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歴史に名を残す男子日本ゴルフツアーの優勝回数ランキング

2018.8.24

近年男子日本ゴルフツアーに人気低迷が良く取り沙汰されますが、その原因の一つにスター選手の存在が無いことがあります。

スター選手が優勝を独占するような、そしてそのスター選手を倒そうと躍起になっている他の選手の頑張りが見えない分、どこか面白みに欠けているのかもしれません。

そこで今回は、男子日本ゴルフツアーの優勝回数ランキングを通して、大きな活躍を見せてきた名手たちの紹介をします。

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男子日本ゴルフツアー優勝回数30勝【倉本昌弘プロ】

倉本昌弘プロは現在62歳です。

そんな彼は男子日本ゴルフツアー優勝回数30勝を挙げています。

またシニアツアーでも3回優勝しています。

これだけの優勝回数であるにも関わらず、賞金ランキング最高位は2位なので、その時代に名手揃いだったのが想像できます。

広島県出身で、ゴルフを始めたのは10歳の時です。

164cmとゴルファーとしては小柄ですが、それを補うため筋力を付けることに力を入れていました。

近年では多くのゴルファーが筋力トレーニングやストレッチに勤しみますが、当時では珍しく、筋トレの先駆者と言われています。

25歳の時にプロに転向すると、初戦から優勝し、なんと4戦でいきなり3勝を挙げました。

先に最高賞金ランキング2位と話しましたが、デビューの年に年間6勝を挙げ、新人の時に賞金ランキング2位になったのです。

これは当時日本だけでなく世界のゴルフ史にもないことでした。

後に紹介する青木功プロや尾崎将司プロ、中島常幸プロと言うベテラン勢に若手が絡んできたことで男子日本ツアーは盛り上がり、この時にゴルフブームが興りました。

男子日本ゴルフツアー優勝回数32勝【尾崎直道プロ】

尾崎直道プロは、現在倉本プロと同じ62歳です。

男子日本ゴルフツアー優勝回数32勝を挙げています。

賞金王に2度なっています。

徳島県出身で、ゴルフを始めたのは15歳と他のゴルファーよりは少し遅めでした。

後に出てくる尾崎将司プロの弟になります。

尾崎家は兄弟3人ともプロゴルファーです。

彼の兄同様野球をしていたのですが、彼曰く、甲子園を湧かせた兄たちには敵わないと15歳で野球を断念し、ゴルフを始めたと話しています。

初優勝はプロ転向後8年経ってと遅咲きではあったのですが、同年に3勝を挙げ賞金ランキング2位にまで昇りました。

1993年からUSPGAツアーに参戦し、8年間シード権を守りながら、日本とアメリカの両方のツアーに参戦し続けました。

兄の存在に隠れてしまいがちですが、史上5人目となる日本タイトル4冠を達成後、永久シードを獲得するなど、ゴルフ界での偉業を成し遂げています。

15歳で野球を諦めると言う決断をし、ゴルフを始めたことで兄と並ぶ結果を残せた素晴らしい名手です。

男子日本ゴルフツアー優勝回数48勝【中嶋常幸プロ】

中嶋常幸プロは、現在63歳です。

男子日本ゴルフツアー優勝回数48勝を挙げています。

賞金王に4度なっています。

群馬県出身、10歳でゴルフを始めています。

21歳でプロに転向し、翌年に初優勝を飾っています。

青木功プロ、尾崎将司プロと共に男子プロゴルフ界を代表する名選手と言われ、大いにゴルフ界を盛り上げた一時代を、3人の頭文字を取り「AON時代」と呼んでいます。

彼が絶好調だったのが1985年で、その年日米で42試合に出場し、年間6勝を挙げています。

海外で活躍していたこともあり、「世界で5本の指に入る美しいスイングの持ち主」と評され、ヨーロッパやアメリカでも高い評価を得ていました。

また世界4大メジャー大会全てでトップ10入りを果たしています。

ちなみに現在活躍している松山英樹プロも、世界4大メジャー大会全てでトップ10入りを果たしています。

現在は日本シニアツアーでも活躍し、プロ・アマ・シニアを含めたメジャー大会全部優勝し、なんと7冠を達成しています。

男子日本ゴルフツアー優勝回数51勝【青木功プロ】

