ゴルフラウンドで100を切るのに、どのくらい時間を掛けているのだろうと考えたことありませんか?
「100を切るために」と言う本や雑誌がたくさんあるくらい、100を切るのはゴルフでは高い壁と言われています。
初ラウンドで100を切る人もいれば、10年経っても100を切れない人はいます。
一体100を切るゴルファーの割合はどのくらいなのでしょうか。
100を切るゴルファーの割合とは
それでは100を切るゴルファーの割合についてお話します。
実は正確なデータと言うのは存在しません。
ゴルフを始めてすぐに止めてしまう人も多く、またゴルフ場でゴルファーのスコアをデータ化していることがないため、全てのゴルファーから出した正確なデータと言うのはないからです。
しかし近年スコアアプリ等でスコア管理している人が増えていることから、GDOやJGA、楽天GORAなどが独自のデータを発表しているのでそれを参考に見てみましょう。
100を切るゴルファーの割合は、約2割とされています。
つまりゴルファーの約8割が100を切れていないのです。
このデータを知ると、100を切れずに悩んでいる人は少しホッしたのではないでしょうか。
8割のゴルファーは100を切れていないので、100を切ることを焦る必要はありません。
100を切ること自体ゴルフでは狭き門と言うことなのです。
ちなみに90を切るゴルファーは100切りの5割前後と言われており、更に狭き門となっています。
悔しい思いをしているゴルファーは多いかもしれませんが、練習を重ねてもすぐに結果が出ない所もゴルフの面白さの一つなのです。
ゴルフデビューから100を切るまでに掛かった期間の割合
これも先に話したのと同様の理由で正確なデータではありません。
某サイトが3千名にアンケートを取った結果から出たデータになります。
そのデータからすると、ゴルフデビューから100を切るまでに掛かった年数の平均は約4年です。
経験年数別の割合では、デビューから半年で100を切ったのは8%。
半年から1年で100を切ったのは13%。
1~3年で100を切ったのは32%。
3~5年で100を切ったのは20%。
5~10年で100を切ったのは12%。
10年以上で100を切ったのは15%となっています。
デビューから半年で100を切った人が8%もいることも驚きですが、10年以上で100を切った人が15%もいることも同じくらい驚きです。
100を切りたいと切に願う気持ちは理解できますが、そうそう簡単には切れないようです。
なかなか100を切れないので現在の練習に不安を感じたり、一生100を切れないのではと自暴自棄になってしまっている人がいるかもしれません。
しかしゴルフは近道はなく地道な努力を続けることが一番大切です。
いつか100を切る日が来ると信じて練習をがんばってください。
ゴルフデビューから100を切るまでにラウンドした回数の割合
「ゴルフは経験」と言う言葉を良く耳にします。
経験とは経験年数のことではなく、ラウンドした回数のことです。
ゴルフ経験1年の人でも月に1度しか行かない人はラウンド12回ですが、週1に1度行く人は48回ラウンドしていることになります。
そのため同じ経験年数でも経験値は後者の方が断然高いと言えます。
100を切るまでにラウンドした回数は平均18回です。
あくまでも平均なのですが、100を切れておらず、まだ総ラウンド回数が18回を越えていない人は、まずはラウンド数をこなして実践経験を積むと良いでしょう。
100を切るまでに掛かったラウンド回数の割合は、初めて~3回で100を切ったのが2%。
3~5回で100を切ったのが4%。
5~10回で100を切ったのが17%。
10~30回で100を切ったのが44%。
30回以上で100を切ったのが33%です。
ゴルフを始めたばかりの時はラウンドに慣れていない上にボールが真っ直ぐ打てないので時間が掛かります。
そのため同伴競技者や後続の組に迷惑を掛けてしまい申し訳ない気持ちになるかもしれませんが、経験を積む為には実践が必要です。
プレーで時間を掛けてしまう分、移動などで時間を短縮することができるので、気にしてラウンドを避けないでください。
100を切ると平均100を切るの違いとは
ゴルフラウンドで100を切る様々な割合の話をしましたが、100を切るにも2種類あるとお気づきですか?
それは1度だけ100を切ったゴルファーと平均して100を切るゴルファーです。
この2つでは基準が大きく異なります。
普通に考えて前者の割合の方が多く、後者の割合が少なくなります。
「100を切ること」を目標にしている方は、どちらの100を切るを考えていますか?
100を切ることを目標に練習に励んでいるゴルファーは、平均して100を切ることを目標いしている人が多いでしょう。
1度だけ100を切ったからと毎回100を切れるほどゴルフは簡単ではありません。
またゴルフの面白い所の一つでもあるのですが、良い日もあれば、悪い日もあり、安定したスコアを出すのは至難の業です。
アンダーでラウンドするプロゴルファーでさえ、オーバーでラウンドする日があるくらいです。
1度だけ100を切ると言うのは実力と言うよりも運である可能性があります。
ですから自信を持って100を切るゴルファーだと言って良いのは平均100を切るゴルファーです。
周りに100を切るゴルファーの割合が増えたときがチャンス
ゴルフを趣味にしていると、不思議とゴルフ好きの人が集まってきます。
そして周りの仲良しゴルファーの100を切る割合が増えてくると焦ってしまう人がいます。
その状況に決して焦る必要はありません。
100を切るゴルファーの割合が周りに増えてきたと言うのは、あなたが100を切るチャンスとなります。
狙え「類友現象」です。
類は友を呼ぶ、ゴルフ好きが周りに増えると練習に行く頻度が増えます。
またその練習の中でドライバーやアイアンのスイングの練習を切磋琢磨します。
その成果を見たいのでラウンド回数も増えていくのです。
練習量もラウンド回数も増えて100を切るのが遠いはずがありません。
また100を切るゴルファーと一緒にラウンドすることで、100を切るためにラウンドではどうすれば良いのか、そして自分に何が必要なのかを見つけ出すことができます。
100を切った人を羨んだり、100を切れない自分を悔しがったりするのではなく、100を切る人の技術をラウンドで盗み取り、自分の物にするようにしましょう。
割合でなく人口で考えると面白い
ゴルフラウンドで100を切るゴルファーを割合で見るのも良いですが、人口で考えるとリアリティーが増して面白いです。
まず日本のゴルファー人口はどのくらいなのでしょうか。
ゴルファーにも本気ゴルファーやエンジョイゴルファーなど様々なタイプがいますが、一度以上ラウンドしたことのある人口で紹介します。
2017年時点でのゴルファー人口は550万人とされています。
この人口と先に紹介した100を切るゴルファーの割合から100を切るゴルファーの人口を出します。
550万人(ゴルフ人口)×20%(100を切る割合)=110万人(100を切る人口)となります。
日本の人口が1億2659万人です。
ちょっと比べるには大規模過ぎますが、人口で見ていくと100を切る人の人口はかなり少ないと言えます。
ですから100を切れないことで落ち込んだり焦ったりする必要は全くないのです。
ただゴルフは100を切ることが最終目的ではなく、次は90切り、80切り、イーブンパー、アンダーパーと設定できる目標はまだまだあります。
100を切るだけでこの割合なのですから、それ以上のスコアを出せる人の割合はもっともっと少ないと言うことです。
できないことはないので自分を信じて
100を切るゴルファーの割合が思いのほか少ないと分かりましたか?
100を切るまでに数年要しますし、ラウンドもある程度こなさなければなりません。
それだけ大変なことではあるのですが、決して無理な目標ではありません。
日々しっかりと練習、行けるだけラウンドを続けていれば必ず100を切ることはできます。