練習場へ行く暇がない人。
しかたなく自宅で素振り。
でも自宅で素振りだけでは物足りない。
練習場のようにドライバーからアプローチまでみっちり練習をしたい。
そんな人にオススメなのは庭に設置できるゴルフ練習用ネットです。
近所迷惑が心配な方には練習用の音がしないボールもあります。
思うように練習できない人必見です!
ゴルフネットは自宅のゴルフ練習に最適
自宅の庭、職場の駐車場や屋上と探せば空いているスペースは見つかるものです。
そんな空いたスペースに設置して、空いた時間にゴルフの練習が出来るのが、ゴルフ練習用ネットです。
いろいろなタイプのものがありますが、中にはアプローチやアイアンはもちろん、ドライバーやフェアウェイウッドのフルスイングもOKな練習用ゴルフネットもあります。
練習用ネットは1万円から高いものでは30万円までします。
ちょっと高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、練習場へ通い続けることを考えるとそうでもないかもしれませんよ。
なぜならゴルフ用練習ネットを設置した場合、ネットが劣化して破損しない限り「自分専用永久無料打ち放題」なのです。
そして自宅や職場にあればいつでも練習が可能です。
自宅であれば人目を気にすることもないので、服装や髪など全く気にしなくてもいいのです。
ラウンドの日、出かける前にウォーミングアップを軽く自宅でできます。
もちろんラウンド終了後の練習もできます。
自宅でゴルフ番組を見てて活用できそうな練習法ができたら、サッと庭に出てボールを打つ実践ができるのもいいですよね。
ゴルフ好きにはたまらないと言うのが良くわかるでしょう。
庭で練習するゴルフネットを購入する際のポイント
練習用ゴルフネットには、折りたたみタイプや据え置きタイプ、軽量タイプなどいろいろあります。
ずっと庭に置いておくのはイヤだという人には、ゴルフを練習するときだけ広げることができる折りたたみタイプがオススメです。
簡易型テントのようなもので、収納も簡単でコンパクトにたたむことができます。
商品によっては的も付いているので、ショットの方向性も確かめることができます。
庭に十分なスペースもあり、常備していつでも練習したい人は、据え置きタイプがオススメです。
折りたたみタイプと比較すると、大型のアンカーを使用して、しっかりと地面に固定可能なので、強いショットの衝撃にも耐えられます。
ですから、ドライバーの練習も思い切りできるのです。
大型なので、思わぬ方向にボールが飛んで行っても、ボールが飛び出さず安全です。
庭にスペースがないので近くの広場にもって行きたいという人は、軽量タイプがいいかもしれません。
キャンプ用のテントと同じサイズで、使用するときはしっかりと地面に固定できます。
もちろんかなり簡易的なものになるので、アプローチ程度の練習までしかできません。
広場ではゴルフ練習を禁止しているところも多いですので、必ず確認をしてください。
以上のように、自分の庭のスペースと目的に合ったタイプの練習ネットを選ぶことが大切です。
ゴルフネットで練習するメリットとデメリット
何事にもメリットとデメリットがありますよね。
ゴルフネットでの練習もしかりです。
ゴルフネットでの練習もいいですが、間を挟むように屋外の練習場へ行くことも大切です。
庭でのゴルフネット練習のメリットは、完全プライベートということもあって自身のスイングなどをじっくりと考えながら時間をかけて練習することができます。
またもちろん無料なので、我武者羅に打ち込むことも可能です。
また庭だと実際の芝だったりするので、アプローチの練習にはゴルフネット練習が最適です。
人工芝だとクラブヘッドが滑るので、ダフっても上手く打てたように勘違いしてしまいますよね。
対して実際の芝や土だと実際のラウンドのようなアプローチ練習ができるのです。
ゴルフネット練習のデメリットは、ショットをしてもボールが遠くへ飛んで行ったり上がる感覚をつかめないこと。
そうすると上下左右へのミスに少し鈍感になってしまいます。
的があったとしても練習場のように本物の的を目指すという感覚にはなりません。
ですから、ドライバーやロングアイアンの練習はできる限り、練習場へ足を運んで練習することをオススメします。
自宅練習の際に考えるのはゴルフボール
いつでも好きなときに好きなだけ練習できる練習用ゴルフネットなのですが、中には思い切り打てない事情がある人もいます。
それは、「騒音」です。
