今でも鳥肌物!タイガーウッズマスターズなど伝説動画の数々

最終更新日:2017/09/12

タイガーウッズと言えば、歴代2位のメジャー選手権優勝14回、史上2人目のトリプルグランドスラム達成、生涯獲得賞金額1億ドルを突破の歴代1位とゴルフ界伝説のゴルファーです。

その中でも夢のマスターズでなんと4度も優勝を飾っています。

マスターズだけでなく様々な試合で見せた数々の伝説のプレーは今、動画でも見ても鳥肌物です。
そんな伝説のショットを紹介していきます。

タイガーウッズの経歴

最近ゴルフを始めたと言う人は、タイガーウッズが凄いプロなのは認識していても、それがどれだけ凄かったのかと言うことを知らない人が多いでしょう。

そこで伝説ショットの動画を紹介する前に彼のトーナメントの記録を紹介します。

まずはPGAツアー優勝数歴代2位の79勝。
その他の日本など海外ツアーでの優勝を含むと106勝もしています。

次にメジャー選手権優勝数歴代2位の14勝。
もっとも栄誉あると言われるマスターズは史上最年少の21歳104日で勝っています。
これは間違いなく更新する記録だと思われていましたが、現状かなり厳しいものとなっています。

歴代最小年間平均スコア68.17には驚きです。
もっとも過酷なPGAツアーのコースセッティングで平均70を切るのです。
私たちの想像も及びません。

史上最年少24歳206日で4つあるメジャー大会を全て制覇。
キャリアグランドスラムはまさしく伝説の一つです。

これも見逃せません。
最長連続予選通過142試合。
試合に出れば、どんなプロでも予選落ちするようなコンディションになることがあります。
あの松山英樹プロも予選落ちするくらいですから。
それが100試合を超えるというのはやはり1人ステージが違っていたのでしょう。

またプロになる前から頭一つ以上抜きん出ていたようで、史上初の全米アマチュアゴルフ選手権3連覇を成し遂げています。

そんなタイガーウッズ、現在はあまり良いニュースを聞かないですが、これだけの偉業を成し遂げた選手だということを皆さんに絶対知っておいて欲しいです。

これがNo.1!タイガーウッズのマスターズでの伝説動画

タイガーウッズの最も有名なマスターズでの1シーンが、2005年の大会です。
動画で何度見ても鳥肌が止まりません。

最終日の16番パー3。
グリーン左奥からのタイガーウッズのアプローチは、カップとは全く違う方向に打ち出し、それがみるみるカップに近づいていきます。
この瞬間は世界中の誰もがボールの行方を固唾を飲んで見守ったでしょう。

その放ったアプローチショットは、コロコロとラインに乗って進んでいくのですが、なんとカップ手前数ミリのところで3秒弱止まってしまったのです。

しかし誰かがそっとボールを触ったかのようにボールはゆっくりと一転がりしミラクルカップイン!
キャディとタイガーウッズが祈るようにボールの行方を見守っている姿も印象深いです。
マスターズが開催されるオーガスタゴルフクラブには勝利の女神がいると言われています。
ゴルフは技術だけでなく運も味方にしなければ優勝はできません。
きっとこのとき勝利の女神がタイガーウッズのためにボールを一転がりさせたのでしょう。

まさに「持っている」とはこういったことを言うのかもしれませんね。

タイガーウッズのマスターズでのインテンショナルショット動画

大きな左ドッグレッグ、普通のゴルファーなら安全に刻む方法を選択すること間違いなしでしょう。

しかしタイガーウッズはすごいフックボールでなんとグリーンオンさせました。

動画を探して見て分かると思いますが、ショットする場所からグリーンは全く見えません。
しかも乗せるだけでなく、グリーン奥の傾斜を使って見事にピンに寄せると言う神業ショットです。
フックボールであそこまでキャリーとランをコントロールできるのは、間違いなく彼しかいないでしょう。

過去20戦も参戦しているのでいつのマスターズでの動画かははっきりしないのですが、タイガーウッズのスーパーショットの1つには変わりありません。

プロゴルファーは、インテンショナルフックやインテンショナルスライスを狙い正面にある障害物を避ける練習をしているので、みんなが持っている技術ではあります。
しかし彼ほどに自信がないと、プロであってもダメージの少ない刻む方法で対処するでしょう。
プロとして当たり前の技術であっても、それでピンに寄せる技術はかなり高度なものと言えるのです。

