夏になると肌の露出が増えますよね。
ゴルフでも女子プロゴルファーが大胆な露出をすると話題になるようになってきました。
ところで腕の付け根(二の腕)が太くなる原因をご存知ですか?
太いと気にしている方は、日常生活にエクササイズを取り入れて、衰えた筋肉を鍛えるとほっそり腕になれるかもしれません!
今回は、二の腕が太くなってしまう原因と、簡単なエクササイズを紹介していきたいと思います。
紹介するエクササイズには、デスクワークの方にもオススメの方法もありますので、参考にしてみてくださいね!
頑張った結果、二の腕が細くなるだけでなく、ゴルフ上達にもつながるかもしれません。
腕の付け根(二の腕)にお肉がついてしまう原因①
俗に「二の腕」と呼ばれている腕の付け根は、上腕二頭筋と上腕三頭筋の2つの筋肉から作られています。
前者はいわゆる「力こぶ」というもので、重い荷物を持ち運ぶ時など、日常生活ではほとんどの場合こちらを使います。
後者は腕を伸ばしたり、高いところにある物を取る際に使いますが、日頃の生活で使うことは意外とないでしょう。
そのため上腕三頭筋には余計な肉が付きやすく、それらが溜まることでやがて弛んでくるのです。
肘を曲げたまま二の腕の外側をつまみ、皮膚が伸びるようなら弛んでいると言えるでしょう。
二の腕は身体の部位の中でも脂肪が溜まりやすく、さらになかなか取れないという非常に厄介な部分です。
消費カロリーを上回る量のカロリーを取ると、過剰分は皮下脂肪となり体内に蓄積します。
すると全身が太っていきます。
もちろん腕も例外ではありません。
普通に過ごしているだけでも、二の腕が弛むことはあります。
油分や糖分を多く含んだ食べ物や甘味、高カロリーなものを好む人は特に気を付けて下さい。
それからゴルフのような上腕三頭筋を使うようなスポーツを始めてみるのもいいでしょう。
腕の付け根(二の腕)にお肉がついてしまう原因②
腕の付け根、つまり二の腕に肉が付くのはあまり使用しない部位である上に、もともと脂肪が溜まりやすい部分だからです。
また老廃物を運ぶためのリンパ液が通りにくいというのも原因のひとつです。
リンパ液は外から加えられた力によって流れるため、流れが悪くなるとぶよぶよとしてくるのです。
身体の外へと出されることがなく、体内に残った老廃物は、脂肪とくっつくことでセルライトを作り出します。
セルライトは老廃物がある限り膨らんでいき、大きくなりすぎると肉眼でも分かるくらいのでこぼこ感が皮膚に現れます。
セルライトが少なめの場合は触ることで判断出来ます。
二の腕を反対の手で絞るように掴み、表面が滑らかではなく出っ張りや窪みを感じる部分がセルライトです。
強く握った後、白色から肌色に戻るまで時間が掛かった時はセルライトが作られている状態です。
一見すると痩せて見えるのに、二の腕は太く見えるようなら「セルライト太り」になっているはず。
運動不足の人や代謝が良くない人、塩分の摂取量が多い人もセルライトを生み出しやすいと言えるでしょう。
冷え性の人もリンパ液が流れにくいということなので、試しに二の腕に触れてみて、冷たいと感じたらセルライトが出来やすい体質ということになります。
運動不足解消のためにゴルフを始めてみませんか?
二の腕が太い原因はむくみの可能性も!
腕の付け根が太くなる原因は「むくみ」と「脂肪」の2つです。
特に全身は痩せているにもかかわらず、腕には余分な肉が付いているように見えるようならむくんでいる可能性があります。
むくみはリンパ液がスムーズに流れず、必要のない成分が身体の外へ出て行かないことで引き起こされます。
すると二の腕と呼ばれる部位がぶよぶよと柔らかくなってくるのです。
リンパ液は筋肉を動かさなければ流れないのですが、二の腕を構成している筋肉のうち、普段使っている部分はほんの少しだけで、上腕三頭筋(振り袖という呼び名があります)は滅多に使うことがありません。
つまり他の部位よりもむくみやすいのです。
このようにたぷたぷと揺れ動くくらいの肉が付いている時は、むくみが理由であることが多いため、筋力トレーニングなどをして衰えている筋肉を活性化させてやる必要があります。
もちろん脂肪である可能性もゼロではありません。
甘いものや塩分、油分の多い食べ物をよく好んで食べている人は余計な脂肪が溜まるので、結果的に太ってしまいます。
しかしその場合は腕以外にも肉や脂肪が付くので、こちらは運動と食事制限によるダイエットを行いましょう。
どちらにせよ、ゴルフはうってつけのスポーツであると言えるでしょう。
腕の付け根(二の腕)の肉のたるみ解消は正しい姿勢でエクササイズ!
