意外と知らない!オール巨人の息子は有名なドラコン選手!

最終更新日:2017/03/05

皆さん、オール阪神・巨人という漫才師を知っていますか?

その漫才師のオール巨人は本名「南出繁」と言います。

「南出」と聞いて思い出すのはドラコン競技で有名な南出仁寛選手です。

なんと彼、オール巨人の息子さんなのです。

ここでドラコン競技から南出仁寛選手のことまでお教えします!

オール巨人の息子が活躍するドラコン競技とは

オール巨人の息子さんの話の前に、ドラコン競技について知っておきましょう。

「ドラコン」と聞くとコンペで、決められたホールで飛距離を争うプチ飛距離コンテストを思い出しますよね。
中にはドラコン=コンペとしか認識していない人もいるのではないでしょうか。

しかしドラコンはプロもいるし、世界大会もある立派な競技なのです。

ドラコンの競技大会では、細かなルールもありとても真剣な大会です。

制限時間内に決められた数の球を打って、およそ15ヤードの幅に8球中3球以上の有効計測打が必要で、その平均飛距離を競うのです。

ドラコン競技には2種類あって、飛距離のみを争う「ロングドライブコンテスト」と正確性と飛距離と技術を争う「プロフェッショナルドライブコンテスト」があります。

もちろんプロのドラコン競技ですから賞金も出ます。

主な選手が長尺ドライバーを使用しますが、48インチまでという決まりがあります。
さらにヘッドやグリップ等にも細かい決まりがあります。

ボールも大会主催者が準備したものを使わなければなりません。

 

オール巨人の息子、ドラコンプロの南出仁寛選手のプロフィール

オール巨人の息子さんは、南出仁寛選手、39才です。

15才からゴルフを始め、高校ではインターハイに出場しました。

高校卒業後オーストラリアにゴルフ留学をしましたが、ツアープロになれず日本へ帰国。そしてしばらくは肉体派タレントとして活躍していました。

その後飛距離だけは誰にも負けていないと、2006年にドラコンプロへ転向したのです。

ドラコン競技JDL日本大会に出場し403ヤードという日本記録を出しました。
同年9月には408.4ヤードを出し、自身の日本記録を更新しました。

その後も出場する多くの大会で優勝しています。

なんと日本大会4連覇と言う偉業まで成し遂げているのです。

最近の記録では、2015年8月に開催されたゴルフダイジェストドラコン日本大会で、409ヤードを出し優勝を飾りました。

現在は「南出仁寛のゴルフぶっ飛び塾」と言う番組で、飛ばすことにこだわったレッスン番組に出ています。

番組の中では、飛距離アップには何が必要かと言うことを中心に、アドレスからスイングの細かいポイントまで広く指導してくれています。

またそれだけでなく、筋肉や骨格についてのボディメカニズムも解説しています。

ドラコンとまでは言わずとも、飛距離に悩んでいる人はチェックしてみると良いでしょう。

 

そんなオール巨人の息子さんの面白ブログを紹介

オール巨人の息子さん、南出仁寛選手がドラコン競技のプロになった理由として、ゴルフか下手なことを自身のブログで語っています。

どうやら飛距離を出す以外のゴルフは苦手で、とくにパターが大の苦手なようです。

「ドラコンのあとはダメだ!パターがダメだ!!」
と自身のブログで苦手意識を記事にしています。

そんな彼のブログがこちらです。
http://ameblo.jp/lanikimi/

最新の彼のドラコン情報も書かれています。

更新頻度は高くはないのですが、なかなか知ることのできない世界大会の様子やそれに関しての自分の感想、反省などを写真付きで見ることができます。

飛ばし屋の最新ドライバーの試打の感想やデータと言うクラフトに関しての興味深い内容もあります。

またゴルフに関してだけでなく、父親のオール巨人さんとのツーショット写真やラウンドの様子を自虐的に書いていて、お笑い界の大物の息子らしくユニークに書かれているので楽しく読めることでしょう。

 

南出仁寛選手のスイング動画

ドラコンが飛距離を争う競技であることも分かりました。

そして南出仁寛選手がオール巨人の息子であることも分かりました。

ではそれだけ飛ばすドラコンの選手のスイングってどうなの?
と興味が湧きませんか?

