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クラブに隠されている角度を知れば自分の構え方が完成できる

      2017/06/20

クラブに隠されている角度を知れば自分の構え方が完成できる

「自分のスイングが正しいのか」と常に悩んでいるゴルファーは少なくないと言われています。
確かに、ゴルフレッスン誌や100打を切るためのDVDなど、ゴルフに関する情報は溢れている状況です。

そこでゴルフで基本の「キ」とも言えるクラブの構造、特にフェースの角度、また構え方について確認したいと思います。

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クラブの名称と角度を知っておこう

ゴルフではスコアに目がいくことが多くなりますが、実はプレー全般の結果がスコアに表れただけで、意外にも自分のプレーを見直す機会は少ないものです。
そこで自分のスイングが本当に正しいのか、クラブの構造と構え方で検証してみたいと思います。

まずゴルフクラブの構造について確認します。

クラブはヘッドにシャフトと差し込んだもので、握る部分にはグリップが装着されています。

その中でもクラブヘッドについてもう少し掘り下げてみます。
ここでは分かりやすくするためにアイアンで説明します。

ボールと接触する面がフェース、そのフェースの最下部がエッジ、底がソール、シャフトを挿している部分がホーゼル、ホーゼルの下部がヒール、ヒールの反対側つまり先の方がトウ、フェースに刻まれた溝がフェースライン(スコアライン)、フェースでボールを捉える打面(艶消しになっている部分)がバーチカルライン、そしてバーチカルラインの中で芯と言われるところがスイートスポットです。

このあとクラブの角度と構え方を説明しますが、上記の名称を使いますので、何度か見返しながら進めていってください。

練習せずに上達できるライ角のカスタマイズ

まずクラブをソールします。
人差指を真っ直ぐにしてシャフトが倒れないように支えます。
ソールしてバーチカルラインが地面と平行であれば、シャフトは斜めの状態になっているはずです。
このときホーゼルと地面との間にできた角度を「ライ角」と呼びます。

ゴルフクラブを選ぶとき、選択肢の中でもっとも重要なのは、このライ角が自分の体型に合っているかです。
主に身長と腕の長さが関係しますが、正常な構え方で両手をダラリと下げた状態でグリップした時に、このライ角が合っていれば「しっくり」したような気がするはずです。

プロゴルファーや上級アマチュアゴルファーは自分用にライ角を変えてもらい、大抵のショップではライ角のカスタマイズは可能なはずです。

もちろん正しい構え方が基本になりますので、始めたころは既存のクラブを使用し、アドレスをとったときにブレがなくなるようになったら、早めにライ角を修正して身体に合ったクラブを使ったほうが上達度は進むことに繋がります。

知っておきたい!リアルロフトと表示ロフト角度が違う

次に知っておきたいのがロフトの角度です。
これはドライバーの性能を確認するときにお馴染の角度表示ですが、あらためてロフト角について見てみます。

同じドライバーであっても、ロフト角が9.5度、10.5度、11.5度……と選択肢があるのが普通です。
このロフト角とは、ライ角と同じようにシャフトを立てた状態でフェース面とシャフトの角度を表した数字です。
もちろん数字が少ないほど角度が少なく、まさにドライバーは少ない度数が表示されています。

逆に角度がついているのはサンドウェッジで、最近のアプローチウェッジは56度、58度、60度……と言った角度で呼ぶほどスタンダードになってきています。

ゴルフクラブの表示で一番信用できないのがこのロフト角と言われていて、ちまたで「このアイアン飛ぶんだよ」なんて言われるものは、リアルロフトが立っているからと考えられます。

表示されているから間違いないと思ってはいけないロフト角ですが、自身の構え方によっても角度は変わるので、ショップなどでリアルロフトを計測してもらうと良いかもしれません。

バンスの角度と構え方が重要になるサンドウェッジ

ショットには重要な部分なのに、クラブを選ぶときにはあまり重要視されないのがバンス(バウンスとも言います)です。

バンスとは、ライ角やロフト角と同じようにソールしてシャフトを立てた状態にすると、エッジは接地せずに少しだけ隙間ができ、この地面から浮いているエッジの角度をバンス角と呼びます。

