ゴルフの天才と言われたゴルファーたちの昔と今、残した実績

最終更新日:2017/03/09

「○○の天才」と言う言葉は昔から良く聞きますよね。

ゴルフ界においても「ゴルフの天才」と言われてきた人はたくさんいます。

その天才たちは今どうなっているのか興味が湧きますよね。

彼らの昔と今、そして天才と言われた実績を見てみましょう!

ゴルフの天才と言えばこの人は外せない!

ゴルフの天才と言えば誰もが頭に思い浮かべるのはタイガー・ウッズ選手でしょう。

彼が全盛期の時は、キッズゴルファーからアマチュア、プロゴルファーまでみんなが彼みたいなゴルファーになりたいと思ったはずです。

優勝79回、メジャー優勝14回、世界のスポーツ選手長者番付1位で74億3121万円。
とこれだけ並べても圧巻です。

彼の父親は彼が9か月からゴルフを教えだしたと言われています。

8歳にはスコア70台を叩きだし、13歳には全国トーナメントに参戦しています。

17歳でPGAツアーに初出場しました。

アマチュア時代に全米ジュニア・アマチュア選手権と全米アマチュア選手権で前人未踏の3連覇を達成しました。
これが”タイガーズ・トリプル”と呼ばれています。

20歳でプロに転向してから上記した実績を残してきました。

天才であり努力家な彼は、幼い頃からコツコツと練習を続けてきました。

そんな彼の名言が、
「ゴルフの上達に近道はないし、人生にも近道はないんだ。
一生懸命努力しなければならない。
夢は大きく持って、自分のためにその夢を持ち続けるんだ」
です。

現在は故障もあり思うような活躍はありませんが、世界中が彼の復活を夢見ています。

 

記録を塗り替え続ける天才ゴルファー

世界の記録を塗り替え続ける天才ゴルファーと言えば、リディア・コ選手です。

5歳でゴルフを始め、6歳でニュージーランドへ移住しました。

ニュージーランドと言えばゴルフ留学で人気の国です。

アマチュアの時に、世界ランキング130週連続1位を獲得しました。
そして全米アマチュア選手権で優勝するなどタイトルを総なめしました。

2012年のNSW女子オープンで、石川遼選手の持つ15歳8か月という最年少記録を塗り替え、14歳10か月で優勝しました。

満を持して2013年に16歳でプロに転向しました。

そしてなんと2014年に17歳でLPGA史上最年少で獲得賞金100万ドルを超えたのです。

2014年にタイム誌で「最も影響力のあるティーン25人」の1人にまで選ばれています。

天才ゴルファーはまだまだ記録を作ります。

2015年に史上最年少の17歳9か月で女子世界ランキング1位になります。
同年、エビアン選手権で優勝し、メジャー大会初制覇!
これが18歳4か月20日で、最年少メジャー制覇となりました。

現在彼女はまだ19歳です。
これからの活躍も非常に楽しみな天才女子ゴルファーです。

 

日本人も負けてない、努力家の天才ゴルファー

日本人で天才ゴルファーとして思い浮かべるのは、松山英樹選手です。

松山英樹選手は「努力できる天才」と呼ばれています。

4歳でゴルフを始めました。

14歳でゴルフの環境を整えるとゴルフ部のある明徳義塾へ進学しました。

この時からゴルフへの意識の強さを感じます。

18歳でアジアアマチュア選手権で優勝し、翌年のマスターズ出場資格を獲得しました。

21歳でプロに転向、日本ツアー初のルーキーイヤー賞金王になったのはご存じでしょう。
そして史上最速16試合で年間獲得賞金2億円を突破。

現在世界ランキング4位と世界で大きな活躍を見せています。

アメリカではゴルフ場の横に家を購入し、天候に恵まれた場所を拠点とし練習に明け暮れる日々を送っています。

専属キャディに英樹を見ていると辛くなると言わせるほど自分にとても厳しいです。

松山英樹選手の生活の8割はゴルフ。
シーズンオフでも朝のストレッチやランニングを欠かすことはありません。

スマホではゴルフ記事を確認、日本から持ってきて欲しいものはゴルフ雑誌とゴルフだらけの生活です。

努力のできる天才と呼ばれるのも納得です。

 

