海外でゴルフをプレーするのはゴルファーの夢。
その中でタイ・バンコクへ行く人が結構います。
ゴルフのプレーフィーだけでなく、滞在費や移動費などもリーズナブルなのが魅力です。
日本からバンコクに行ってゴルフを楽しむ上で問題なのが、ゴルフ場への移動手段。
今回は移動手段の一つであるタクシーについてお話しましょう。
バンコクでするゴルフの魅力
タイ・バンコクは「ゴルフ天国」と言われています。
首都バンコクの近郊を中心にタイ国内で約270箇所以上のゴルフコースがあります。
ゴルフのプレーフィーが安いと言われているバンコクですが、コースレベルによって料金には大きな差があります。
また曜日や時間帯によっても金額が変わってくるので要事前チェックです。
基本的には1,500~2,200バーツくらいです。
(1バーツ≒3.25円)
それに加え200バーツくらいのキャディフィーと同額くらいのチップです。
そのキャディもなんとゴルファー1人にキャディが1人付くという、安いのになんとも贅沢なシステムです。
またゴルフ場までの移動で使うタクシーの料金も破格です。
だいたい1時間くらいの距離を走って350バーツ前後(1,000円前後)になります。
そして食費は、屋台であれば100~200円です。
ちょっとリッチにレストランでも300~1,700円くらいです。
水やお茶、ジュースも25~70円と格安です。
つまり1日平均で約1,000円くらいの食費で済むのです。
安くても十分綺麗なゴルフ場、安い移動費と食費など「ゴルフ天国」と言われるだけの多くの魅力がありますね。
ゴルフ場までバンコクでの移動はタクシーが便利
バンコクでゴルフ場までの移動を安く抑えたいなら、なんと言ってもタクシーです。
しかしバンコクでタクシーに乗る場合は、日本とは違い必ずしもメーター料金で乗せてくれるわけではありません。
メーターを使わないタクシーだと値段交渉をしなければならないので気をつけましょう。
とくに道路で拾う流しのタクシーの場合は、メーターでの乗車を前提としていないので注意してください。
場所によってはメーター使用を拒否されたりするので、ゴルフのようにスタート時間が決まっている場合など、早く目的地へ行きたい時は、メーターでなく値段交渉をするとよいでしょう。
メーターで言ってくれるタクシーであれば、初乗り1kmまでは35バーツ(約119円)で走行距離が1~10kmの場合、1km毎に5.5バーツ(約19円)ずつ上がります。
メーター表示は2バーツ(約7円)単位で上がります。
渋滞時など時速6km以下では走行時間1分あたり2バーツが加算されます。
日本の初乗りや加算されていく金額に比べたら信じられないくらい安いですよね。
要注意!ゴルフ場まで行かないタクシー
タクシーをつかまえることも出来て一安心。
というわけにはいかないかもしれません。
バンコクのタクシーの運転手は意外とゴルフ場の場所を知りません。
知らないときでも「知っている」と言います。
別に悪気があってそう言っているのではなく、お国柄と言ったところでしょうか。
ですから、タクシーに乗っても右往左往してゴルフ場になかなか到着しないケースが多いのです。
タクシーでゴルフ場へ行く際は、ゴルフ場の電話番号や住所などをメモしておくといいでしょう。
運転手が途中で右往左往しだしたら、運転手にゴルフ場へ電話をしてもらって、タイ人同士でゴルフ場への道を確認してもらって下さい。
また、出発前にホテルのスタッフに事前に伝えてもらうのも良いでしょう。
全く知らない場所まで行ってしまうと大変なことになるので、十分注意しましょう。
ゴルフ場からホテルへ戻る場合は、ゴルフ場のスタッフに事前に説明してもらえば大丈夫です。
しかしゴルフ場によっては、ゴルフ場近辺で帰りのタクシーが呼べない所もあります。
そういった不安がある場合は、行きに使用したタクシーに待っててもらうと安心です。
タクシー移動が不安な人はゴルフ送迎サービスを
確かに金額は安いけど、言葉も分からないし不安…という方もいるでしょう。
