【ゴルフ上達】自分のスイングを動画にとって分析しよう!

最終更新日:2016/11/04

今はカメラやスマホで動画を撮ってすぐに確認できる便利な時代になりました。

特にスマホやタブレットで撮影をするのは簡単ですし、専用のアプリを使うとより細かく分析することができます。

毎回練習場に行くたびに動画を撮って見比べるのも面白いですし、コースでも同伴プレーヤーに撮ってもらうと、本番では違うスイングをしていた。

なんてことも分かるかもしれません。

ぜひゴルフで動画撮影してみてください。

ゴルフでのスイング動画の撮り方

ゴルフのスイング動画を撮る際には、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、今ならスマートフォンなどを使って撮影してください。

どれを使ってもかなり細かく分析することができます。

前者2つなら三脚を使えば一人でも撮ることができます。

スマートフォンでも練習場の椅子に立て掛ければ大丈夫ですし、専用のスタンドなどもあるので便利です。

動画は、いろんな角度から撮ることをオススメします。

正面からの動画は全体のゴルフスイングが収まるように撮ってください。

飛球線後方からの動画は少し注意が必要ですので気をつけてください。

後方からの動画撮影の際のチェックポイントをまとめます。

①カメラの高さがアドレスしたときの手の高さにあるか

②カメラの置く位置がアドレスの手の位置にあるかどうか

③バックスイングでクラブヘッドが腰のあたりの高さに来たとき、ヘッドと手の位置がチェックできるかどうか

④インパクト時に、体の開き具合がチェックできるかどうか

以上4点を確認するようにしてください。

これらが確認できる位置にカメラをセットできるとより細かくチェックできます。

もちろん自分の後ろから撮る際も正面同様全体のゴルフスイングが収まるように撮ります。

また最近はアプリを使ってゴルフスイングチェック動画を撮影できます。

超スローだったり、スイング軌道を表示してくれたりします。

便利な機能を使って撮るとよりピンポイントにチェックできます。

スイング動画撮影向けのオススメゴルフアプリ

最近はスマートフォンやタブレットがあるので動画撮影もぐんと楽に、そして便利でわかりやすくなりました。

ここではだれでも使いやすいアプリをご紹介いたします。

まずはiPhone専用のゴルフアプリですが『Dr.Swing』です。

このアプリはスイングのレントゲンと言われています。

骨の動きを分析するのです。

自分のスイングの骨とお手本スイングの骨を重ねて比較分析できます。

もちろん自分のスイング同士を比較することもできます。

またサイズや位置、タイミングを自動調整できるので、体格やパワーの違いも気にしなくて大丈夫です。

またお手本スイングも100個の中から選べるので自分の理想スイングが見つかるでしょう。

次はAndroidとiPhoneどちらも使用できるゴルフアプリ『KiZuKi Golf swing checker』です。

嬉しいことに完全無料のゴルフスイング動画チェッカーアプリです。

スマホで撮影した動画をこのアプリへ簡単に取りこめます。

そしてアプリを通してスロー再生やコマ送り、巻き戻しなどできるようにあります。

またその動画をクラブ別・日付で並び替えが出来るので見返すのにもとても便利です。

ぜひお試しください。

スイングの動画の分析、どこに注目?