練習場では気にならないかもしれないですが、ボールを打つ音って結構大きいのです。
ドライバーがうるさいのは分かるかもしれないですが、アイアンショットやアプローチでも意外と住宅街ですると音が響きます。
せっかく自宅の庭に練習ネットを設置して思う存分練習ができるのに、近所迷惑を気にしながらでは集中できません。
そんな方は「練習用ボール」を使用するといいです。
ただし練習用ボールと普通のボールの違いが分からない人もいるでしょう。
簡単に説明しますと、練習用ボールはウレタン性で軽いおもちゃのようなボールです。
どんなに激しく打っても全く音は鳴りません。
しかし実際のボールと打感は全く違うので物足りなく感じるでしょう。
そしてもちろん飛距離も参考にはなりません。
普通のショットでなくアプローチ練習に使う方が良いでしょう。
ここまでゴルフ練習用ネットのメリットとデメリットでお話しましたが、並行して練習場へ足を運び実際にボールを打って練習することも大切だということを忘れないで下さい。
練習用ボールとラウンド用ボール
練習場によっては、ヤード表示をあまりにも違う表記にしているところがあります。
なぜなら練習場で使用されているボールは、ラウンド時に使用するボールと違うからです。
「レンジボール」と言って、1ピース構造で耐久性重視の飛ばないボールにわざわざ作られているのです。
それを想定して、練習場のヤード表示は実際より手前に設置してあります。
ですから、いつもの練習場だと○○ヤード飛ぶのに、コースに行くと飛距離が落ちるなぁと感じる人は結構いると思います。
練習場のボールの特徴は、スピン量が多く、弾道が低いことです。
前述したように飛ばない、初速が出ないなどあります。
以上のように練習用とラウンド用のボールは全く別物と考えるようにしましょう。
もちろん練習場で練習をすることはとても大事です。
そこで練習場で注意して欲しいことが3つあります。
練習場のボールでむやみに高いボールを打とうとしないことです。
ラウンド用と弾道が違うので、アッパースイングになってしまい、せっかくの練習でスイングを壊してしまう可能性があるのです。
また無理して飛ばそうとしないことです。
いつもより飛ばない感じがしてしまって無理に力んでしまうと、スイングを壊します。
さらには飛距離を信じないことです。
練習場によっては異なりますが、10~20ヤード違うこともあります。
もしお持ちでしたら、一度計測スコープで正確な距離を把握しておくと良いかもしれませんね。
自宅の庭に練習用ネットを設置する際に注意すること
練習熱心なことはとても良いことです。
しかし自宅の庭に練習用ネットを設置することでトラブルを生み出すこともあります。
まずはさきほど説明した騒音です。
自宅の庭に設置することで、自分の好きな時に好きなだけ練習ができることは良いのですが、さすがに時間帯を考えましょう。
練習する本人は気にならないかもしれませんが、隣近所の方がストレスを感じてしまうかもしれません。
早朝や夜中、四六時中といった感じでの使用を避けましょう。
もう1つは危険を感じさせることです。
ネット等で近隣の方が良く相談事等で載せていることがあります。
広い庭を持っている方や空き地等を利用している方が、アプローチ練習だけでは物足りなくなり、番手を上げていってしまうことです。
自分では自信もあって大丈夫と思っているかもしれませんが、傍から見たらいつ自分の家にボールが飛んでくるかと不安を感じてしまっているかもしれません。
防球ネットをしていたとしても100%大丈夫とは誰も言い切れないはずです。
練習場のようにレンジボールを使い、防球ネットも何十メートルという高さにするのであれば問題ありません。
しかし自宅の庭にそこまでの施設を作れる人はそうそういないでしょう。
様々な練習用品をうまく活用してがんばりましょう
庭に設置するゴルフ練習用ネットだけでなく、現在は様々な練習用品があります。
100円ショップで売っているものを上手く練習グッズにしている人もブログ等でよく見かけます。
たくさん打つからゴルフ上達に繋がるということはありません。
自分のスイングの癖、欠点等を良く理解して、改善していくことが一番ゴルフ上達に繋がります。
そして、スイングの基本はアプローチやスリークウォータースイングが一番の基本です。これなら練習場へ行かなくても練習できることですよね。
練習場へ行く暇がないから、場所がないから…は理由になりません。
グッズ等工夫をして練習方法を見つけ出してみましょう!