ゴルフでハンデを取得するタイミングは人それぞれですが、ゴルフを始めてすぐに取得を目指すと最初は大きなハンディキャップになると思います。
ハンディキャップに上限があるのはご存知ですか?
上限からスタートする方も勿論いると思います。
100を安定して切れるようになるとハンデは24前後になるのでしょうか?
この辺りからはそれなりのテクニックとコースマネジメントが必要になってきます。
そこで今回は100切りした後に伸び悩んでいるゴルファーのための練習法やマネジメント力向上についてお話ししたいと思います。
ハンデ24前後のゴルファーはまだまだ100叩いてしまうはず。
ハンデ24前後ということは、スコアアベレージが96ということになります。
それなりにパーを取れるホールもあるでしょうが、少しリズムが崩れてしまうとミスショットが増えて100叩いてしまうこともあるでしょう。
まず第一の目標としてトリプルボギー以上を取らないようにすることです。
トリプルボギー以上を取ってしまうと18ホールで取り返すことが難しくなってしまいます。
ましてやそれが後半になってしまうとなおさらです。
集中力がきれてくる後半に大きなミスをしてしまうことが多いので気を付けるようにしましょう。
ハンデ24前後の方はまだリカバリー力に欠けています。
ミスショットした時にいかにスコアをまとめられるかが安定して90台を出せる大きな課題です。
それにはまずは「欲」を捨てることです。
ミスショットを取り返そう!ではなく、ミスした後、次のショットをいかに確実な場所に運ぶかを考えるようにしましょう。
無理にグリーンに寄せるよりも、とにかくフェアウェイに出すことが一番のリカバリーです。
ハンデ24前後のゴルファーはマネジメントが良ければ80台も簡単に出せるはず。
ハンデ24前後のゴルファーはコースマネジメントが上手くできていない人が多いです。
出来るだけ前に出す!ということを最優先にしている方が多いように思います。
セカンドショットやサードショットにいかに自分の得意な距離を残すかということが大事です。
またコースレイアウトをしっかり見て、ボールをどこに運べばグリーンを狙いやすくなるかというのもしっかり考えましょう。
もちろんショットが思うようにいかず狙ったところへいかないときもあるかもしれません。
特に多いのですが、上手くいけばグリーンに乗る!とう考えです。
そうでなく、「もしうまくいかなかったら」というのも想定してのクラブ選択も大事です。
特にウッドでグリーンを狙うのは危険が伴います。
ミスしてガードバンカーに入ってしまったら大きな損をしてしまいます。
そんな時はパーオンは諦めてナイスショットしてもミスショットしてもガードバンカーに届かない番手を選びましょう。
そんなちょっとしたマネジメントで80台を狙うことも可能になります。
ハンデ24前後のゴルファーは持ち球とアプローチ1種を磨こう!
ハンデ24前後のゴルファーの方はまず自分がフェードなのかドローなのかという持ち球を知りましょう。
そうすることでティーボックスでどこにティーを置くか、どこを狙えばよいのかというのがはっきりしています。
また。自分の持ち球がはっきりしたらそこを磨くようにしましょう。
フェードかドローかどっちが出るのかわからない!では方向性も安定しません。
そうするとコースマネジメントも上手くいかないのです。
次にアプローチを磨きましょう。
まだまだショットが安定しねい24前後の方はパーオンする確率は低いでしょう。
そうなるといかにアプローチで上手くピンに寄せるかがカギになってきます。
3オン、4オンするときにワンパットできる位置に寄せていればパー、もしくはボギーには収められます。
そんなアプローチも背伸びをしていろいろと打ち分けようとせずに、一番簡単なピッチエンドラン1種を極めることをオススメします。
自分のショット技術が上がったな、というところで初めてロブショットなどの高度なアプローチを練習するとよいでしょう。
ハンデ24前後のゴルファーにオススメ練習法①
ハンデ24前後の人は知らない人とラウンドしても迷惑をかけないくらいのレベルです。
スコアを伸ばせないのは、安定したショットがまた打てていないことが原因です。
ショットを磨く練習をしましょう。
距離の長いショットを安定させるのはまだ難しいので、30~70ヤードのショットを狙ったところに打てるように練習することが第一です。
この距離に自信が持てたらスコアはぐんと伸びます。
フルショットの練習は忘れてハーフショットやスリークオーターショットでの練習をひたすらしてください。
ハーフショットで自分はどのくらいの距離を出せるのかを把握して狙った距離をひたすら打って下さい。
またこのショットで大切なのは、距離はもちろんですが、方向性はより大切です。
練習場にあるヤード表示を狙って打つようにしましょう。
狙った方向へフォローを運んでください。
また、アドレスがきちんとヤード表示に向いているのをチェックするために、練習用グッズで『ツアースティッ』というものがあります。
地面において方向を確認できます。
自分のスタンスがどの方向を向いているのか覚えることができます。
これはフルショットやドライバーでも使えます。
ハンデ24前後のゴルファーにオススメ練習法②
ハンデ24前後のゴルファーの人は3パットも多いのではないですか?