スイング動画では細かく分析できます。

正面からの動画では、アドレスの際の身体の傾きに注目します。

身体を水平に保とうとするので、右腕が伸びて左腕が曲がった状態のアドレスになる人が多いです。

右利きの場合は身体が右に傾くのが自然なアドレスです。

後方からの動画でも身体の傾きを確認します。

肩と膝、足の親指の付け根が一直線上にあるかに注目します。

体重が後ろに乗りすぎていると腰掛けているような姿勢になってしまいます。

そこまでならないように注意が必要です。

またゴルフスイングで大事と言われる体重移動もスイング動画でチェックできます。

正面からの動画で、右へ体重移動しとたきのクラブの先に注目します。

クラブの先が上がっていたり、フェースが開いたりしていないかを確認しましょう。

後方からの動画では肘の引き、シャフトがアドレスの際のライン状に乗っているかなどスローだからこそ分析できます。

一番注目して欲しいのは『インパクト』です。

アドレスの際の姿勢で肩と腰が開いている状態になっているかを確認しましょう。

クラブの位置がアドレスの時とほぼ同じ位置にあり、左腕とシャフトがほぼ一直線になっているのが理想です。

これの正面、後方どちらの角度からも撮影して分析することをオススメします。

プロゴルファーのスイング動画と見比べてみよう

ゴルフスイングの基本を学びたいなら、文章より動画を見るのをオススメします。

ゴルフスイングの基本は雑誌や本などで見て頭では理解できているかもしれません。

しかし実際の動きができなければ意味がないのです。

そこでプロと自分のスイング動画を見比べてみると違いが一目瞭然です。

自分のスコアが伸びないなぁと悩んでいる人は、ゴルフスイングが基本からずれていることが多いです。

構え方、腕の振り方、バックスイング、フォロースイングなど基本に忠実にやってみるといいです。

その際にそれぞれのプロのゴルフスイングの違いを見比べてみると特徴が見えてきます。

(かなりの回数見なければなりませんが…)そうすると自分の場合は誰をお手本とすればいいのかが分かってきます。

誰をお手本にするかで自分の動画と見比べやすくなります。

プロだってスイングはみんな違います。

あの人、この人と比べてお手本にしてしまうと、バラバラのスイングになってしまい逆に自分のスイングが崩れてしまうことがあるので注意してください。

ゴルフ場でパットの動画も撮影すると◎

スイングに限らずパットも同じで、自分のパット動画を撮影し分析することが大事です。

調子が悪いときは特に、自分のフォームを見直すことが一番です。

たくさん練習もしているし、ルーティーンも決めてるし大丈夫!と思っていてもやはり慣れてくるといつのまにか自己流になって変な癖がついていたり、フォームが一定しなかったりと変化してしまいます。

そこでもう一度初心に返って、自分のパッティング動画を見てフォームを見直すと良いです。

また調子が良いときのパッティング動画も撮っておけば調子が悪いときを見比べて、問題点が簡単に見出せます。

ヘッドアップしていないか、リズムは良いか、肩の動き、手首の形などパットもチェックポイントはたくさんあります。

自分の頭の中だけで分析するのにも限界があるでしょう。

スローや停止、コマ送りなどでじっくり自分のパッティングを分析することは上達のかなりの近道になります。

これもまた正面や後方などいろいろな角度から撮ることをオススメします。

ヘッドの動きや自分の姿勢などさまざまな角度からチェックしないとしっかりと分析できません。

興味があればゴルフ用デジカメもオススメ!

スマホはいろいろと便利になったのですが、ゴルフスイング用デジカメもオススメです。

いろいろなアプリを合体させた感じです。

スマホを使って屋内練習場で動画を撮ると被写体が黒くつぶれてしまい、なんとなくしか見えないときがあります。

逆行補正シーンが搭載されているのでどんな場所でも細部の動きまでしっかり見えます。

また最大30枚までスイングを高速連写できます。

すごいのが、シャッターを押す前の画像が記録できるパスト連写まであるのです。

ラウンド中にとる場合は決定的な瞬間を撮り逃すことはありません。

またクラブヘッドの前にカメラを設置してスロー動画を撮るとインパクトの瞬間がじっくりみれます。

クラブのフェイスの向きやボールへの入射角、打ち出し角までしっかり、そしてはっきりと見ることができます。

スマホ同様編集できるので不要な部分等をカットできます。

デジカメでは自動で不要部分をカットしてくれます。

スイングへライン表示するだけでなく、ライ角・前傾角を数値表示してくれます。

スイング比較だけでなく数値的な比較もできるのでわずかな違いも見逃しません。

2画面でフォームを比較できることもできます。

ポイント再生もできるので、自分のスイングをよりピンポイントに比較できます。

コースの自分と練習場の自分が別人ではダメです!

ゴルフ練習場には全身鏡が必ず置いてあります。

そこで自分のスイングをチェックするためです。

そのくらい自分のスイングを知ることは大切なことなのです。

全身鏡では自分の気になる点や改善したいところを時間を使わずピンポイントにチェックできます。

あくまでも軽くチェック!なのが全身鏡です。

保存版として沢山の自分のスイング動画を撮るようにしましょう。

練習場で撮る人は多いのですが、コースで撮る人をあまりみません。

コースでのスイングこそあなたの良いところ、悪いところがはっきりと出るので動画を撮るようにしてください。

そして練習場でのスイングとコースでのスイングを比較すると、なぜ練習場ではナイスショットなのにコースに出るとダメなのか理解できるでしょう。