元プロ野球城島健司の現在の趣味を超えたゴルフライフとは

最終更新日:2017/10/04

プロ野球で頂点を極めた城島健司さん。

現在は野球を引退して趣味の釣りとゴルフに入れ込む毎日。
その生活は趣味の域を超えているともっぱらの噂です。

そんな彼は、趣味が高じてゴルフのレッスン番組にも出ています。
若いうちにがんばったからこそ手に入れた、彼の羨まし過ぎる生活を見て、一緒に夢を見ましょう!

元プロ野球、城島健司さんの今までの活躍

野球に全く興味のない人は、「城島健司」と聞いても「え?誰?」と言う感じかもしれません。

まずは城島健司さんについてお話していきます。

長崎県佐世保市出身の41歳です。
野球はもちろん、ゴルフにも恵まれた体格で、身長182センチ、体重89キロです。

1995年に福岡ダイエーホークス(現在のソフトバンクホークス)に入団してから、2006年にメジャーリーグ、シアトルマリナーズと契約するまで、移籍することなく活躍してきました。
ポジションはキャッチャーでした。

入団当初は捕手としての評価は低かったので一塁を守ることがあったのですが、1997年に一軍のレギュラー捕手として定着しました。
2005年には通算200本塁打を達成しましたが、故障を重ね怪我に苦しみながらもがんばっていました。
そのがんばりから同年通算4000打数を達成し、通算打率が捕手としてプロ野球歴代1位となったのです。

その後メジャーリーグへ移籍し、2006年から3年間シアトル・マリナーズでバッターとして多いな活躍を見せました。
その後マリナーズとの残り2年の契約を破棄し、日本球界に復帰。
2010年から約1年間阪神で活躍を見せていましたが、度重なる故障から引退しました。

羨まし過ぎる城島健司の引退後の釣りとゴルフライフ

城島健司さんのようにプロ野球界であれだけ活躍を見せたら、引退後はコーチや監督、プロ野球解説者などに転身するのが一般的のような感じですよね。
しかし彼は引退後、野球とは完全に距離を置きました。
表向きはタレントとなっていますが、野球関係の取材は全く受けないと言う徹底ぶりです。

しかし趣味である釣りとゴルフの取材はウェルカム体勢のようです。
実際に釣りとゴルフのテレビ番組に出演しています。
ゴルフテレビ番組は「モア ゴルフ」ですが、この番組については後で詳しく紹介します。

そんな彼の現在の日常生活は一体どんなものなのでしょうか。

ある番組で密着取材をした際の1日の動きは、

 起床 4:30 家族で1番早い
 出発 5:00 愛車の中は釣り具だらけ
 到着 5:30 周りの顔見知りに挨拶
 朝食 6:00 自作のおにぎり3個
 釣り 7:00~12:00 ボウズで帰る事は少ない
 昼寝 13:00 クラシックを聴きながら
 起床 15:00 庭でゴルフの練習
 夕食 18:30 釣った魚をつまみに晩酌
 就寝 21:00 翌日の釣りの用意をしてから寝る

釣りがメインの1日ではありますが、もちろんラウンドに行く日や釣りに行かない日はゴルフメインの1日です。

正直、羨ましい限りですよね。

城島健司のゴルフ番組

先に少しだけ触れましたが、城島健司さんは趣味が高じてテレビのゴルフ番組に主演しています。
それは「城島健司と金谷多一郎のモア☆ゴルフ~one more step GOLF」です。

プロ野球を引退した翌年にタレントに転向した長崎県佐世保市出身の城島健司にテレビ長崎での放送が開始しました。

現役時代からゴルフが上手いことに定評があったのですが、その元々持っているノウハウをより高めるために、金谷多一郎が練習用の小道具や理論を生かし、城島健司にレッスンを提案していく番組です。

金谷多一郎さんは、東京都出身の日本のプロゴルファーです。
1987年に伊香保国際オープンでプロ初優勝を果たし、その後はツアートーナメントではなく、レッスンプロとして活動しています。
金谷多一郎さんは、ゴルフドクターと呼ばれ、七色のゴルフ上達法の引き出しを持っていると言われています。

