パッティングには決まりがなく、スタイルは自由です。
プロゴルファーでもグリップ、アドレスなどそれぞれ違います。
パッティングは自分の打ちやすいスタイルを見つけ出し、芯に当てることが一番重要です。
自分の打ちやすいスタイルを決めるには、いろいろなパターンのパッティングをトライしてみなければなりません。
パッティングの動画を見て、様々なパッティングスタイルを探し、自分に合うパッティングスタイルを見つけ出しましょう!
動画で比べるパッティングのグリップスタイル
ゴルフでパッティングに決まりはないですが、基本的なグリップの握り方が数パターンあります。
パターのフェース面と平行になるようにしっかりと左右対称に握り、両手の親指は平行になるよう前面の平らな部分に乗せるのが一番基本となる握り方です。
またドライバーやアイアンと同じ握り方のオーバーラッピングです。
これはクラブによって握り方が変わらないので人気の握り方です。
右手リリースを抑えられるのがリバースオーバーラッピングです。
左手人差し指が右手小指の上に来る形です。
上級者に人気で世界トップの選手たちも多く採用しているのが、クロスハンドグリップです。
基本は同じですが、両手の位置が反対で、左手がグリップの下、右手がグリップの上になります。
一番変り種なのがクローグリップです。
両手を離して握るので余計な力が入りにくく、フォローがしっかりと出せます。
どのパターンもたくさんの動画があるので、見比べながら挑戦してみてください。
そして自分にどれが一番合っているのかを見つけましょう!
パッティング動画で注目すべきポイント
パッティング動画では、自分のグリップスタイルと同じ選手のゴルファーを参考にしましょう。
グリップのスタイルによってストローク方法は変わってくるからです。
注目ポイントは、構え・前傾角度・ボールの位置・重心です。
前傾角度は、かがんだ時に地面と顔の面が平行になるようにすることでターゲットを狙いやすくなります。
ボールの位置はパターヘッド約2個分離れた左目の真下に置きます。
ボールの位置は、癖やパットのラインによって変わってくるので、これを基本とし、いろいろな動画で検索してみましょう。
重心は、左右均一で指の少し前に重心をかけます。
次に注目するのは打ち方です。
これはグリップの握り方に関係なく意識しなければならないことです。
下半身の安定感に注目してください。
下半身をしっかり固定し、打った後も腰を動かさないイメージをしっかり作って下さい。
また手首も固定させます。
手首の動きは、動画でピンポイントに注目できるものがたくさんあります。
構えたときの手の形、手首の角度を変えずにどうストロークしているかをしっかりと見るようにしましょう。
この手首部分がパッティングでは一番重要です!
パッティングの練習は自宅で?ゴルフ場で?
パッティングの練習法は動画でたくさん紹介されています。
ゴルフ場での練習はもちろん、自宅での練習法もいろいろな方法があります。
ゴルフ場のグリーンで練習するのが一番なのですが、実際はそうもいきませんよね。
ゴルフ場では、ラウンド前にグリーンの速さを知る練習、ショートパットを決める練習、ロングパットを確かめる練習をします。
十分な時間もないので、その日に活用できる練習をしっかりするようにしましょう。
パッティングは毎日自宅でする練習が重要になってきます。
パターマットの購入から!と思うかもしれませんが、そんなのなくてもOKです。
畳やカーペット、タイルなどボールが転がせる場所があればそれで十分です。
パターマットを使っての練習は、ストロークの後ボールが返って来るタイプであれば、ボールを取りに行く必要がないので効率的に練習することができます。
またカップのみのタイプもあります。
打つ方向によって難易度が違う工夫したものが多いです。
単にマットの上でボールを転がすよりも目標があるほうが集中して練習できるでしょう。
ゴルフ場、自宅などどこであっても毎日パターに触れることが一番重要です!