角度を表す数字が多ければ多いほど、地面とエッジには隙間ができるので、トップしたりダフリに繋がったりするわけです。

でもバンカーショットではバンスがあることで、エッジが砂の中に潜らずに簡単にショットすることができます。

バンカーショットに使うサンドウェッジはバンスの角度が14度、同じサンドウェッジでもアプローチに使うのであれば8度くらいが安心感のあるクラブと言われています。

なおアゴの高いバンカーショット場合、一度は飛球線に正対してスタンスをとり、その後左足だけを45度開き、スイングは飛球線に沿って振る構え方が常套です。
結果としてバンスの角度を最大限利用するエクスプロージョンショット、すなわち砂に包んで放り上げるようなイメージで打つことになります。

バンスの角度の小さいクラブがアプローチウェッジ

バンスの角度があるハイバンスのサンドウェッジについて説明しましたが、一方で角度が少ないローバンスについても触れておきます。

サンドウェッジをアプローチショットに使用しているゴルファーは意外に多いと思います。
そんな事もあってか、現在はアプローチウェッジという別な括りの名称も使っているメーカーもある程です。

ただ本来はサンドウェッジで、その中でバンス角が少ないもの、つまりエッジと地面に隙間がないものがアプローチ用サンドウェッジとして使用されているわけです。

バンスに角度があるハイバンスのウェッジを使ってトップしないようにと、クラブフェースをかぶせてエッジと地面に隙間ができないようにして打っている人を見かけますが、ハッキリ言ってそれだと何の意味もありません。

それであれば8番アイアンを短く持って、パターと同じように打った方が確実にピンそば、もしかするとカップを狙うことだってできるはずです。

クラブには特性があり、その特性を生かした構え方とスイングに徹すれば、あとは勝手に成果を上げてくれるはずです。

構え方が左右するパターのロフト角とは

最後はパターの角度について紹介します。

パターは転がすための道具で、主にグリーンで使用しますが、カラーやラフからのアプローチ、アゴのないバンカーからの脱出など、さまざまな場面で使用することができます。
最近では見ることがなくなりましたが、L型パターにロフト角をつけたアプローチ専用クラブ「チッパー」を、多くのゴルファーが使用していた時代があります。
シャンクやザックリを心配する必要はなく、安全にピッチエンドランができる究極のクラブとして上級者なども多用していました。

実はパターにもロフト角があり、この角度のマッチングはドライバー以上に重要とされています。
基本的にパターはボールを転がすための道具ですから、ボールが順回転にならなければいけません。
パターの構え方によってロフト角を生かすことができずに、逆回転がかかることもあります。

パターは真っ直ぐ引き、真っ直ぐ打ち出すことも大切ですが、いかに順回転のボールを打つことができるのかが、それ以上に重要になります。

自分の構え方にあった角度を持ったパターは、ドライバーやウェッジ以上に重要なものとなるはずです。

クラブの角度を変える条件を整えること

ゴルフクラブにはいろいろな角度が設定されています。
その意味を理解して道具を選ぶことができれば、あとは構え方やスイングなどの技術的なものを高めるだけで、今よりも上達できるはずです。

またライ角やロフト角は、自分の構え方に合わせてカスタマイズできますので、自分の構え方がしっかり決まったときには、既成のライ角やロフトの角度を変えて使うことが「普通」のことなのです。

ゴルフでは道具の角度にこだわることは大事なことですが、少しだけ気に留めてもらいたことは、シーズンごとに構え方を変えると、クラブを使用できなくなるケースがあることです。

クラブが馴染むのには一定の期間が掛かるもの。
頻繁に構え方やスイングを変更するゴルファーには、クラブの角度を変えない方が良いかもしれませんね。

まずは自分のスイングを完成させること

ゴルフクラブの角度についての考察でしたが、自身の構え方やスイングが一定であることが条件になります。
スイングが固まっていないゴルファーは、基本の構え方を参考にしておくと、クラブが使えないと言うことは少ないと思います。

ちなみにクラブだけではなく、爪先の開く角度や、トップでの手首の角度など、他にも適正な数値がたくさんありますので、興味があれば調べてみてはいかがでしょう。

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