
こうした事態を避ける為にも、コースマネジメントは重要なのです。
スイング以外に多くのスキルが必要となるのがゴルフなのです。