忘れてはいけないもう1人の日本人天才ゴルファー

最近は松山英樹選手の活躍が目立ち、比較されるのもしばしばですが、やはり日本人の天才ゴルファーと言えば、石川遼選手でしょう。

現在はアメリカへの挑戦で伸び悩みばかりが取り上げられていますが、彼もすごいゴルファーなのです。

6歳で初めてゴルフに触れたのですが、そこからドはまりしました。

2007年に高校生ゴルファーとしてプロギアツアーに参戦し、15歳7か月で優勝したことで最年少記録を塗り替えました。

その記録も今はリディア・コに塗り替えられましたが、すごい記録を残したことは間違いありません。

彼は数々の功績を残しましたが、1番の功績は、彼の魅力的なゴルフスタイルと容姿によって、ゴルフ人口が減少している中で、またゴルフに光をあてファンを増やしたことです。
それこそまさに彼の「カリスマ性」がなした技でしょう。

2010年に12バーディーでスコア58を叩き出すなど、もちろんゴルフの技術においても天才と言われてもおかしくない功績を残してきました。

そんな彼が現在アメリカ挑戦で松山英樹選手の影に隠れる中、不調なことばかり取り上げられています。

伸び悩んでいる彼が、早く世界で活躍する姿を見たいです!

 

現在期待されているゴルフの天才とは。

最近注目されている天才ゴルファーが、「梶谷駿」君です。

現在10歳の彼はすでに天才ゴルファーと絶賛されています。

お姉さんもゴルファーで数々の実績を残しています。

すごいのがこの2人の両親。
悪いお手本を見せないようにと、大好きなゴルフをやめてしまったのです。
ゴルフ好きなら分かると思いますが、大好きなゴルフをやめるのは相当な決意が必要ですよね。

梶谷駿くんは以前テレビ番組で、上田桃子選手をも笑うしかないというくらい、ショートホールのニアビン対決でベタピンをやってのけました。

もちろん年齢的にジュニアの大会にしか出場していないので、功績等の細かい情報はありません。

そんなゴルファーが世の中には五万といるかと思うと、今後のゴルフ界がどうなるのか非常に楽しみです。

世界に目を向けるとさらにすごいの天才ゴルファー存在するかもしれませんね。

ゴルフ人口が減ってると言うものの、ジュニアゴルフやアマチュアゴルフのレベルは確実に上がっています。

 

ゴルフの天才は世界中いたるところに!?

天才ゴルファーを紹介してきました。

本当にすごいですよね。

しかし実は世界中のいたるところに天才ゴルファーはいるのです。

その真意とは…。

今無名のプロゴルファーもアマチュア大会に参加しているゴルファーも、プロを夢見ているジュニアゴルファーも、一度は「ゴルフの天才」と言われたことがあるはずです。

この中でも秀でた人たちが、世の中で「天才ゴルファー」として紹介されるのです。

その裏には想像を絶する努力があります。
強固なメンタルを養うこと、自己管理、凄まじい練習をこなしてきているのです。

タイガー・ウッズの名言のようにゴルフに近道はありません。
それを乗り越えて来て、なおかつ結果を出した人のみが本当の「ゴルフの天才」なのでしょう。

そう考えると、ゴルフの天才の基準て何なのか疑問に思うところもあります。

松山英樹選手のように努力のできる天才が最強なのかもしれません!

ゴルフの天才は努力からなるもの

世界で活躍するゴルフの天才たちを紹介してきました。

彼らの天才と言われる裏には幼い頃からの想像を絶する努力が隠されています。

これはアマチュアでも同じです。
どうすれば早く上達できるかと先急いでいる方は多いのではないでしょうか。

「ゴルフは経験者」と良く言われます。
経験にはたくさんの練習時間も含まれています。

焦らずにコンスタントに、一生懸命練習することがゴルフ上達できる確実な道だということを心にとめておいてください!