足裏が硬くなっている方が非常に多いですね。
足裏が硬くなると様々な不調、症状で悩まされるようになります。
あのメジャーリーガーのイチロー選手も小さい頃から毎日続けている足裏マッサージ。
メジャーリーグ最年長野手となっても、ケガなくバリバリの現役です。
足裏マッサージには必ず利点があるのは間違いありません。
野球だけでなく、ゴルフや日常生活でも役立つ情報です。
イチロー選手の足裏マッサージをヒントに考えてみる
まず最初に足裏マッサージに種類がいくつかあるので紹介します。
足裏マッサージの発祥は古代エジプトだと言われています。
発見された壁画に足裏を刺激する古代エジプト人の絵が描かれているからです。
アロマテラピーを取り入れた強く押さないイギリス式、足医学の考え方で行うドイツ式、経絡・経穴の考え方で行う中国式、かなり強めで行う日本式があります。
皆様も色々と比較して試してみると自分の好みのタイプが見つかるのではないでしょうか。
ところで先に挙げたイチロー選手は、どのように足裏マッサージをしているのでしょうか?
以前テレビ番組の特番で、毎晩足裏専用マッサージ機を使ってほぐしていることをお話ししていました。
人ではなく機械まかせみたいです。
イチロー選手の毎日欠かさず行われるこの習慣によって、40代になっても大きなケガもせず最高のパフォーマンスを発揮し続けられる身体を維持しているのでしょう。
この足のメンテナンスを怠らない考え方は、父親が幼い頃毎日子供とのスキンシップのために足裏マッサージをし続けたことが大きな要因だと言われているのです。
そのほかにも一流アスリートも幼い頃から足裏マッサージをされる経験がある選手が多いようです。
私の同世代では別格だった松阪大輔選手、15歳でプロゴルフツアー優勝を成し遂げた石川遼選手、浅田真央選手などがそうです。
足裏刺激は、子どもの心身発達に絶大な効果があると言われています。
・集中力向上
・運動能力向上
・免疫力向上
・ストレス耐性向上
これら以外にもまだまだあると思われます。
昔から足裏を刺激すると体調不良の改善や予防ができると言われています。
しかし、子どもの能力向上にもつながることを知ると、皆様足裏に対する考え方が変わったのではないでしょうか?
マッサージする前に足裏の役割を理解しよう
足は片足28個・両足合わせて56個の骨があります。
これは身体全部の骨の4分の1にもなります。
この片足28個の骨が筋肉、靱帯や関節包で形作っているのです。
筋肉に関しては膝下から長くつながっているものがほとんどです。
つまり足を動かすことは膝下全部を使う必要があるのです。
足の筋肉は第二の心臓ともいわれ血液を戻す大切な役割があります。
従って足の筋肉を使わないと血液が滞り、老廃物は溜まり、酸素と栄養が行き届かなくなりむくみや痛みなどが発症するのです。
それでは足の役割を考えてみましょう。
人は進化の過程で二足歩行になりました。
そうなると日常生活で地面と接するところは足の裏だけになってしまいます。
言うなれば足裏が身体の土台の役割を担っているのです。
土台、基礎は大切ですよね。
勉強もそう、運動もそう、さらには建物もそうなのです。
基礎が出来ていないと、数学の問題は解けないし、基礎練習なくマラソン完走は難しいです。
建物の土台が不安定だと大きな地震で傾くか倒壊する恐れがあります。
このことは我々の身体に当てはまり、足裏が全体重を支える土台であり、足裏が正しい理想の状態であれば、身体は安定するのです。
逆を言えば、足裏が崩れていると姿勢も崩れ不調を来してしまうのです。
ゴルフで言えば、スイングが不安定になりミート率が下がってしまうでしょう。
ゴルファーはイチロー選手の足裏に近づけよう
ここからは足裏マッサージのやり方を説明していきます。
足裏は各々の状態によって、痛みの感じ方が千差万別です。
かなり強く押しても平気な顔をしている方もいれば、少し押しただけでも悶絶するような強い痛みを訴える方もいます。
