東京都内でスコアを伸ばせるゴルフの打ちっ放しはあるのか?

最終更新日:2017/03/30

東京都内でゴルフする環境って、場所的にもコスト的にもハードルが高かったりしますよね。

また、都内のゴルフ打ちっ放しは休日に混んでおり、待たされる事もしばしば。

では、東京都内でゴルフが上達する様な打ちっ放しがあるのか見ていきましょう。

都内のゴルフ打ちっ放しは常に混むイメージです

都内は人口も多い分、ゴルファーの数も多いですよね。
その分、ゴルフの打ちっ放しも当然のように混みます。
特に週末なんかは、1時間以上待ちなんてざらでよね。

私は地方出身者の為、打ちっ放しに行って待つというイメージがありませんでした。
しかし、都内で仕事をする様になり、週末の打ちっ放しに行くと常に待たされる事になり、やっぱ都内だなと思った事があります。

常に混んでいるイメージの強い都内のゴルフ打ちっ放しですが、そこで練習する人も様々で、コツコツショートアイアンの腕を磨く人、終始ドライバーをぶっ放す人等練習の仕方も様々です。

しかし、都内のゴルフ場は場所の制限がある為、広い打ちっ放しも限られており、ドライバーショットの距離に関しては物足りなさを感じているゴルファーも多いのではないでしょうか。

でも平均して上達のスピード早いのは、ショートアイアンをこつこつ練習する人である事は論を俟たないですね。

都内のゴルフ練習場、打ちっ放しのよい所は鉄道を使える事

都内のゴルファーでよく見かけるのが、キャディバックや練習用に数本入れられる小さなキャディバックを持った人ですね。

交通インフラがよい都内では、車を持たない人も多く、ゴルファーも電車で打ちっ放しに行く人も多いです。

平日の通勤時間帯にキャディバックは迷惑な感じがするのですが、日中や休日であれば乗客に気兼ねする事なく、打ちっ放しに行けるのではないでしょうか。

都内には駅から近い打ちっ放しも多く、電車やバスを使って練習に行けます。
打ちっ放しのほとんどが郊外にあり、車を使わないと打ちっ放しに行けない地方では考えられない事です。

特に若い人は車を持っていない人も多く、若いゴルファーにとってゴルフをする為に電車やバスを利用する人が多いと思われます。

実際、私の職場でも、ゴルフをする若手は車を持っておらず、電車で練習に行っている者がおります。
時々練習に付き合ってあげるのですが、都内の打ちっ放し近くの駅で待ち合わせをして練習に向かうなんて事もやったりしています。

打ちっ放しに電車で行く、または車で行く、どちらが手軽なのかはゴルファーによって様々だとは思いますが、私は自転車でも行ける距離に打ちっ放しがある為、たまにクラブを数本持って、自転車で行ったりします。
非常に手軽です。

都内のよい打ちっ放し、それほどでもない打ちっ放し

ゴルフの練習方法で打ちっ放しに行く方は100%だと思いますが、場所の制約がある都内の打ちっ放しで、よい打ちっ放し、そうでもない打ちっ放しという側面で考えるゴルファーもいるのではないでしょうか。

もちろん、練習でもそこそこお金のかかるスポーツですので、お金の側面からみた打ちっ放しのパフォーマンスが一番だとは思います。

都内新宿区や目黒区、世田谷区にある様な土地自体が高額な打ちっ放しは全体的に練習にコストがかかりますよね。
明治神宮外苑ゴルフ練習場の様な距離と広さのある打ちっ放しならそのコスト感もある程度納得出来るかもしれませんが、中には距離もなく、狭い打ちっ放しも結構あったりします。
失礼を承知で鳥かごと呼んだりしていますが。

距離のない打ちっ放しでは、ドライバーの練習は意味をなさないかもしれません。

もちろん、球の捕まりや自分の打球の高低などをしっかり分かっている上級者ならスイングを作る、または修正する目的で距離のあるなしは関係ないかもしれませんが、そういった一部の方以外は距離を出すショットの練習には向かないと言えるのではないでしょうか。

距離のない打ちっ放しでも、長いクラブを振る事を我慢してショートゲームを磨けるゴルファーならコスト的にも合うのかと思いますが、そうでないゴルファーには、かけた金額の割には上達しないというコスト高な打ちっ放しが多いのも都内の特徴と言えるかもしれませんね。

