プロゴルファーのドライバーの長さが知りたい。男子女子別。

最終更新日:2016/11/26

現在各メーカーが発売しているドライバーの長さは素材の進化も相まって平均的に10年前と比べて長くなってきたように感じます。

特にSLEルールが適用された2008年以降シャフトの進化は目覚ましいものがあります。

これはアマチュアのためだけでなくプロゴルファーも皆そうなのでしょうか?

長尺化すると飛距離アップが簡単に実現できそうですが、果たしてプロゴルファーは長いドライバーを使っているのでしょうか?

そこで今回はプロのドライバーの長さについてまとめてみました。

男子プロのドライバーの平均の長さは?

男子プロのドライバーの平均の長さは、44.5インチです。
しかし一番長いドライバーを使っている選手で47インチ、一番短いドライバーを使っている選手で、44インチです。

プロゴルファーは皆ドラコン選手のように長いドライバーを使って少しでも遠くへ飛ばしているイメージがありますか?

しかしプロの世界ではシャフトの長さで飛ばすということはあまりないようです。

男子プロは常軌を逸した飛距離を出すことより、正確性を重視しているのです。

ですから、ドライバーの平均飛距離は280ヤード前後くらいです。
この距離で確実にフェアウェイにボールを運ぶには、44.5インチくらいが適正なのです。

では世界で活躍しているPGAの選手はどうでしょう。

ドライバーの平均の長さは45インチです。

一番長いドライバーを使っている選手で46インチです。
一番短いドライバーを使っている選手で43.75インチです。

日本選手より背の高い外国人選手ですら長いクラブは使っていないのです。
身長の差から言うと、ちょっと長い3wを使っているような感覚でしょう。

世界でも飛距離よりも正確性を重視したドライバー選びになっているのです。

 

女子プロのドライバーの平均の長さは?

女子プロのドライバーの平均の長さは、45インチです。

それなりに飛距離の欲しい女子プロは男子プロよりも長いドライバーを使っているようです。
飛距離と方向性のバランスを考え、重量は295g~305gともちろん男性よりも軽めのドライバーにしています。

飛ばし屋と呼ばれている女子プロは短めのドライバーを使っています。
飛ばす選手ほどより飛ばすことを考えずに方向性の正確さに重点を置いてドライバーを選びます。

また、女子プロはそれなりにヘッドスピードがあるので男性用クラブを使っています。
ですから初心者女性ゴルファーでこれからドライバーを購入する予定の方は、女子プロのクラブを参考にはしないでください。

ヘッドスピードが35m/s以上になったときは、女性用クラブから男性用クラブへ移行することをオススメします。

シャフトの長さは様々ですが、世界ランキング1位のリディア・コ選手はグリップを短めに持っています。
シャフトの長さをそうやって微調整する選手も中にはいます。

 

ドラコンプロのドライバーの平均の長さは?

ドラコン競技ではシャフトの長さは48インチ以内と決まっています。

ドラコンプロ選手のほとんどはこの規定ギリギリの48インチの長さのドライバーを使っています。
フェアウェイを捉えないとカウントされないのですが、ドラコンプロはツアープロと違って、距離を競うドラコンでは方向性より飛距離を重視しているのです。

一般の方が使うドライバーの長さの平均は45インチです。
そうするとドラコンプロのドライバーと3インチ程度差がでます。

理論上で言うと、ヘッドスピードが3m/s速くなります。
3インチ長いドライバーを使うと、距離でいうと(ミート率ほぼ100%の場合)15~20ヤード飛距離が伸びることになります。

長い方が飛距離を伸ばすことはできますが、ヘッドスピードが追いつかないと決して真っ直ぐなボールを打てないので、飛距離どころかOBへ飛んでしまう可能性が大いにあります。

それぐらいドライバーが長くなればなるほどコントロールが難しくなるのです。

アイアンで言えばショートアイアンとロングアイアンで考えると分かりやすいですね。

 

