ゴルフラウンドではスコアメイク次第で必ず80台が出せる!

最終更新日:2018/07/22

ゴルフでは100切りの壁があり、90切りの壁があり、80切りの壁が存在します。

もちろんそれぞれの段階での技術が必要ではありますが、同じくらいスコアメイク術も影響します。

ミスショットもだいぶ減り、80台を出してもおかしくないはずなのに出せない人。

ここで一つ、スコアメイクについて考えてみてはどうでしょうか。

ゴルフで重要なスコアメイクの考え方

ゴルフは考え方を少し変えるだけでスコアが変わるものです。

アマチュアゴルファーにはそれが特に有効です。

それが「スコアメイク」の基本の考え方です。

スコアメイクでのベースとなる考え方は「割り切り」です。

スコアメイクとはその言葉の通り、スコアを作ることです。

スコアメイクに徹しなければならない場面では、そこに集中することで合理的にラウンドを進められます。

スコアがスコアメイク通りにまとまると、ラウンドはスムーズに進行します。

するとプレーファストにもなりますし、同伴競技者や後続のプレーヤーに迷惑を掛けることもなくなります。

当然自分自身へのストレスも減り、結果ホールアウトの際のスコアにも納得いくはずです。

これは80台を目指すような上級者だけでなく、初心者や中級者にも同じことが言えます。

すべてその通りにことが運ぶわけではありませんが、そのたびに再度スコアメイクをすれば、ミスショットに対する苛立ちや落ち込みもなくなるでしょう。

80台のためのスコアメイクは無駄を無くすこと

ゴルフはミスをするスポーツと言われることがあります。

それだけミスの多いスポーツですし、アンダーでラウンドするようなプロであっても全くミスのないラウンドをすることはありません。

ですからラウンド中にスコアメイク通りに進まないことは当然発生します。

例えば、ティーショットがOBになってしまったらどうでしょう。

ゴルフ場によっては特設ティーからプレーイング4になるので、セカンドですでに3打のロスになってしまいます。

ここで80台を出せない人は、挽回を試みてしまうものです。

そうではなく、パー4であればグリーン近くまでボールを運べばOK。

パー5であれば、とにかく前進あるのみです。

そんな中、無謀にも直接グリーンを狙ってしまうと、失敗してしまった時の状況が予測できません。

そうなると失敗した時のダメージは大きいです。

「グリーンへ近づけば良い!」くらいの考えであれば、それほど大きなミスは生み出さないでしょう。

結果、ティーショットでの3打ロスはスコアへ最低限の影響しか与えなくて済みます。

トラブル発生の時にいかに無駄を無くすかが、良い方へ展開させる術です。

80台を出すためには、刻む勇気が必要なのです。

80台のためのスコアメイクはリスクを無くすこと

先に話したようなティーショット等でのトラブルが無かったとしても、ゴルフラウンドでは常にリスクを避けることを第一に考えます。

少しの可能性に掛けて池越えなどを祈るような気持ちでショットするのは、ギャンブルと同じです。

「ナイスショットであればリスクを回避できる!」と言う考え方では80台を出すことはできません。

クラブ選択の際に少しでも不安を感じたら、躊躇せずに一番手短いクラブを選ぶようにしましょう。

トップしたりして飛びすぎだ場合のトラブルはどうなるか予測するのが非常に難しく、難易度が上がってしまいます。

しかし不安要素がある場所まで絶対に到達しないクラブを選択しておけば、不安感はなくなり、ショットが安定する可能性が高くなります。

少しでも不安を感じたら、より確実なクラブを選択するようにしてください。

これはアプローチでも同じことが言えます。

ウェッジを持った際に、少しでも不安を感じたらパターを握ってください。

距離感は出しづらいかもしれませんが、トップやダフリのミスを無くすことはできます。

リスクを無くし確実に前へ進むことで確実なスコアメイクをすることができるのです。

80台を出すためにゴルフラウンドで重要なのはアプローチ

80台を出すためのスコアメイクで重要なのは、ドライバーとアプローチのどちらと考えていますか?

ドライバーで飛距離が出せればセカンドショットでの番手が短くなるので、より確実にグリーンへ乗せることができます。

しかしそのドライバーは100%絶好のポジションに落とすことができますか?

100%でなければ、アプローチに頼るほかありません。

ドライバーのミスを減らしたところで、セカンドショット以降で上手くボールを運べないことにはスコアをまとめることはできません。

しかしどんなにミスをしてもアプローチで確実にピンに寄せることができれば、スコアを確実にまとめることができます。

つまりドライバーの飛距離を伸ばすことを考えずに、ティーショットではフェアウェイに確実にボールを飛ばすことを考えてください。

それでもフェアウェイから確実にグリーンを捉えることは至難の業です。

グリーンを外してしまった時、アプローチでいかにピンに寄せるか、それがスコアメイクの最大のカギとなります。

スコアメイクのためにゴルフ練習場でアプローチの練習を徹底しましょう。

ゴルフラウンドで80台を出すための最低条件とは

まずゴルフラウンドで80台を出すためのスコアメイクをする際に考えることがあります。

それはどのようなペースで回れば80台を出せるのかと言うことです。

80台を出すためには最低17オーバー、最高8オーバーで回ることです。

ですから最低でも全てのホールをボギーペースで回らなければならないと言うことです。

となると、1ホールでも大きなミスが出てしまうとその時点で80台を狙うことは難しくなります。

そのため大叩きしても、1ホールトリプルボギーまででしょう。

練習場で徹底することは、距離と方向性、そして球筋になります。

ボギーペースでラウンドするための最低条件は、ドライバーとセカンドショットの安定性です。

ドライバーでOBをしてしまうとその時点でダブルボギーは免れません。

その後パーペースでラウンドできるリカバリー力があれば問題ありませんが、そうでなければ、ドライバーでのOBは絶対に避けることです。

また100ヤード以内のショットで2パット圏内に寄せることも絶対条件になります。

故に80台を出すためには、すべてのホールで規定打数プラス1打でグリーンに乗せなければなりません。

ミスをしたらトータルスコアで考えること

80台を出すためのスコアメイクでは、全てのホールをボギーペースで回ることと話しました。

そう考えることも確かに大事ではあるのですが、そこにばかり集中することもあまり良くありません。

ゴルフにミスはつき物です。

当然ダブルボギーやトリプルボギーを叩くこともあるはずです。

その時にもうダメだと諦めてしまうのは間違いです。

ダブルボギーを叩いてしまったら、どこかのホールでパーを獲れば良いのです。

最低17オーバーまでして良いのですから、どこかで挽回すればダブルボギーやトリプルボギーの分を取り返すことは難しくありません。

基本ボギーペースと考え、ミスをしてしまったらトータルスコアから逆算し、あとどのくらいオーバーしても大丈夫なのかを考えましょう。

そうすることでミスしたことへの精神的ダメージも減ります。

ただ取り返すと躍起になってしまったら、力が入ってしまうので注意が必要です。

80台を目指す人であれば、パーを獲ることが可能な実力はあります。

ホールごと、そしてトータルスコアでスコアメイクすることが大切です。

スコアメイクは自分の考え方次第

スコアを崩してしまうのは、過剰な自信と不安な場面でのギャンブル的選択をしてしまうことです。

また取り戻そうとする強すぎる意気込みも悪い方向へ導きます。

不安要素を取り除く選択、そして確実な方を選択することが80台を出すために必要です。

それで本当に大丈夫なのか、クラブを選択する際にしっかりと考えるようにしましょう。