しかし打った後に横ステップでボールの行く末を確認しに行くタイガーウッズは、世界を驚かせるトップゴルファーにしてはかわいらしい感じすらしますよね。

タイガーウッズのパッティング動画

タイガーウッズは、マスターズで幾度とパターでミラクル超ロングパットを寄せています。
こういったのが動画で観られるのはやはり伝説的な記録の持ち主だからでしょう。

動画を探すと有に50ヤード近くはあるロングパットを寄せているものがあります。
彼自身も悔しい顔はしているものの、喜びは隠せない感じの表情をしています。
しかもオーバーでもなく、ショートしているわけでもないですよね。
ジャストタッチでただ、少し右に切れてしまっただけです。

あの距離を距離感抜群に出せるのはこのときの彼くらいしかいないでしょう。
アプローチのラインどりと距離感が完璧だからこそ、ロングパットでもあれほど寄せることができるのです。

彼が練習で一番力を注いでいたのが、アプローチとパターと言うのも納得です。
アマチュアだと3パットを覚悟してしまう距離でしょう。
プロであっても外す可能性を少し残してしまう距離までしか寄せられないのではないでしょうか。

タイガーウッズの伝説ショット総まとめ動画

マスターズに限らずプロになってから106勝しているのですから、様々なトーナメントで伝説のショットを繰り広げているタイガーウッズ。

そんな彼の伝説のショットを総まとめしたユーチューブ動画がありました。
その全てを見たら同じ気持ちになると思いますが、彼にはゴルフの神様が宿っていたとしか考えられないようなミラクルショットの数々です。

バンカーに入っても、ラフに入っても、寄せないことはない確実なショットばかりです。106勝したうちに、どれだけのミラクルショットを見せてきたのでしょう。
この時代のゴルファーたちが、皆憧れ、夢見ていたのも納得です。

現在のUSPGAにも素晴らしい選手たちはたくさんいますが、彼のように誰もが憧れると言う選手は残念ながら存在しません。
毎回違う選手が優勝したり、世界ランキング1位になったりしています。
しかしこのときのタイガーウッズは、敵なし状態で世界ランキング1位に683週も君臨していました。
また賞金ランキング最高位に10度もなっています。

それでも「またタイガーウッズか」と言う人はおらず、ゴルフ人気は高まるばかりでした。
それもまた彼の伝説と言っても良いでしょう。

タイガーウッズを称えよう!

ここ何年もタイガーウッズの不調がちょくちょくニュースで取り扱われています。

記憶に新しいのは、彼が逮捕されたニュースです。
ネットでは残念に思うコメントがたくさんあったようですが、一緒に戦ってきたUSPGAの選手たちの思いは全く違うものでした。

バッバワトソン
誰だって暗い部分はあるものだ。
タイガーだって人間なんだ。
みんなそのことを忘れがちだけどね。

ビルハース
タイガーが背中の手術を4回も受けて、それがどれほど大変なのか想像もつかない。
明らかに彼は多くのことに直面していた。
逮捕されたという結果にばかり目がいきがちだけれど、多くの場合それが正しくない時もある。

ジャックニクラウス
タイガーがまたプレーしてくれる事を望んでいる。
僕はタイガーのファンなんだ。
そしてタイガーの友人でもある。
彼が早くこの苦難から立ち上がれるように…。
彼には今、多くの人々からの沢山のサポートが必要だ。
僕もその多くの人々の中の1人だよ。
彼が早く良くなることを祈っている。

マスターズ、全英オープン、全米オープン、全米プロゴルフ選手権と大きな大会でも数多くの実績を残してきました。
動画をいま見ても感動するようなプレーばかりです。

しかしその数々の偉業のために体を酷使してきたのもまた事実です。
悪いニュースには耳を傾けずに、彼のこれまでの頑張りを称え、復帰を応援しましょう!

憧れは憧れで、真似るのは危険

タイガーウッズのパターやアプローチを真似るのは良いことでしょう。

しかしドライバーやアイアンの動画を参考に真似るのは非常に危険です。
彼自身も長い期間をかけて体に無理を強いていた結果故障してしまいました。

ですからアマチュアが彼のショットを真似るとたった1度で故障しかねません。
それだけ全身を使ったパンチショットを行っています。

どうしても真似たいのであれば、まずは彼並みに体を鍛えることをオススメします。