ゴルフに夢中過ぎて周りの景色を楽しまないなんて勿体なさ過ぎます。
ゴルフ場は自然と調和して作られたコースが多いです。
世界中には生涯に一度はプレーをしてみたい絶景ゴルフ場がありますが、日本だって負けていません。
海外はなかなか行くことができませんが、日本なら数日の休みで行けます。
是非行って欲しい日本の絶景ゴルフ場を紹介します。
福岡県にある日本の絶景ゴルフ場
日本を誇る絶景ゴルフ場は、「志摩シーサイドカンツリークラブ(福岡県)」です。
福岡の糸島半島の海岸をなぞるように設計されたゴルフ場です。
日本のペブルビーチと言われる美しいシーサイドコースです。
※ペブルビーチ:サンフランシスコから南へ2時間ドライブしたところにあるモントレー、カーメルといった観光地に近い美しい海岸線にある。
糸島半島は最近ゴルフだけでなくカフェやパワースポットとしても注目されているところです。
雄大な玄界灘に向けて思い切りティーショットできる打ち下ろしのミドルホールが1番ホールになっています。
海岸をなぞるように設計されているので、玄界灘に向けてのショットであったり、玄界灘を背にしたショットなど、絶景ポイントがたくさんあるゴルフ場です。
アップダウンが少ないので、難易度が低いように思いがちですが、海風の強弱によって難易度は大きく変化します。
その日の風をどのように攻略するかが大きなポイントとになり、ゴルファーを飽きさせないポイントにもなっています。
兵庫県にある日本の絶景ゴルフ場
まだまだあります、日本の絶景ゴルフ場!
それは「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部(兵庫県)」です。
先程のようなシーサイドのゴルフ場も素晴らしいですが、山沿いのゴルフ場もまた違う素晴らしさがあります。
急峻な山を囲む幽谷の森を縫うように流れる渓流など、多くの日本の名立たる設計者が投げ出したほど険しい設計予定地に作られたゴルフ場です。
世界的に有名なコース設計家のロバート・トレント・ジョーンズJr.氏設計によるゴルフコースで、「二度と巡りあうことのできない天与の地」とコース設計を熱望したと言われています。
ゴールデンバレーとあるように、紅葉の時期には黄金色に輝く絶景を楽しむことができます。
またコース内には兵庫百景の1つに数えられる「南池」を始め、大小数か所の池、幾筋もの渓流が縫うように流れ、18ホール中16ホールに池やクリークが絡んでいます。
絶景を楽しめるだけでなく、日本最高のコースレート「77.4」を誇る難易度抜群のチャンピオンコースです。
バックナインの最終3ホールは、設計者自身が逸秀と言うほどの美しさと戦略性を兼ね備えています。
鹿児島県にある日本の絶景ゴルフ場
海も山も同時に楽しめる日本の絶景ゴルフ場もあります。
「いぶすきゴルフクラブ(鹿児島県)」です。
薩摩半島の最南端「薩摩富士 開聞岳」の山麗に位置しています。
ティーグラウンドからは開聞岳、グリーン付近では東シナ海をはじめ、大隅半島や長崎鼻、川尻の街が望めます。
開聞岳も海も、息を呑む美しさで、本当に素晴らしい景観の美しいコースです。
ゆったりとした起伏を生かした、距離の長い雄大なコースです。
1981年~2004年まで男子プロゴルフトーナメントが開催されていた歴史あるゴルフコースです。
またタイガーウッズが国内ツアーで初参戦したコースとしても有名です。
その時、世界中のゴルフ場でプレーをしてきたタイガーウッズも「このコースの美しさに感動している」と言ったほどです。
一番のオススメは朝日や夕日の時間帯で、太陽の光によって照らされたグリーンやフェアウェイは、言葉を失うほどの美しさです。
都心から距離があるので、隣接しているホテルに宿泊し、朝日が見られる朝一ラウンドをしてみてはどうでしょうか。