都内にある打ちっ放しで有名なロッテ葛西ゴルフ

都内の打ちっ放しで有名な所と言えば、度々テレビ撮影でも登場するロッテ葛西ゴルフではないでしょうか。
JR京葉線の電車から見える大きな打ちっ放しです。

その大きさは都内だけでなく全国的に見ても最大級と言えます。
距離は250ヤード、打席数は300、3階建ての打ちっ放しです。
しかも24時間営業という他の打ちっ放しではあまり見られない営業形態です。

このロッテ葛西ゴルフなら、ドライバを振っても十分にその軌道を確認出来るでしょうし、広い分ゆったりと練習に打ち込めるのではないでしょうか。

ここは、海から近いという事もあり、比較的風が強いという事も挙げられます。

ゴルフは自然との闘い、特に風は距離や曲がりに影響するので、こういった風の強い打ちっ放しでしっかりターゲットを決めて練習する事が上達につながります。

ドローボールを風に乗せてみたり、反対に風と戦わせてみたりするとどれ位距離が落ちるのかが確認出来ます。
フェードボールは風に乗り易かったりするといった事も、こういう風があり距離のある打ちっ放しでは確認出来ます。

かつて石川プロがテレビ番組でロッテ葛西ゴルフにてドライバーショットを放った時に、ドローから落ち際フェードがベストボールと言ってました。
やわらかいスライス風の中で放つドライバーショットなのですが、距離のある打ちっ放しならではの軌道と言えますね。

都内で交通の便がよい打ちっ放しは明治神宮外苑ゴルフ練習場

都内でも規模が大きく、交通の便がよい打ちっ放しと言えば、先ほど名前を出した明治神宮外苑ゴルフ練習場ではないでしょうか。

地下鉄やJR、バスも使えます。
もちろん駐車料金は高いですが、車も使えます。

ここの打ちっ放しは打席数も距離もしっかりあるので、長いクラブでも十分練習出来ます。

都内で交通の便がよいので、週末の時間帯によってはしっかり待たされますが、そこを除けば比較的よい打ちっ放しと言えると思います。
時々、芸能人なんかも練習してますね。

打ち放題もあるので、打数を気にせず思い切り打つ事も出来ます。
週末は45分と少し物足りなさ感もあるのですが、スイングを作るのには打ち放題がもってこいですよね。

また、レッスンも充実しており、ティーチングプロがマンツーマンで教えてくれます。
ゴルフを我流で始めると、どうしてもスイングに変なくせがつく事が多い為、そうなる前にしっかりとティーチングプロに教わった方がよいと思います。

ここの打ちっ放しはティーチングプロの数も多いので、一度試されてはいかがでしょうか。
上達への近道、間違いないですよ。

都内には少ない地面が芝生の打ちっ放し

都内の打ちっ放しで残念なのが、地面が芝の打ちっ放しがほとんど無いという事です。
固いマットが多いですよね。

サンドウェッジの練習でスピンをかける練習、スピンコントロールを意識した練習がやりづらいのが固い地面なのです。

プロで、しかもマスターズに出る様な機会でもない限り、そんな固いシチュエーションの落としどころなんてありませんから、ワンバウンド目のボールのはね具合が飛びすぎとなります。

ゴルフ場のグリーン面はそこまで固くない為、スピンをかけて止める事が出来る様なショットでも都内の打ちっ放しでは練習しにくい、感覚がつかみにくいのが正直な所です。
地方には天然芝や人工芝で柔らかい地面の打ちっ放しがあるので、うらやましい限りです。

ただ、サンドウェッジを使ってどうやったら固い地面でもスピンをかけて止められるかなど練習で色々試してみる事はよいかと思います。
フェースを開いて、ヘッドスピードを上げながらインパクトで閉じられるとボールに強烈なスピンがかけれます。

地面が固い打ちっ放しでも、こういう練習もありかもしれません。

都内の打ちっ放しは練習内容で変えるほうがよい

都内の打ちっ放しは広い所、狭い所結構分かれる為、練習する内容によって場所は分けた方がよさそうですね。

もちろん、金額的に気にならないのであれば、いつも大きくて広い打ちっ放しに行って練習すればよいのでしょうが、ショートアイアンの腕を磨くのに広い練習場は必要ないです。

ドライバーなど長いクラブの練習をする時は広い打ちっ放しを利用し、コストとメリットを意識した練習方法で、賢いゴルフライフを送りましょう!