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特徴的な横峯さくらのスイングを分析してみると参考になる

2017.7.7

横峯さくら選手と言えばオーバースイングの特徴的なスイングと言えますよね。
最近、こういった特徴的なスイングをする日本人プレーヤーはかなり減りました。

しかし、横峯さくら選手は日本ツアー23勝を誇るトッププロであり、一般的ではないスイングでありながら、実績を残しています。

では、なぜ横峯さくら選手のスイングは勝てるのか、分析してみましょう。

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横峯さくら選手のスイングを分析すると、実は基本に忠実

ゴルファーなら誰が見ても特徴的と言える横峯さくら選手のスイングですが、ポイントごとに分析すると実は基本に忠実なスイングと言えます。

アドレス時の前傾角度は深くなく、オーソドックスな構えです。
これは、身長が低い選手に多い傾向なのですが、前傾角度を深く取らない事によって体の回転をしやすくし、スイングアークを大きめに取れる様にしています。
ちなみに横峯さくら選手は155cmです。

体重移動については、横峯さくら選手の特徴とも言えるポイントとなるのですが、バックスイングで腕が右足の前を通過する位で体重移動を完了させています。
早い段階で右足内側に体重を移動させてしまい、後はロックしています。
一軸スイングとも言える形です。

この形で良い所は、右足の外側に移動した体重が流れてしまう事が無い為、パワーロスを防ぐ事ができること。
よくアマチュアゴルファーは体重移動を必要以上に行ってしまいパワーを逃してしまうケースが見られるので、横峯さくら選手の体重移動のやり方は参考になります。

トップはオーバースイングになりますが、ヘッドだけが動いているのではなく、腕の動いている状態のままオーバーめにクラブヘッドが動いている事がポイントです。
単にオーバースイングなら腕の動きが止まった状態でクラブヘッドだけが動いていくケースが多いのですが、横峯さくら選手はそうなっていません。
これは、後のスイングのテンポに影響してきます。

横峯さくら選手のオーバースイング、分析すると正しいリズムで振れている

横峯さくら選手のオーバースイングについて、腕の動きが止まらずヘッドと一緒に動いている事を分析すると、独自の正しいスイングテンポだという事が分かります。

オーバースイングが駄目だと言われるのは、まず、正しい体重移動が出来ない事、スウェーしやすい事が挙げられます。
次にヘッドの運動量が必要以上に多くなり、インパクトで正しいポイント、フェースの向きをコントロールするのが難しい事です。

実はこの2点、横峯さくら選手のオーバースイングはそうならない様に動いており、彼女独自のスイングテクニックであると言えます。

体重移動については前に触れていますが、早い段階でしっかり右足内側で体重を受け止めています。
スウェーする様な事は全くありません。

オーバースイングになるヘッドの動きを見るとヘッドが垂れ下がるまで動いているのですが、腕の動きを伴ったままこの位置までヘッドが動いています。

オーバースイングでミスショットする理由として大きなポイントは、腕の動きは止まっているのにヘッドだけが運動する事です。
これは手首の間違った動きだけでヘッドの運動量を増やそうとするからなのですが、こうなるとダウンスイング時に腕と体の運動量にズレが生じる為、ミスショットする確率がかなり上がってしまいます。

しかし横峯さくら選手のオーバースイングは腕と体の動きが調和している為、良いショットが打てるのです。

横峯さくら選手のダウンスイング、腕が下りてくるまで待てている

横峯さくら選手のダウンスイングを見ると、ヘッドがオーバーめに運動している為、ダウンスイングで他の選手よりもヘッドが下りてくるタイミングが遅くなります。

しかし横峯さくら選手のスイングは、ダウンスイングでしっかりヘッドが下りてくるのを待てています。
スイング動画で分析すると分かるのですが、スローで見ると腕の戻りが正しい事が分かります。

通常体が先行し過ぎると、プッシュアウトかこすり球になります。
しかし横峯さくら選手のスイングは腕が体の前から外れない為、こうしてダウンスイングで手の動きを待てると言えます。
腕をしっかり体の前に戻せてからインパクトまで振っていけるので、正しいタイミングでインパクトできるスイングです。
インパクトの瞬間を見ると、左腕とクラブが一直線になっている事が分かります。