ロングパットを外すのはシングルゴルファーの方でもあり得ることです。
しかしショートパットを確実に入れるか入れないかがスコアを大きく変えます。
1.5mのパットを確実に入れられるように練習しましょう。
市販されている自宅でも練習できる人工芝のパターマットで毎日ひたすら練習しましょう。
1日の目標を1.5mのパットを連続10回入れる!とします。
もちろんコースに出れば、傾斜や芝目によって同じ1.5mのパットでも変わってきます。
しかし自分の1.5mの感覚を養えば傾斜や芝目によっての距離感も自然と身に付いてきます。
それだけでいいの?と思われるかもしれませんが、クラブもそうですがパターも毎日触れることが大切なのです。
単純な練習法でも毎日続けることが一番上達します。
ゴルフで大切なことは焦らずに地道な努力をすることです。
そうすることで調子の波の幅が狭くなります。
それがどういうことかというと、常に安定したスコアを出せるということなのです。
失敗は打ち方ではなく、狙いと番手選択のせいにしましょう!
ハンデ24前後の人はミスショットしてそれを打ち方のせいにしていませんか?
もちろん打ち方に問題があるのでミスショットをしてしまうのですが、そのあとのリカバリーが難しいところにミスショットしてしまっているのです。
もちろんハンデ10台の人だってミスショットはします。
しかし彼らはそのあとしっかりリカバリーできてますよね。
その差は何か。
狙いと番手です。
ミスショットしても大丈夫なところを狙い、大丈夫な距離に運べる番手を選んでいるのです。
「無理をしないこと」が大事です。
出来るだけ前に出したい!
グリーンに近づけたい!
そんな気持ちはよくわかります。
しかしその気持ちがグリーンを遠ざけているのです。
まだまだショットが安定しないハンデ24前後の人は特に、無理をしてしまうととんでもないところにミスショットしがちです。
池やバンカー等のハザードがあるホールでは特に気をつけましょう。
池を越える自信が100%ないなら池の手前にボールがいくように番手を下げます。
もちろん上手くいけば良いスコアに繋がります。
しかしミスしてしまったらペナルティーが科せられます。
そんなギャンブルみたいなマネジメントは避けるのが現段階ではベストです。
前に出すだけのゴルフは卒業してください!
ゴルフを始めたばかりの時は、ただボールを前に上手く運んでいくことを目標にします。
しかしハンデ24前後までいって次のステップを考えているのなら、ただ前に出すゴルフは卒業して上手くコースマネジメントとスコアメイクを考えていかなければなりません。
コースレイアウトを見て絶対パー以下を取らなければならないホール、ボギーでもOKなホールというスコアメイクをします。
そうするとプレッシャーなくラウンドできるようになります。
そして最も大切なのはコースマネジメントです。
得意な距離というのを作りましょう。
パーオンできなくても得意な距離を残して確実にグリーンに乗せたり、寄せたりすればトリプルボギー以上を取ることは確実に減ることでしょう。