動画で学ぶパッティング練習法
パッティングこそ基本が大事です。
動画で練習法を探すと、「上級者向け」や「初心者向け」といったレベル分けをされていません。
パッティングの練習にゴルフレベルは関係ないのです。
パッティングで重要な”真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す”練習をしてください。
パターを練習する方向に沿って、クラブを2本置いて枠を作ります。
パターヘッドより少し大きい枠を作り、パターヘッドがクラブシャフトに当たらないように練習します。
レールを意識してストロークすることで真っ直ぐ打てるようなるでしょう。
それができてきたら、片手ストロークの練習をします。
右手・左手それぞれ5分くらい練習するといいでしょう。
パットを両手で握り、そこから片手を外して練習します。
パッティングはどちらかの手に力が入りすぎてしまったり、緩みすぎていると上手く打つことができません。
片手で安定して打てるようになれば、両手でのパッティングの精度はかなりあがるでしょう。
それぞれの手で真っ直ぐボールを打てるようになると更に良いです。
ゴルフで大切にしたいパッティングの距離感
大切にしたいパッティングの距離感ですが、大切だからこそ一番の悩みでもあります。
しかし残念ながらパッティングの距離感にはこれといったものはなく、動画で探しても分かりにくくフィーリング的なものが強いです。
といっても、だいたいの距離感と言うのはつかめなければなりません。
ですから、距離を打ち分ける練習をしましょう。
毎回同じ距離を打つのではなく、半分の距離、2倍の距離を打ち分けて、その感覚の違いを覚えるようにすると良いです。
大体の距離感がつかめてきたら、それをフィーリングで感じられるようにすることが大事です。
タイガー・ウッズもやっていたのですが、目を閉じてパッティングをすることです。
目を閉じることで余計なことを気にせず、感覚で距離を知ることができます。
目を閉じてパッティングして、そのパットがショートしたのか、オーバーしたのかというのを目を開ける前に予想してみるのもいいかもしれません。
ラウンドの前にゴルフ場で練習する際は、1mの距離を合わせていきましょう。
同じ1mのパッティングでも、オーバーする強さと最後の一転がりでカップインするジャストタッチと2種類の打ち方で距離を合わせていきましょう。
練習している距離に自信を持てたら、少しずつ距離を伸ばして練習するとよいでしょう。
ゴルフのスコアをまとめるのに必要なパッティング
ゴルフ動画ではツアートーナメントの様子もあります。
グリーン周りだけでまとめたものもありますが、プロはだいたい1パットから2パットでおさめています。
ゴルフのスコアはパー72です。
パー72の内訳は、36ショット+36パットという組み立てです。
故にスコアの半分がパットという計算になります。
いかにパットが重要なのかというのが良くわかりますよね。
アマチュアの場合はショットの数が増えるので全体の40%くらいになります。
パッティングで重要なのは距離感を合わせることです。
ロングパットやミドルパットで距離感が合わず2m以上のショートやオーバーをしていると3パットを繰り返してしまいます。
そうなるとスコアは全然まとまらなくなります。
パーオンしてもダブルボギーだと気持ちも落ちますよね。
基本はどこからでも2パット以内で入れることです。
アプローチで寄せて1パットというのもあるでしょうから、1ラウンド33パットを目指すようにしましょう。
スコアをまとめるためのパットは、距離を合わせること・真っ直ぐ打ち出せること・1m以内のパットは必ず入れることです。
1m~2mのパットを真っ直ぐ確実に打てるようになると、パッティングに自信が付くでしょう。
動画を参考に、練習を日々繰り返すことが一番の上達法
パッティングのスタイルが自由だと言っても初心者が自分流にしても上手くいく可能性は低いです。
やはり動画でプロのパッティングを参考に練習していく中で、自分のスタイルを確立していくことが大切です。
自宅でロングパットの練習は無理なので、1m~2mを真っ直ぐ確実に打つ練習を日々繰り返すようにしましょう。
そしてラウンドの日はいつもより1時間早くゴルフ場へ行き、ロングパットやミドルパットを時間をかけて練習すると良いでしょう。
パターを上達するには、数多く打つことが大事です。
上り、下りと何度も何度も打つことで体に染み付きます。
パッティングを日々コツコツ練習することで必ずゴルフのスコアは大きく変わるのです!