青木功プロは、現在75歳です。

男子日本ゴルフツアー優勝回数51勝を挙げています。

賞金王に5度輝きました。

また彼は海外やシニアでの活躍もあり、それらを加えると通算85勝しています。

2004年には世界ゴルフ殿堂入り、そして2013年に日本ゴルフ殿堂入りを果たしています。

千葉県出身で14歳でキャディのアルバイトをきっかけにゴルフを始めています。

そして22歳でプロに転向しました。

プロ転向後7年で初優勝を飾ります。

プロ転向まで、そして初優勝を飾るまでは時間が掛かりましたが、それからは一気に花開きます。

初優勝から2年後、年間5勝を上げ初の賞金王となり、なんとそこから4年連続賞金王に輝いたのです。

まさにスター街道まっしぐらです。

彼の伝説はアメリカツアーでの初優勝の時にあります。

なんと128ヤードのショットでチップインイーグルを決め優勝を決めたのです。

その際に使ったPWは、世界ゴルフ殿堂施設に現在も展示されています。

まさに「世界の青木」と呼ばれるに相応しい記録の数々です。

男子日本ゴルフツアー優勝回数94勝【尾崎将司プロ】

尾崎将司プロは、現在71歳です。

男子日本ゴルフツアー優勝回数94勝とダントツの不滅記録を持っています。

そして賞金王に12度も輝いています。

徳島県出身で、21歳でゴルフを始めました。

と言うのも、それまではプロ野球選手だったからです。

プロの世界で自分よりも上手い選手に出会い、野球ではなく別の道で彼を超えると心に決めゴルフに転向したのです。

そしてなんとゴルフを始めた2年後にはプロテストに合格、その翌年には日本プロゴルフ選手権で初優勝、そしてその初優勝からわずか3か月で5勝も挙げました。

元々素質があったとしか思えない記録です。

ここから彼の活躍はもう止まりません。

初の賞金王に輝くと、賞金王12回、日本ゴルフツアー94勝、メジャー大会20勝と通算なんと113回の優勝回数を誇っています。

この優勝回数は世界ゴルフツアー最多記録となり、2011年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしています。

彼は青木功プロや中嶋常幸プロと違い、レギュラーツアーへの強い拘りから、70歳を過ぎても未だにシニアツアーには参加せず、レギュラーツアーに参加している鉄人です。

現在の男子日本ゴルフツアーに足りないもの

男子日本ゴルフツアーの優勝回数上位者たちの経歴はいかがでしたか?

その時代のゴルフツアーを見たくなったのではないでしょうか。

近年は女子のゴルフツアーの人気がうなぎ上りです。

それはやはりスター選手の存在とファンサービスの高さにあるでしょう。

日本人選手ではないのですが、アン・ソンジュ選手が2010年、2011年、2014年と賞金女王に輝き、そしてイ・ボミ選手が2015年、2016年と賞金女王に輝いています。

そして2017年には鈴木愛が賞金女王となり、今年もすでに4勝を上げ賞金ランキング1位を保持しています。

先に紹介した名選手たちほどではありませんが、熾烈な賞金女王争いの中で絶対的な存在が登場することで、ファンとしては楽しめます。

現在の日本男子ゴルフツアーにはその絶対的な存在がいないのです。

また年末恒例となっている『Hitachi 3Tours Championship』では国内男子・女子・シニアの対抗戦では、明らかに女子とシニアのファンサービスが目立っています。

特に青木功プロのファンを楽しませるパフォーマンスは感銘を受けます。

名選手たちの活躍、そして立ち振る舞いを参考にすると良いのかもしれません。

名選手たちのプレーを見ると勉強になる

若い人であれば、ここで紹介したプロゴルファーたちの名前も知らない人もいるかもしれません。

しかしご両親であれば彼らの活躍をリアルタイムに見ていたに違いありません。

日本中の人がゴルフに沸いた時代を築いた選手達です。

現在もネットの動画配信やゴルフ番組で現在の彼らのプレー、そうして当時の彼らのプレーを見ることができます。

どんなに凄かったのか実際に見ていると感動がより伝わるでしょう。

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