痛みの少ない方はかなり強めで押しても問題ないです。
それとは逆に痛みが強い時にはやさしくゆっくりから始め、痛みの度合いや足裏の硬さが取れて来たら少しずつ圧を強くしていくようにしてください。
≪注意点≫
・痛みを我慢するために息を止めてまでマッサージしないでください。
呼吸を止めると身体は緊張し筋肉は力みます。
ゆっくりと深呼吸を意識してください。
・冬など冷たい状態では効果が半減しますので、ゴルフ後や普段のお風呂上りや足湯など温めてからやりましょう。
・足裏は一か所をひたすらマッサージするのではなく、全体を満遍なくやりましょう。指先の末端まで血は通っていますので、指先も忘れずに。方向は末端から心臓に向けて行います。
・痛い場所が見つかったら少し優しめの圧から時間をかけてマッサージしましょう。
・長時間やれば良いというわけではなく、毎日同じことを繰り返すのが大切です。
短時間でも日々の習慣としてやってみましょう。
自ずと身体に変化が見えてきますので頑張りましょう。
足裏マッサージだけでなく足の甲も忘れずに
裏があれば表が勿論ありますよね。
足の甲も併せてマッサージすることを心がけましょう。
足裏と違い、体重を受け止めている分けではありませんが、足裏と同じように膝下から始まる筋肉が指先までつながっています。
足裏の筋肉が足指を地面に押し付ける役目があるのに対し、足の甲の筋肉は足指を持ち上げる役目があります。
つまり足裏の筋肉と足の甲の筋肉は表裏一体なのです。
ですので、この部分も血行不良になり老廃物が溜まっていくのです。
足の甲も足裏で挙げた注意点と同じです。
深呼吸をする、だんだん強く満遍なく、指先から心臓に向けて、温かい状態で、足裏とセットでやりましょう。
痛いからやりたくないと言ったら改善は見られません。
痛みは最初が一番つらいです。
繰り返していくことで無くなっていきます。
日々の積み重ねで足を痛みに慣らしていきましょう。
そうすることで、ゴルフに向けたスイングの安定も得られることでしょう。
イチロー選手のようにいつまでも若くいるためには
今回は足裏マッサージについて話を進めてきましたが、足裏だけですべてが良くなることはありません。
土台がしっかりしたら、次は一階部分ですし、さらには上層階があります。
足裏と足の甲のマッサージが終わりましたら、次はふくらはぎやすねがありますし、ふともも、お尻と、どんどんマッサージしたい部分が出てくるのです。
そんなにマッサージする時間がないという方はどうしたら良いのでしょうか?
それならイチロー選手が日々行っている身体メンテナンスの1つのストレッチがいいでしょう。
ストレッチは正しい方法を覚えてしまえば、今マッサージしたい筋肉だけでなくその近辺や連動して動く筋肉も同時に柔らかくできるのです。
ストレッチはマッサージではありません。
運動です。
筋肉をほぐすのではなく、使うのです。
ですので、自然と体温も上がり、筋肉の伸縮するポンプの力も利用でき、短時間で効率的にマッサージ以上の効果が得られるのです。
ストレッチも足裏マッサージと同じく、毎日の繰り返しが必要ですし、最初は痛みとの闘いでもあります。
どちらもご自身の身体を良くしていくためにすることには変わりありません。
イチロー選手のように自分の体を大切に扱う気持ちがあれば、継続するのも苦ではないはずです。
また年齢問わずゴルフを上達したい気持ちがあれば、続けられるでしょう。
ゴルフ上達のためには練習以上に足裏マッサージとストレッチ
、
今回の記事はイチロー選手が足裏マッサージをしていることから、話を広げていきました。
足裏のマッサージはいつやるのですか?
今すぐ試しましょう。
この記事を読んでくださった方は、足裏マッサージをせずにはいられなくなったでしょう。
あとはお試しで終わるのではなく、毎日続けていただけることを切に願います。
ゴルフ上達への道はすぐそこにありますよ。