オーバースイングではあるものの、腕と体の動きに調和が取れており、これがトッププロとして活躍できる理由であると言えるでしょう。

横峯さくら選手のスイングは体を開いてフェードを打っている

横峯さくら選手の持ち球はフェードです。
ドライバーショットはどちらかというとスライスに近かったりします。

これはインパクト時に体の左サイドを開いて打つからなのですが、横峯さくら選手のスイングの分析から、無理してボールを捕まえない工夫が見て取れます。

これだけのショットができるトッププロなのでドローボールも当然打てるのですが、敢えてクラブフェースを捕まえるのではなく、逃がす方向に使っています。
おそらくクラブヘッドの運動量が多い為、捕まえにいくと引っ掛ける可能性があるからですね。

ゴルフスイングを高確率の反復性と捉えると、いつも同じ球筋で飛ばせた方が当然スコアは良くなるので、左サイドを開いたフェードにしていると思われます。
ボールを捕まえに行ってドロー系の方が飛ぶのですが、横峯さくら選手は女子プロの中では十分な飛距離を持っているので、そうする必要はありませんよね。

逆に、ドローボールにしようとすると、オーバースイングを直す必要が生じてきます。
自分のスイングの癖を自分の物とする職人級にまで完成させる事ができるからプロになれるのです。

分析の最重要ポイント、横峯さくら選手のストロンググリップ

横峯さくら選手のスイングを分析する上で最も重要なポイント、それはストロンググリップです。
フックグリップ程度の角度ではなく更に深いストロンググリップの形です。

実は、横峯さくら選手のスイング全体を分析する上で、このストロンググリップがスイングの全てを担っていると言っても過言ではないほど、重要なポイントとなります。

ここまでグリップをストロングにする意味、それはフェースローテーションを使わずに打つ事なのです。
インパクトゾーンでボールを捕まえる動作を使わない為、横峯さくら選手のスイングはシンプルだと言えます。
イメージとしては、インパクトでボールを押していく様な打ち方でしょうか。

特にドローヒッターは、ウッド系のクラブだとボールを捕まえにいかないとこすり球となって目標地点にボールを飛ばす事ができません。
横峯さくら選手はフェードヒッターなので、振りかぶってそのままスイングする事で、左に出て右に戻ってくるボールを打つ事ができます。
ボールを捕まえる動作が不要なのですね。

ストロンググリップはこうした横峯さくら選手のスイングと球筋を完成させる上で最も必要な前提条件と言う事ができます。

横峯さくら選手の速いヘッドスピード、スイングの壁を真似る

全てのゴルファーのあくなき追及、何と言ってもそれは飛距離でしょう。
もっと遠くに飛ばすにはどうしたらよいか、ヘッドスピードを上げるにはどう振ったらよいか、日々考え試行錯誤されているのではないでしょうか。

これはアマチュアに限った話ではなく、プロも日々考え挑戦し続けています。

そんなもっと飛ばしたいアマチュアゴルファーにオススメなのが、横峯さくら選手の左の壁です。
横峯さくら選手のスイング分析で、インパクトからフォローにかけて左足が踏ん張り壁を作っている事が分かります。
決して膝や足が左に流れていません。
ヘッドが手元を追い越していくタイミングでヘッドスピードを最大化させるのです。

それをするには左サイドの壁が必要になります。
壁を作る事により、ここが支点となりヘッドと体が引っ張り合います。
レッスン書によく書かれている紐に結び付けた球の説明、あの原理です。

もっとボールを遠くに飛ばしたいゴルファーは、横峯さくら選手の左サイドの壁を真似ると良いでしょう。
しかし、飛ばしたいからといってオーバースイングを真似る事はやめましょう。
横峯さくら選手のオーバースイングは横峯さくら選手だから扱えるのです。

横峯さくら選手のスイングは特徴的だがシンプルスイング

横峯さくら選手のスイングをこうして見ると、特徴的ではあるが実は基本に忠実だという事が分かります。

考えてみれば、プロは1年を通してツアーで戦う為、いつも違うスイングはありえないですよね。
横峯さくら選手のスイングも構えて素直にスイングしているだけという事が言えます。

フェード系のボールを自分の物として扱える様、シンプルにボールコントロールできるスイングに仕上げています。

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