庭があるならゴルフ練習場を!アプローチが絶対上手くなる!

最終更新日:2017/08/01

ゴルフでスコアを伸ばしていくのに必要なのは、パターとアプローチです。

アプローチテクニックで寄せられれば、ほとんどがワンパットで終わります。
つまりいつも2パットしているのであれば、スコアを最大18縮められることになります。

ですからそんな技術を身につけるために、あなたの自宅に庭があるのであれば、是非練習場を作りましょう!

ゴルフにおいてアプローチの大事さとは

ショートゲームが上手くいかず、スコアに伸び悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

あるデータによるとゴルフでショートゲームでの打数の割合は7割と言われています。
分かりやすく言うと、スコア100のゴルファーであれば、70回はアプローチやパターなのです。
これだけで、どれだけアプローチやパターがゴルフにおいて大事なのかが分かったでしょうか。

練習場で我武者羅にドライバーやアイアンを練習している人を見かけます。
しかしドライバーであれば、1回のラウンドで多くても14回、アイアンもそれと大差ないくらいしか使いません。

言い過ぎかもしれませんが、ドライバーやアイアンはある程度まっすぐ飛ばすくらい出来ればスコアに大きな影響は及ぼしません。
ですから練習場でそれらを必死に練習するよりも、100ヤード以内のショットを重点的に練習すべきなのです。

しかし練習場でお金を使ってアプローチの練習というのも少し勿体無い気持ちになるのも分かります。

そこで自宅に庭があるのであれば、毎日好きなだけ練習できるように練習場を作ってみてはどうでしょうか?

簡単!自宅の庭にアプローチ練習場

自宅の庭に練習場と言っても様々なタイプがあります。
本格的に芝を育ててゴルフ場並みの練習場を作る人もいるでしょう。
そのような本格的な練習場作りに関してはのちほど説明します。

ここでは、簡単に練習場を作ることができる方法を紹介します。

それは「アプローチ名人」という練習グッズです。
幅600mm×奥行420mm×高さ1200mmとそこまで大きなものではありません。
これがあればロブ、ピッチ、チップ、ランニングと4種類のターゲットに向けてアプローチの練習ができます。

打ったボールも戻ってくる楽ちん練習グッズです。

これに合わせて「ツーウェイマット」を使用するとさらに良いでしょう。
このマットは人工芝の種類がラフとフェアウェイの2種類あります。
ですからラフとフェアウェイからのショットの練習が可能です。

この2つを揃えると庭に練習場をと大がかりなことをせずに作ることができるのでオススメです。
またこのアプローチ名人はコンパクトに畳むことができるので、家族に迷惑を掛けることもありません。

本気ゴルファーは庭に芝を敷いてアプローチ練習場を

更に本格的なアプローチ練習をしたい本気ゴルファーの方。
自宅の庭を芝生にしてみてはどうでしょう。

しかし芝と言っても実は種類がたくさんありますよね。

まず日本のゴルフ場で多く使われている芝は「高麗芝」です。
「芝のお手入れは大変!面倒!」といったイメージがありますが、高麗芝であれば乾燥や病気に強く丈夫なので、手入れの回数は非常に少なくて済みます。

もちろんゴルフ場規模になればその手入れも大変かもしれませんが、自宅の庭くらいの規模であればさほど問題ではありません。

夏場であっても3日に1回くらいの水やりで十分です。

高麗芝は大体1平方メートルで500円前後です。
30cm四方くらいの大きさのシートが重なって販売されています。

でもアプローチ練習場にするのであれば、それなりの面積が必要になるので多少の出費は覚悟しましょう。

しかしゴルフ場のアプローチ練習場での練習と変わりない練習が自宅で毎日できるようになるので、アプローチの技術がグンとアップすることは間違いありません。

練習グッズや人工芝と比べると多少の出費と手間は掛かるかもしれませんが、あなたのスコアはかなり上がるでしょう。

庭の広さにもお金にも余裕のあるゴルファーなら

庭の広さにもお金にも余裕のあるゴルファーであれば、さらに本格的なアプローチ練習場を作ることが可能です。

プログリーンシステムと言う会社が、自宅に練習場を作ってくれます。
広さや施工内容によって金額は変わってきますが、1平方メートルで35,000円です。
人工芝なのですが、ゴルフ用に開発された堅牢で本芝に近い人工芝を使用しています。
もちろん本格的なグリーンを作ってくれるので、ホールカップもあり、アプローチだけでなくパターの練習もできます。

こんなグリーンが自宅にあって毎日練習できれば、チップインバーディーのラッシュになるかもしれませんね。
ただ、転がりが速いグリーンになるので、遅めのグリーンのゴルフ場に行ったら勝手が違うかもしれません。

実はこの会社で作ってくれるのはアプローチ練習場だけではありません。
バンカーや打席ゲージも作ってくれます。
当然それなりの金額は掛かるのですが、ここまで作ってしまえば練習場に行く必要は全くなくなるでしょう。

狭い庭でもできるアプローチ練習

うちの庭の広さでは、練習グッズなんて設置できないし、本芝を敷くなんて論外!
と言う方も中にはいるかもしれません。

しかし狭い庭でも十分アプローチ練習はできます。
また騒音でご近所に迷惑を掛けることなく練習ができるのです。

それは、スポンジボールや発泡スチロールボールを使った練習です。
先に紹介したツーウェイマットを使用して、これらのボールを使えば狭い庭でも十分に練習できます。

と言うのも、これらのボールは実際のゴルフボールの半分しか距離が出ないからです。
60ヤードの練習をするなら30ヤード飛ばす感じになるので半分の距離の練習場で十分なのです。

スポンジボールであってもきちんと「芯」があるので、インパクトで芯を捉えたかどうかが分かります。
また音も出ないので周りを気にせず練習に没頭することができます。

ただこのボールを使っての練習には1つ欠点があります。
それは風が強い日は風の影響をかなり受けるので全く練習にならないことです。
距離だけならまだ良いのですが、風に飛ばされてどこに行くか分からないので、下手をすると庭を出て道路やお隣の家に飛んで行ってしまうかもしれません。

アプローチは練習したらしただけ!

ゴルフは経験と言う言葉を耳にしたことがあると思います。
これはパターやアプローチに関してのことです。
ドライバーやアイアンショットはある程度上達したきたら、残すところはコントロールショットや飛距離を追及していくのみです。

しかしパターやアプローチはグリーンの傾斜や状況によってショットを巧みに操らなければなりません。
それはあらゆる経験から技術や判断力を身につけてこそ成せる技と言ってよいでしょう。
ですからアプローチとパターは練習したらしただけ、止め処なく上達していきます。

そんなアプローチだけでもロブ、ピッチ、チップ、ランニングと4種類あります。
状況によってそれらを打ち分ける必要があるのです。
その判断と技術は練習していなければ絶対にできないでしょう。

経験を超えた技術を持ちたいのであれば、経験してきた人の何倍も練習をしなければなりません。
そのためには、練習場へ行った時だけでなく、自宅の庭にアプローチ練習場を作って毎日練習することが大事です。

またそれだけ練習を積んでいれば、実際のラウンドで冷静に自信を持ってアプローチに挑むことができます。
それがさらにアプローチを安定させることになるのです。

狙いを定めたアプローチの練習が必須!

アプローチを感覚でする人をたまに見かけますが、アプローチこそ確実に運びたいところへ運ばなければいけません。

100ヤード以上あるショットは多少左右に曲がっても問題ありませんが、アプローチは確実にピンを狙っていかなければスコアは伸びません。

ですからアプローチの練習をするときは、距離や方向、ショットの種類を決めるようにしましょう!