静岡県にある日本の絶景ゴルフ場
日本の絶景が見られるところと言えば、富士山ですよね。
全てのホールでその富士山を仰ぎ見ながらプレーをすることができる絶景ゴルフ場が、「裾野カンツリー倶楽部(静岡県)」です。
27ホール分の大きな敷地に贅沢に18ホールをレイアウトしています。
そんな贅沢な作りだからこそ、富士山を眺望する愛鷹山南東のスロープを雛壇式になっており、18ホール全てで雄大な富士を望める丘陵コースになっているのです。
また仰ぎ見られるだけでなく、その富士山の影響を大きく受けた独特の強い芝目と、年間を通して10~12フィートと言う高速グリーンは、プロを唸らせるほどの高難易度のコースと言われています。
樹木地域を広くとり、池やクリーク、クロスバンカーなどが景観と戦略を高めるように配置され、高速で広めのワングリーンが更に難しいロングパットにさせます。
難しい上に、美しい、そんなゴルフ場はいろいろなゴルフ場でプレーをしているプロ選手たちからも高い評価を得ています。
大分県にある日本の絶景ゴルフ場
絶景だけではなく、日本ならではの温泉も楽しめるゴルフ場が「別府ゴルフ倶楽部(大分県)」です。
鶴見コースと由布コースと合わせて27ホールあり、鶴見岳と由布岳をそれぞれ仰ぎながらプレーすることができます。
昭和5年開場の、九州では2番目に古いオールドコースです。
鶴見コースは、樹齢60余年の杉と檜でセパレートされた広いフェアウェイが特徴です。
晴れた日であれば、遥か四国・豊後水道が眺望できる雄大な兵陵コースです。
しかし霧が強い日は、景色どころか1m先も見えないくらいになります。
景色は見えませんが、雲の中にいるようなフワフワした感じになり、力が抜けるのか、不思議とスコアがいつもより良くなります。
そして由布コースは、九重連山、耶馬渓谷の山々を望む変化に富んだコースです。
名物ホールの2番ロングでは、鶴見岳と由布岳に向かって打ち出し、ダイナミックかつ景観も素晴らしい贅沢なホールです。
またクラブハウスや宿泊ロッジではゴルフで疲れた身体を癒してくれる本格的な温泉があります。
絶景ゴルフや戦略的なコースを楽しめるだけでなく温泉までも楽しめるのは日本ならではと言えるでしょう。
日本とはやはり違うハワイの絶景ゴルフ場
紹介してきたように日本には絶景ゴルフ場はたくさんあります。
しかしロングバケーションがあれば、やっぱり海外でゴルフをしてみたいですよね。
そこで参考までに、ハワイの絶景ゴルフ場も合わせて紹介します。
「マウナラニ・リゾート」です。
海を一望でき、海岸線を眺めながらゴルフを楽しめると言うなんとも贅沢な気持ちにさせてくれます。
このゴルフ場で有名なのは、海越えのパー3です。
海を眺めるだけでも贅沢なのに、なかなか経験のできない海越えショットができるなんて、ゴルファーにとっては贅沢の極みですよね。
またチャンピオンシップゴルフコースですが、初心者から上級者まで楽しめるようにになっています。
こんな夢のようなゴルフ場でのプレーは午後スルーであれば145ドルで回れます。
マウナラニベイホテルに宿泊すれば、さらに安く120~125ドルで回ることができます。
海沿いのゴルフ場はもちろん日本にもありますが、やはりあの青い海と青い空、広大な感じはハワイのゴルフ場でしか味わえないでしょう。
いろんなゴルフ場へ行ってみることも大事
ホームコースでひたすら技術を高めることも良いですが、全く知らないコースへ出向いて、コースレイアウトを見ながらプレーすることもゴルフの楽しみ方です。
プレーし慣れたところだと、攻略法もパターン化してきます。
年に1度や数年に1度、ゴルフ旅行で知らないゴルフ場へ行ってみましょう。
その際に絶景ゴルフ場を探して、ゴルフを楽しむだけでなく、景観などを楽しむと、よりご褒美旅行感が増すでしょう。