「えっ、そうだったのか?目からウロコが落ちたよ」
という会話、たまにに聞きますよね、
ゴルフ場のレストランや居酒屋の後ろの席で部下と上司らしき人が言っているとか・・・。
でも本当にそんな話は沢山あるのでしょうか?
そんな目からウロコ話しについて考えてみましょう。
「目からウロコが落ちる」の語源はなんだろう
「目からウロコが落ちる」。
これは「ある事をきっかけに今まで分からなかった物事の実態(真相や本質)などが理解できるようになる」という例えとして使われていますよね。
語源は聖書から来ている様です。
私は聖書を読んだことはありませんが、なんだかキリスト教徒を目の敵にし、迫害していたサウロさんという人が、キリストによって目を見えなくされてしまったそうです。お仕置きみたいな事でしょうね。
しかしキリストに遣わされたアナニヤさんという人がサウロさんに祈りを捧げると、目からウロコの様な物が落ちてきて元通り目が見えるようになったそうです。
その後サウロさんは洗礼を受け、聖人の1人となり大活躍をしたそうです。
つまり・・・キリスト教に出会い、これまでの生き方を改め、新しい生き方を選んだという事から、「誤りを悟り、迷いから目覚める」という意味であったものが現在の様に使われるようになったそうです。
これこそ目からウロコ話しですよね!
でもレベルアップを目指すゴルファーには全く興味のないことでしょう。
目からウロコ話しとは「ことわざ」かと思っていたという話
最近では小学生の子達も「目からウロコだよね」なんて言っているようですが、本当に意味が分かっているのでしょうか。
私も前分に書いた聖書の中のお話しの意味は知りませんでしたよ・・・。
ことわざかと思っていましたから。
「サルも木から落ちる」とか「秋の日は釣瓶落とし」とか「語るに落ちる」みたいな、でも「木登り上手なサルでも油断してると木から落ちてしまう、だから物事は慎重にね」なら分かるのですが、「目からウロコ話し」はサウロさんの目から落ちた「ウロコの様な物」ですからね。
実際目にウロコは無いし、魚にだって無いです・・・。
あっ私はありました!
透明で薄くて丸~いウロコが・・・。
分かりますよね、そうですコンタクトレンズでした。
様々なカラーコンタクトがあるのだから「ウロコ模様のコンタクト」も発売すればいいかもしれません。
そうしたら「目からウロコ」をギャグで出来るようになりますから、ゴルフコンペなどで笑いを誘い盛り上がること間違いなしです。
よくあるゴルフレッスンでの目からウロコ話し
ここでやっとゴルフのお話しになりますが、インターネットを見ているとゴルフレッスンでの「目からウロコ話し」は結構あるのですよね。
そこで色々と見てみますと、なんて事はない、よくある当たり前のお話しばっかりですね。
例えば
「スイング中にクラブのポジションを考える事は最悪だ、技術面をシンプルにする事がベストなプレーに繋がる」とはどうやったらシンプルに出来るのですか?
といった感じで全く目から何も落ちません。。。
例えば
「ミスショットしたら技術的な問題か、メンタルな問題か考えよう。
アマチュアの場合ほとんどがメンタルだ、ショットと自分の能力だけを考えよう」。
ではどうやったらメンタルが強くなるのですか?
それを教えてよ!
この様にほとんどが目からウロコ話しではなく、よく分からないというのが本音ででしょうね。
「目からウロコ」と書くだけで、読者の皆さんが「おっ!!」という感じで食いつくのではないでしょうか。
一流プロゴルファーやコーチの「目からウロコのテクニック」の話
前で書いた様に一流のプロゴルファーやコーチの方々が言ってる事はもしかしたら本当の事で、というか事実そういう事なのでしょう。
聞く人が聞けば「なるほど。やっぱり一流プロゴルファーは考え方が違う!」と目からウロコが落ちる想いで、感激しながら拝聴しているのかもしれないですね。
でもプロやコーチからその名言を目からウロコで聞いたにもかかわらず、いざ実践となると「ん?どういう事なんだろう??」といった具合でよく分かってないのが本音ではないでしょうか。
難しい言葉でもっともらしい事が目からウロコ話しなのではなく、「あ、そういう事ね、気が付かなかったよ」とか「えっ、そうだったんだ!」みたいな事です。
言ってみれば簡単な事ですが、ふと気が付かされたよ・・・。
みたいなのが目からウロコですよね。
たまにそういう話を聞くのだけれども、ちっとも覚えていないのは私の記憶力低下のせいでしょうか。
そういえば私の目からウロコが落ちたことはあっただろうか
そこで数字の4の話です。
ホテルとかゴルフ場のロッカーとかに4の数字は使われませんよね。
やっぱりホテルに泊まって4号室だと なんか出てくるのではないか・・・みたいな感じがあります。
ゴルフ場のロッカーが4番だったりすると、もうラウンドする前からティーショットが曲がってOBになるのではないか・・・とか不吉な予感の様な物がありますね。
でも飛行機はどうでしょう。
自分のシートを探していて1番、2番、3番、・・5番とやっぱり4番は抜けているのですよね。
しかし、例えば4番があったとして自分がその席だったとします。
そして不吉な予感と共に飛行機が墜落。
でも墜落するのはみんな一緒ですよね。
4番の自分だけがストーンと落ちる訳ではないのです。
だったら4番あってもいいのでは!?
あっ、でも4番の人だけスチュワーデス・・もといCAの人がジュースをこぼすとか、機内食に当たってお腹を壊すとか・・・そんな事があるのかもしれないですね。
でもこの「4番話」少し目からウロコ話しではないですか。
結構探してみると面白いですよ。
駐車場番号だったり、ゴルフ場の電動カート番号だったり。
探すと数字は結構見つかりますが、4が無いということもあるのです。
最後に初心者ゴルファーによくある目からウロコ話し
ゴルフの目からウロコ話しをしっかりお話しします。
さすがに最近は無いのですが、あれはまだゴルフを始めたばかりの頃です。
ティーショットがチョロ、2打目ゴロゴロ、3打目、4打目、5打目でやっとグリーンにオン。
さぁやっとパットだよ。
でも1パット目が10メートルオーバー、2パット目が5メートルショート、3パット目が2メートルオーバー、4パット目が20センチ手前。
こういう光景、初心者あるあるですよね。
ここで周りの同伴ゴルファーの「オーケー」の声。
「どうも」とボールを拾い上げホールアウト。
「○○さん何回でしたか?」
「え~っと5オン4パットの9回です。」
「えっ!?5パットだから10回でしょ!」
「えっ!4パットですよ。だってオーケーだと言ってもらいましたし。」
しかしそのオーケーとは、「5パット目は20センチで、間違いなく入るでしょうから打たなくても入った事にします」という事だったのですね。
私は4パット目があと20センチだったので「惜しいから入った事にしましょう」かと思っていました。
ゴルフを始めてからその時までずっと、その数え方でゴルフをやっていました。
教えてくださった方、「ありがとうございます!」。
「えっ!?という感じで目からウロコが落ちました」。
皆さんもゴルフでの目からウロコ話しありますか?
ゴルフは結構ルールやマナーが細かいですよね。
ですから、結構長くやっていても初体験して驚くことも多いと思います。
でもそうやってたくさん経験を重ねてゴルフを覚えていくのが普通ですよね。
それは練習も同じこと。
経験値は何事にも変えられません。