腕の付け根に余計な肉が付いてしまった時はストレッチをすると良いでしょう。
ただし姿勢が崩れていては意味がないので、今回はまず姿勢を正すストレッチをお教えしたいと思います。
1)体育座りになり、指先を身体に向けた状態で、両手を床に付けましょう。
手はお尻よりも後ろに持って行って下さい。
2)肘を曲げ、背中を丸めます。
3)背中を反らし、胸を大きく広げるように肩甲骨を寄せましょう。
このとき顔は天井に向けて下さい。
4)この動きを5回繰り返します。
続いて二の腕の弛みをなくすストレッチを紹介します。
1)椅子に浅く腰掛け、つま先を外側に向けたまま両足を広げましょう。
2)両手を後ろに回し、指と指を絡ませるように組みます。
3)上げられるところまで腕を上げていき、限界まで上げたら15秒間キープして下さい。
4)姿勢は崩さず、指だけを離します。
こちらも15秒間このままでいましょう。
5)これを5回繰り返します。
最初はきついと感じるかもしれないので、最初は毎日続けていくことから始めましょう。
腕の付け根の肉をマッサージで細くしよう!
腕の付け根に肉が付いてきたと感じたら、リンパ液の流れに沿ってマッサージをしてみましょう。
冷えると代謝が悪くなるため、お風呂上がりなどに行えば効果が上がります。
・脇の内側&ウエスト
1)親指以外を使い、脇の下(ウエスト近くの脇腹)を5秒間押します。
2)マッサージする方の腕をまっすぐ上に伸ばし、反対の手の平で腕の内側を5回さすりましょう。
(手首から脇にかけて、ウエストの場合は身体の側面に沿って動かします)
・腕全体
1)親指以外で脇の下を5秒間押します。
2)マッサージする方の腕を身体の前に突き出すように伸ばし、手首から脇へと移動させつつ、軽く圧迫するように掴んでいきます。
5秒ずつ、下から上に向かって下さい。
3)今度は腕を高く上げ、手の平で手首から脇までを5回ほどさすります。
・腕の外側
1)マッサージする方の腕を、手の甲を上に向けて、身体の斜め前に下ろします。
2)手で脇を掴むように5秒間押します。
3)腕の肘側を親指、中指、小指のラインに沿って、下から上に向かって親指で5回こすりましょう。
どれも片方が終わったら、もう片方の腕や脇腹も行って下さい。
リンパマッサージは内臓の改善にも効果があるため、これを機に全身を美しくすることを目標に掲げてみましょう。
運動不足になりやすいオフィスワークの方必見!デスクでできるエクササイズ
デスクワークをしていると身体を動かす機会がなかなかないため、腕の付け根などに余計な肉が付いてしまうことがあります。
そんな時は座ったままでも出来るエクササイズを行いましょう。
まずは仕事に使っているデスクを利用したエクササイズです。
デスクの上に手の平を上に向けた状態で置き、肩を動かさないようにしながら、デスクに手の甲を押し付けましょう。
そのまま5秒間待ち、時間が経ったら力を抜きます!
これを10回ほど繰り返します。
脇を締めて行うことがポイントです。
次は両肘を胸の前で掴む格好になるように、両腕を組み合わせます。
そして左右の手を引っ張り合いながら、3秒ほどキープしましょう。
これも10回行います。
続いて背筋をまっすぐ伸ばした状態で立ち、両腕を限界まで後ろへ引いていきます。
そのまま3秒間維持したら、力を抜いて下さい。
やはり10回繰り返します。
背中が曲がらないように気を付けて下さい。
電車通勤をしている場合は、電車の中でも出来るエクササイズをやってみましょう。
つり革を握り、肘を90度に曲げたら、腕を思い切り引き下げるだけです。
これを左右どちらも10回ずつやりましょう。
周囲の目線が気になる人は、他の乗客が少ない時に行うのがベストです。
日常生活で衰えた筋肉を復活させましょう!
夏になると薄着になることが増えるので、腕のお肉が気になる人、結構多いですよね!
私も、その1人です。
来年の夏こそは!とお考えの方は、是非今のうちから二の腕を鍛えるエクササイズを日常生活に取り入れることをオススメします。
一度付いた脂肪を落とすのは大変ですが、諦めずに行いましょう。
マッサージを取り入れて、リンパの流れを良くすると、老廃物の排出により、全身のきれいを目指すこともできるかもしれませんね!