アプローチのミスショットは膝の使い方が間違っている?

アプローチのトップやダフリに悩みがあれば、その原因は膝の使い方が間違っているのかもしれません。

ミスショットを修正する時、ヘッドアップやグリップの握り、肩の回転などをチェックしがちですが、実は下半身に問題があることが多いようです。

そこでアプローチの時の膝の役割についてお話します。

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ミスのないアプローチをするために大切な膝の役割と使い方

アプローチをチェックする時は、グリップの握り方や左肩の回る角度に注目することが多いと思いますが、ミスショットがでるのは下半身の使い方に原因があります。

特に下半身の中でも、膝の使い方が間違っていることが多いようです。

一般的にアドレスに入る時は、両膝を軽く曲げて腰を動きやすくします。

テークバックでの腰の回転はおよそ45度、そうすると左肩は90度まで回転します。

しかし膝が固定されていると、腰や肩の回転範囲は狭くなります。

私たちの腰は、膝が動かなければ回転することができません。

また右膝が伸びていても腰の回転ができません。

右足だけが棒立ちになると、左右の腰の高さが変わり、上半身が左側に傾くでしょう。

ゴルフレッスンでは「膝を軽く曲げる」ように指導していますが、これは膝を使うことで上下の動きを吸収して、弾力を持たせるためのものです。

同時に膝をクッションにすることで、グリップの高さを調節する意味もあります。

ゴルフコースでは、スタンスをとる場所が平坦とは限りません。

スタンスの場所に前後左右に高低差があると、膝を使ってグリップの位置を一定に保ち、スイングプレーンを崩さないような対応力が求められるのです。

アプローチでアンジュレーションを打ち分ける膝の使い方

コース内でアプローチショットをする時は、もちろん平坦な場合もありますが、打ち上げや前下がりなどスタンスをとる場所に変化があるものです。

コースを設計する時には、雨対策を考えて芝上の水の流れを想定してアンジュレーションを作ります。

大量の雨が降った時などは、一面が水浸しになるのではなく、「面」に降った雨水を、設計上で仮想した「線」で池へと運びます。

極端な線は黄杭のクリークとなっていますが、通常は雨が降らないと気がつかないほどゆるやかなアンジュレーションが作られていて、そこが水の流れとなるのです。

微妙なアンジュレーションはアプローチショットのミスを誘います。

そんな時膝の使い方が上手くなれば、腰のレベルは平行に保つことができ、正しいインパクトができるようになります。

左右の高低差は、地面の傾斜に合わせた姿勢をとります。

つまり斜めに立ってスイングするわけですが、そのままではクラブを振るとひっくり返ってしまいます。

そこで、左右の傾斜面に立つ時は、膝を曲げて太腿の内側に力が入るようにします。

左足上がりであれば、右腿の内側に体重を乗せるようにするだけでバランスを保つことができます。

膝の使い方を変えればアプローチのダフリは防げる?

アプローチのミスで多いのは、ダフリやトップです。

距離感を出そうとスイングを調整するために、インパクトのタイミングがズレてしまうことが原因です。

フルショットであれば問題なくインパクトができるのに、振り幅が小さいアプローチでダフリやトップの症状が出るのは、手打ちに原因があるかのかもしれません。

アプローチには様々な打ち方があるので、手打ちが100%間違っていると言うわけではありません。

パッティングと同じようにストロークする時は、下半身を動かさず上半身も捻転せず、手打ちすることになります。

しかし身体を捻転させてクラブを振る一般的なスイングの場合には、手打ちするとダフリやトップになることがあります。

テークバックでグリップを後方に引くと、体重は右側に移動します。

この時左肩を回すイメージは持っていても、実際に捻転しなければ上半身は右側に傾きます。

いわゆるスエーした姿勢を修正するために、左膝を下げて上半身を立て直してしまいます。

この左膝の使い方を間違えたままダウンスイングすると、インパクトでフェースを合わせることができずにダフることになるのです。

アプローチは手首と膝の柔らかい使い方が重要になる

テークバックで体重移動する時の左膝の使い方は、前に落とさずに右内側に送るように動かします。

この時の体重の比率は、3対7で右足の上に身体の中心軸が移っています。

このような体重移動は飛距離を生みますが、果たしてアプローチにそのようなスイングは必要なのでしょうか?

アプローチショットは、ハーフスイングを基本にします。

もしも距離が足りなければ、アイアンの番手を上げて、スイングの大きさは変えないようにするほうが良いと考えられます。

ただしロブショットなど特殊な球筋を狙う時には、フルスイングに近いスイングアークになりますが、一般的にはコンパクトな振り幅でピンを狙うことになります。

振り幅が小さければ無理な捻転は必要なくなり、左膝が沈むこともなくなります。

しかしアプローチのスイングは身体のねじれを主体にします。

グリップエンドを身体に向けて、常に自分を指しているグリップエンドとの間隔を変えることなく、ヘッドを振ります。

そのためにはグリップを柔らかく握り、手首と膝を柔らかく保つことが必要になるのです。

アプローチ膝の使い方

手首や膝を柔らかくすることが、アプローチでダフリやトップを防ぐことになります。

ミスショットの多くは、左手をガッチリと固めて上からクラブヘッドを打ち下ろす、ダウンブロー気味のスイングに原因があります。

ダウンブローはボールを潰すような、斜め上からの鋭角的なスイングをイメージしがちです。

しかし真っ直ぐヘッドを振り下ろすということは、トップの位置がアウトサイドになっていると想像できます。

前傾した上半身の顔と同線上にグリップを引き上げると、シャフトの短いアプローチウェッジではアウトサイドになっています。

実際にはフルショットをするわけではないので、トップの位置はもっと低い腰の位置くらいですから、ただ分かり難くなっているだけです。

このスイングは「手打ち」になっているはずです。

手打ちの時は、左肩を支点にした振り子のスイングをするとミスショットは少なくなります。

しかし鋭角的なダウンブローは左サイドを固定する使い方が悪影響になり、左膝と左肩が沈んでダフリやトップの原因となります。

手首と膝の使い方を柔らかいコマのようなアプローチ

スイングは、身体の中心軸を基点にして、コマのように回るようにイメージしましょう。

バレリーナのようにクルクル回ると、クラブヘッドは斜めの円盤を描くようになります。

このヘッドの動きをイメージして、円盤の一番低い地点でボールを打つと、ナイスショットになるのです。

しかし実際のスイングではクルクル回ることはありません。

ただスイングのイメージは同じなので、両足の踵を付けて、一回転したイメージで通常のトップに位置まで引き上げ、そこからアプローチのトップの位置である腰の高さで止めてみましょう。

身体の正面は右側を向いていて、シャフトは剣道の竹刀のように身体の前方にあるはずです。

このまま振り下ろすと身体の回転でスイングをしたことになります。

身体の回転を踵に支点を置くジャイロスイングであればミスショットは回避できますが、きつい勾配では不安定な姿勢になります。

そんな時は両足をこぶし1つの間隔でオープンスタンスにし、軽く膝を曲げて前傾してグリップを握ってください。

猫背にならないよう背筋を伸ばし、柔らかい手首の使い方を意識しながら、身体を使ってスイングすればインパクトは安定するはずです。

正確なアプローチには左膝の使い方が重要

正確なアプローチをするには、アドレスと同じ形でインパクトすることです。

アドレスからテークバックそしてトップの位置まで、左膝の角度を変えないよう使い方を意識すると、左サイドが沈むことはありません。

ショートアプローチではスイング幅が小さいので、インパクトの姿勢でスイングを始めると、ミスなくショットすることができます。