そういった人はゴルフ送迎サービスを使うと良いです。
ゴルフ送迎サービスは、バンコクへ発つ前に日本で予約をしておくこともできるので安心です。
紹介してくれる旅行会社等もあるので調べてみると良いでしょう。
ただ、料金はタクシーに比べると高めです。
でも安心や時間を買ったと思えば安いかもしれません。
ゴルフ送迎サービスは、朝ホテルに迎えに来てくれ、帰りもホテルまで送ってくれます。ゴルフ送迎会社の中には、ゴルフプレーの後にマッサージをしてくれる嬉しいサービスつきのところもあります。
料金に含まれるものは、車のレンタル料金・運転手料金・ガソリン料金・自動車保険料金です。
そのほか、高速料金・各種入場料金・駐車場料金・ゴルフプレー料金等は含まれていないので加算されます。
人数が多い場合は一人当たりの金額は安くなります。
ハイエースを8人でレンタルした場合、2,400バーツ(約8,160円)くらいなので一人300バーツ(約1,020円)程度になります。
高いと感じるか、安いと感じるかは本人次第ですね。
バンコクに慣れてきたらタクシーよりレンタカー
バンコクでゴルフを楽しむ方には結構リピーターの方が多いです。
何度かバンコクを訪れて慣れてきたら、タクシーでの移動よりもレンタカーでの移動のほうが便利かもしれません。
というのも、バンコクでは非常に渋滞が多いです。
タクシーやバスを利用してもそれは同じですよね。
ですからどうせ渋滞するなら、自由に行動できるレンタカーが便利でしょう。
またバンコクではまだ排気ガス規制などが進んでおらず、日本以上に空気が汚いので、タクシーやバスに乗ろうと道に立っている時間が長くなると、不調を来しかねません。
レンタカーを借りて、エアコンを効かせれば、快適な移動時間を過ごせるはずです。
バンコクで運転する場合は、国際免許証を持って行けば、空港からでもすぐにレンタカーを利用することができます。
あまり多くはないでしょうが、年に何回もバンコクへゴルフ旅行へ行くと言う方は、現地の運転免許を取得することもできます。
日本に比べると運転免許取得はかなり簡単で、運転ができれば試験場で一発試験を受けられます。
さらにシンガポールやマレーシア、ラオスの運転免許証を持っている人なら、その免許証をタイで使うことができます。
バンコクで運転するときに注意すること
バンコクのドライバーは、運転が下手な人が多いです。
ですから周りの車に十分気を付けながら運転しましょう。
またバンコクで運転するにあたって、日本とはルールも道路事情も異なるので注意しなければならないことはたくさんあります。
バンコクでは大変事故が多く、それらの事故の大半は交差点で起きます。
とくにたくさん走っているバイクに要注意です。
中央沿いを走っているバイク、車の右側を走っているバイクは車の陰になって、非常に見えにくいです。
バンコクではバイクはどんどん飛び出してきます。
交差点付近ではスピードをしっかりと落として、前後左右をしつこいくらいに確認してください。
丁寧過ぎてクラクションを鳴らされるかもしれませんが、気にせずしっかりとしましょう。
また運転がどんなに下手でもどんどん追い越しをかけたり、スピードを出す人がたくさんいます。
タクシーの運転手も荒い運転をしますが、彼らは職業柄スピードを出しても問題ない場所やタイミングを知っています。
ですからそれ以外の運転に慣れていない一般ドライバーの方が注意が必要なのです。
たくさんある移動手段であなたが何に重点を置くか
バンコクへのゴルフ旅行で、現地での移動手段はいろいろあります。
バイク、タクシー、送迎サービス、レンタカー、ハイヤー、バス、地下鉄などなど。
もちろんハイヤーが一番安全で便利で快適です。
ただ、金額は張りますよね。
バンコク内での移動は事前にネットで予約できたりもします。
自分のプランや予算、宿泊場所等を考えて選ぶようにしましょう。
しかし初めてのバンコクという人は、「安全と快適」を一番に選ぶことをオススメします。