長さの恩恵はだれでも得られるけれど、、、

ドライバーのシャフトを長くすればヘッドスピードが上がります。

先ほども説明しましたが、1インチ伸ばすとヘッドスピードは約1m/s上がります。
だからその分飛距離も伸びるのです。

でもツアープロで最大の48インチのドライバーを使っている選手はいません。
シャフトを長くすると適切なインパクトが難しくなってしまうからです。

大きなしなりができるので、常に同じ場所にヘッドが戻りにくくなり、打点がブレたり、ミート率を下げる原因になってしまいます。
ですから、方向性を重視するプロはシャフトを無駄に長くしないのです。

またシャフトが長くなる分、スイングバランスが重くなり、スイング全体が遅くなってしまい、ヘッドスピードが逆に遅くなってしまう可能性があるのです。

その際はヘッドを軽くしたり、重量を軽くしたりしてスイングバランスを適正にしなければなりません。

シャフトを長くすることで飛距離アップは望めますが、ドライバーのバランスが悪かったり、使いこなせない方だと飛距離が伸びないだけでなく、右へ左へと不安定なショットになってしまいます。

 

長いクラブを振りやすくする方法はあるの?

長いクラブを振りやすくする方法は、シャフトを軽くすることです。

長いクラブは遠心力が大きくなるので振り遅れないようにシャフトを軽量化することで振りにくさを軽減します。

だからと言って軽くしすぎるとヘッドが暴れやすくなるのでショットが安定しなくなります。

クラブは長いほど全体のバランスが大事になってきます。

男子プロはもちろん力もあってスイングもパワフルなのでシャフトの重さは60g~70gです。
女子プロの場合は男子よりも力がない分シャフトの重さは50gでしょう。

一般の方が長尺ドライバーを使う場合は男性でも女子プロくらいの50gのシャフトにするとずいぶん振りやすくなるでしょう。

せっかく飛距離を伸ばすために長尺にしたのならしっかりと距離を伸ばしたいですよね。
振りやすくするため、しっかりと距離を出すため等上手く自分で使いこなすため、練習はもちろんですが、ヘッドやシャフトの重さや大きさ、硬さなど自分に合うようにショップ等で計測してもらってください。

 

プロではないけど自分にあった長さはどうやって見つける?

プロはもちろんスポンサーでフィッティングして自分にベストな状態のクラブを使っています。

でも一般の方でそこまでしている方はいないでしょう。
ドライバーはとくに1本だけでも相当高いのでじっくり吟味して決めたいですよね。

基本的にクラブは長めの物を持っている方が多いと思います。

それを上手く利用しましょう!

「今のクラブを短く握る」というなんともシンプルな方法です。

短く握って、どのくらいグリップ側を余らせたときにしっくりくるのかを確認してください。
そのときにライ角をクラブなりに構えることを忘れないでください。
これをすると大まかですが自分に合ったクラブの長さが分かります。

これはドライバーに限らずアイアン等でもできます。

あまりにも短い部分を握るとグリップ部分が細くなるのでそこは考慮してください!

これは実際にリシャフトするときにショップの人に伝えると測定するときに打ちやすさとして考慮してくれるでしょう。

 

長ければ飛距離、短ければ方向性。

ドライバーと言えばやっぱり飛距離がバーンと出るのが理想ですよね。
プロみたいに飛べば次のショットがぐんと楽になります。

しかしどんなに遠くへ飛んでもそれがラフやOBだったら飛んだ意味は全くありません。

 

『飛距離』と『方向性』

あなたはどちらを優先したいですか?

どちらも!と言うのが正直なところですよね。

ある程度の飛距離なら長尺ドライバーを使わずとも十分に飛ばせます。
PGA男子プロまで身体や筋力、技術ともに無理ですが、女子プロぐらいならいけるはずです。

実際にプロたちも長尺ドライバーを使っていません。
平均くらいのドライバーでヘッドスピードとミート率を上げれば、自分の望む距離は飛ぶようになります。

それ以上!となってきたときに長尺ドライバーを視野に入れましょう。