この番組の面白い所は、城島健司がレッスンを受け上達していくと言うような単純なものでなく、野球でトップに立った彼の感性に逆に先生である金谷多一郎が刺激を受けていきます。
2013年から現在も続く長寿番組になっているのも納得できる見応えある内容です。

城島健司の実際のゴルフの実力は

ゴルフ好きとゴルフが上手いのはまた別の話ですよね。

ゴルフが大好きな城島健司さんの実際のゴルフの腕前はどうなのでしょうか。

ゴルフ番組の当初は「シングルゴルファーを目指す!」を目標に、金谷多一郎さんからゴルフレッスンを受けると言う設定でした。

つまりシングルゴルファーを目指すと言うことは、当初80台前半をうろうろするレベルだったのではないでしょうか。
それから4年経っていてシングルゴルファーと言う目標は達成したので、現在は70台後半をうろうろしているレベルでしょう。
ですから現在の目標は「片手シングルゴルファーを目指す!」ですね。

このように彼のゴルフレベル自体が高いので、ゴルフ上達を真剣に目指している人にとって彼のレッスン番組はとてもタメになるでしょう。

もちろん彼のようなゴルフ上級者でなくてもテーマ別に分かりやすく解説しながらのレッスンになっています。
ゴルフで大事な「もう一歩」のスキルを着実につけていけます。
城島健司が実際にスキルアップしているので説得力がありますよね。

結構多いゴルフが大好きな野球選手

城島健司を始めプロ野球選手にはゴルフ好きな選手がたくさんいます。

代表的なのは元巨人軍の監督の原辰徳さんです。
なんと原辰徳さんのベストスコアは読売ジャイアンツ史上1位の「66」です。
6アンダーなんてもうプロ並みですよね。

テレビ番組でイ・ボミとラウンドをしていましたが、イ・ボミも絶賛のきれいなスイングをしていました。

丸山茂樹もあるテレビ番組で、一番ゴルフの上手い野球選手として原辰徳さんの名前を挙げていたくらいです。

他にもソフトバンクホークス監督の工藤公康さんもゴルフが大好きで有名です。
お父さんの影響なのか娘さんはプロゴルファーの工藤遥加さんです。

またプロゴルファーのジャンボ尾崎選手も元プロ野球選手ですよね。

野球をしている人はゴルフスイングも野球打ちになると言われていますが、ゴルフと野球のスイングに共通点もあるので、上手くシフトチェンジできれば体格や柔軟性、筋力など野球選手はゴルフに向いているのかもしれません。

期待されていた分それなりの批判も

ゴルフ好きな人たちからすると城島健司さんのゴルフや釣りに没頭できる時間と金銭的余裕、そして人脈があることは羨ましい限りですよね。

しかし中にはそれを妬む人もいます。
もちろん受け取り方は人それぞれなので、それが良いとか悪いとかは言えません。

プロ野球選手として日本とアメリカで大きな実績を沢山残した選手なので、引退後も野球に携わると信じていた人が多いようです。
しかしコーチ依頼など野球界の誘いを全て断って自身の道を選びました。
熱心な野球ファンがそれを残念に思うことは当然なのかもしれません。

最近日本ゴルフ界でも宮里藍選手の引退に涙したゴルフファンは多いです。
彼女が今度何をするかとしばらくは報道合戦がありましたが、最近はようやくそれも落ち着いてきました。

ファンとして引退後にいろいろと期待してしまうかもしれません。
でも幼い頃から野球やゴルフだけに全ての時間を費やしてがんばってきたのですから、引退後に好きなことをして過ごすのが一番だと思いませんか?

ゴルフは一生付き合える最高の趣味

何らかの機会に恵まれてせっかくゴルフを始めたのです。
思い切り楽しまなければ損です。

ラウンドでゴルフの調子が悪いと不機嫌になったりする人もいますが、調子が悪いときこそ平常心を保ち、逆に楽しむくらいでないとスコアもまとまりません。

ゴルフは老若男女一緒に楽しめる唯一のスポーツ。
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