400ヤード超えなんて、正直未知の世界ですよね。

YouTubeに2014年のドラコン大会の決勝戦の動画があります。

南出仁寛選手とこちらも有名、和田正義選手の対決です。

とても力強く、ツアートーナメントではなかなか見ることができないようなマン振りに驚くでしょう。

またこの動画は実際の競技中の様子な上に決勝戦なので、ドラコン大会独特の緊張感が伝わってきます。

ところで、見ていると違和感がありませんか?

それはドライバーの長さとスイングプレーンです。

飛距離を争う大会なのでほとんどの選手がルール制限一杯の長尺ドライバーを使用しています。
ですから、ツアートーナメントに出ているプロ選手たちとはスイングプレーンも違います。

飛ばすことにだけこだわった独特のスイングとクラブにも注目して欲しいです。

 

ドラコンで使用するドライバーは?

オール巨人の息子さん、南出仁寛選手はスポンサーがキャロウェイなのもあって、使用クラブは「キャロウェイXRドライバー」です。

もちろんスペックは一般的に販売されているのと違い、飛ばしを追及したものにカスタマイズしているでしょう。

ドラコン選手のほとんどが規定マックスの48インチになる長尺シャフトを使っています。
長ければ長いほどヘッドスピードが上がるので、飛距離を出すためには長尺は必須です。
フレックスはしなりを活かしたい選手はRを使用しているようですが、ドラコン競技ではフェアウェイにボールを運ぶことも重要なので、安定感を出すためにXから5Xを使用している選手も多いです。

距離を出すためにはアッパースイングにするので、スピン量を抑えるため低ロフト角の5から9度を使用しています。

普通のゴルファーであれぱ、ここでヘッドの重量を重くすることを考えてしまいますが、なにせシャフトが長いので、ヘッドを重くしてしまうとバランスが崩れてしまうのです。
ですから、逆にヘッドは軽くして200g以下のドライバーに仕上げています。

 

オール巨人の息子もすごいが世界はもっとすごい

オール巨人の息子さん、南出仁寛選手が日本記録を樹立した話をしましたが、実は現在はその記録も塗り替えられています。

現在の日本記録は431ヤードです。

それでも十分すごいのですが…。

世界に目を向けると、もっとすごいのです。

それはマイク・ドビン選手。

なんと551ヤードと言う世界記録を叩き出しています。
ミドルホールであればティーショットでオーバー、ロングホールであればワンオンできる距離です。

ロングホールで「ホールインワン」する可能性だってあることになります。

しかしこの飛距離は世界記録なので凄まじいのですが、実際のドラコン世界大会でも400ヤード越えが優勝争いとなっています。

マイク・ドビン選手も毎回注目はされていますが、500ヤード越えはそれ以降ありません。
きっとその日は全ての好条件が揃った状況だったのでしょう。

しかしドライバーの飛距離がこれだけ飛ぶのですから、アイアンの飛距離も興味深いです。
南出仁寛選手のように、ドラコンの後がダメと言いそうですね。

 

ゴルフは飛距離だけじゃないけど…

よく「ゴルフは飛距離ではなくて正確性と再現性だ!」と言われます。

その意味も理解できるのですが、こんなに飛ばす選手の話を聞いていると、やはり飛距離を求めたくなりますよね。

もちろん飛んだ方がセカンドの番手が短くなるので有利にはなります。

ドラコン選手ほどの飛距離は望まないけど、あと10ヤードは伸ばしたいですよね。

そんな人は南出仁寛選手のレッスンを元にがんばってみましょう!