妊娠初期に激しい運動のゴルフをしたけど胎児に影響はない?

最終更新日:2018/06/06

妊娠初期と分かったら、過激な運動やストレスのかかるものはやめたほうが良さそうです。

もちろん身体をねじるゴルフも、出産まではお休みしたほうが良さそうです。

妊娠が分かってから出産、そして子育てとプレー再開するまでに期間はありますが、ゴルフの腕前を保つ、そして高めるためにその期間にできること、やっておきたいことを紹介します。

妊娠初期のゴルフは適度な運動だと思って大丈夫

妊娠したらゴルフはNGと考えるのが普通だと思います。

妊娠自体は病気ではないので、それまでと同じような生活を送っても問題はありませんが、競技性の高いスポーツなどは避けるべきです。

特にお腹をねじる運動や力む運動、また滑って転んだり尻餅をつくような可能性も排除したいところです。

さらに勝ち負けやスコアなどストレスを感じる競技も、妊婦さんにとっては好ましいこととは言えません。

一方で大事にしすぎて、運動不足になっても良くないことはご存知だと思います。

運動不足は肥満の原因となり、結果的に脂肪増加によって産道が狭くなって難産になることもあるからです。

「小さく生んで大きく育てる」ためには、適度な運動は欠かせません。

ただしゴルフのような運動は避けて、気分的にもリフレッシュできる散歩などがおすすめです。

ちなみに母体が妊娠初期であることを気付かずに、そのままゴルフを続けていることも良くあります。

気がついた時点でやめることで、遅いと言うことはありません。

妊娠初期と分かったらゴルフ以外の運動に変える

妊娠初期にゴルフをしていたとしても、母体に影響があるわけではありません。

お腹の中の赤ちゃんが成長していく上で、ゴルフをしたことでマイナスになることはなく、何の心配もありません。

妊婦が運動をすることは良いことです。

適度な運動は肥満防止だけでなく、つわりなどで塞ぎがちな気分を変えてくれることもあるからです。

一方で妊婦だからこそ、避けたい行動があり、その中にはゴルフと共有する部分があると言うことです。

つまり妊婦であるからこそ、母体に影響を与える行動は避けるべきという、1つの指針のようなものです。

ただこのマイナス部分が身体に影響を与えるのは、妊娠初期ではなく、もう少し経過してからのことです。

12週までの妊娠初期で、ゴルフが赤ちゃんにダメージを与える可能性はないと言われています。

仮にその期間内で流産することがあっても、それは染色体等の別な理由によるものなので、分かった時点でゴルフをやめれば大丈夫です。

妊娠初期のゴルフは気分転換の運動になる?

妊娠初期を過ぎると、肥満防止に運動をしたくとも、過激でなくストレスがない運動と言うのは散歩くらいしか見つからないかもしれません。

最近は妊婦さん用の水泳教室やヨガ教室などもありますが、ゴルフもパターだけであれば問題はありません。

パッティングはお腹をひねる姿勢をとることはありませんし、滑って尻餅をつくこともないでしょう。

またパッティング練習は、ただ立ってボールを打つだけではなく、ボールを拾う時の屈伸運動などもあり、適度な運動に最適です。

さらに気分転換にもなること間違いありません。

ターゲットを定めてパッティングするだけですが、他のことはなにも考えずに「無心」でヘッドを動かすことができます。

しかも「呼吸を整える」と言う、出産時には大切な呼吸法の練習にもなります。

鼻から息を吸い、一旦息を止めてから少しずつ息を吐き出します。

もちろん「スゥ・スゥ・ハー」のリズムでも構いませんし、もっと違ったリズムでもOKです。

非日常の運動は、最高の気分転換になるはずです。

妊娠初期に一旦ゴルフを離れるならクラブメンテンナスを

基本的に妊娠初期は、自身も気がつかずに、過激な運動などをしていることはあるものです。

初期の運動は流産等の危険も少なく、また妊娠初期の運動が出産までの成育上のリスクになることもありません。

ただし、妊娠が分かればすぐにゴルフは止めましょう。

下半身を落として踏ん張り、しかも前傾してお腹をひねるゴルフスイングは、胎教にプラスになることはありません。

さらにセルフコースのカートは、走行上の振動や段差のショックなど、これもプラスになることはないはずです。

階段を踏み外して転んだり、グリーン周りで滑って尻餅を突いたりと、絶対にないとは言えないものがあります。

妊娠から出産、そして子育ての最中は、ゴルフどころではないはずです。

しばらく使えなくなるゴルフクラブをメンテナンスしておくのも、妊娠初期だからこそできる作業です。

グリップを洗剤で洗って綺麗に拭き取り、キャディバッグの中も、底まで綺麗に拭き取ります。

定期的に陰干しができるように、担がずにクラブが取り出せる場所に保管するようにしましょう。

妊娠初期の運動不足にとゴルフ観戦してはダメ?

妊娠初期からつわりが始まる時期までが、もっとも自由に動ける時期です。

日常品や出産前に用意しなければならないものなどを、計画的に準備していく楽しい時でしょう。

まさに待望の赤ちゃんとのご対面に「待ちきれない」と言ったところではないでしょうか。

ただ妊婦さんは赤ちゃんや胎教ばかりを考えていると、気がめいってきます。

やはり気晴らしは必要ですし、できれば出産や子育て以外のものを欲してくるものです。

そんな時は、ゴルフはできなくともゴルフ観戦くらいならと思うかもしれません。

もちろん絶対ダメと言うことはありませんが、足場の悪いゴルフコースは避けたいものです。

また炎天下や気温の高い場所は、水分の補給が必要になります。

野外にいても傘を差して小まめに水を飲める状態、しかも長時間立ちっぱなしにならない状態を確保するとしたら、……止めたほうが良さそうです。

もちろんテレビ観戦は問題ありません。

ご贔屓のプロに、自宅で大声援を送って気分転換をはかりましょう。

妊娠初期のゴルフで運動するより再開の準備をしておこう

初めての出産であれば、妊娠初期から妊婦の心得やママとしての準備、また赤ちゃんに対する知識など、知りたいことが山積みではないでしょうか。

確かに子育ても考えると、妊娠初期から約2年はゴルフプレーから遠ざかることになるはずです。

ただしゴルフクラブを振るのは、意外に早いかもしれません。

産後の運動、特に膨らんだお腹を元に戻すためには、身体をねじるゴルフスイングが最高だからです。

妊娠して10か月、妊娠が分かってから7か月後には出産し、半年もしたらママも以前の生活をしているはずです。

ゴルフ練習場であれば、1時間から2時間も過ごせば、十分すぎる運動ができます。

産後の運動に向けて、まずはクラブメンテナンスをしてくことです。

そして、自分の欠点も見つめて、理想のスイングを想定しておきます。

あとは、そのスイングをするための情報を集めて、その時期がきた時のタイムスケジュールを作っておけば、出産後のゴルフも楽しめるはずです。

妊娠初期のゴルフは運動として考えてはいけない

妊娠初期にゴルフをしていても、一般的には胎児に影響はないと考えられています。

しかし過激な運動やストレスがかかるゴルフはリスクを伴いますし、ゴルフによって滑ったり転んだりすると、胎児にとって良いわけはありません。

妊娠が分かったら、すぐにゴルフを止めて、ゆったりした時間を過ごすようにしましょう。