ドライバーで260ヤード飛ばすために必要なヘッドスピード

ドライバーの飛距離を260ヤードにするためには、スイングを固めてぶれないショットをしなければなりません。
とりわけヘッドスピードを上げることや、ミート率を高めることは必須条件となります。
飛距離を伸ばすために必要なことを数値で確認しながら、どうすれば飛距離アップができるか、実践したプロの意外な方法を紹介します。

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ドライバーの飛距離が260ヤードで必要なヘッドスピードは?

ゴルファーにとってドライバーの飛距離は永遠のテーマみたいなものです。

飛距離は、ドライバーそのものの性能やゴルファーとの相性が重要ですが、同時にゴルファーの技量とヘッドスピードの速さが重要です。

ドライバーの性能は、ヘッド(フェース)の反発力とシャフトとスイングスピードのマッチングが大切です。

ゴルファーの技量は、インパクトでフェースをスクエアに向けることや、スイートスポットにボールを当てることが大切です。
そしてインパクトでより強い衝撃を与えるためには、ヘッドスピードを上げることが大切です。

飛距離とヘッドスピードの関係を見ると、男性アマチュアゴルファーの平均ヘッドスピード40のときで220ヤードですから係数は5.5です。
この係数5.5で割り返すと、240ヤードでヘッドスピード45、260ヤードではヘッドスピード47、280ヤードはヘッドスピード50となります。

ただこの係数はミート率と関係するので、スイートスポットから外れるほど飛距離は落ちていきます。

ヘッドスピードとミート率で260ヤードのドライバーショット!

ドライバーの飛距離は条件によって変わるので、例え飛距離が260ヤードあっても、ヘッドスピード47はそれらの条件の1つでしかありません。

ヘッドスピードの速さによって「初速」が変わります。
初速はボールをインパクトするときのヘッドの動きを計測しますから、ヘッドスピードが上がればその分だけボールへの衝撃も強くなり、結果的に初速も上がることになります。
机上の計算では、飛距離が260ヤードのときの初速は65m/sです。
ただ、この秒速65メートルで打ち出されるためには、スイートスポットに当たることが条件です。
ヘッドスピード47であっても、スイートスポットで捉えることができなければ、初速は遅くなり飛距離も落ちてしまいます。

ヘッドを走らせることも大事ですが、確実にミートできなければ飛距離は伸びません。
一般的にヘッドスピード1に対する飛距離換算は5.5ヤードですが、初速1に対する飛距離換算は4です。
初速65をヘッドスピード47で割ることで、ミート率1.46という数値が算出されます。

このミート率が1.4以上であればインパクトでのロスは少なく、1.45以上ならプロ並みと言われています。

260ヤードのドライバーにヘッドスピードは意味がない?

ドライバーのヘッドスピード47であれば、飛距離は260ヤードになる可能性は秘めています。

ただしヘッドスピードが速いだけでは、目標とする飛距離を得られません。
ミート率を1.4以上になるよう、インパクトではスイートスポットでボールを捉えることが条件になります。

ドライバーの飛距離を求めるのは、「ヘッドスピード×ミート率×4」という数式ですが、この「4」という係数は真空状態での弾道計算の係数なので、ゴルフ場などの屋外では天候や気温または気圧などによって変わることになるので、計算上の飛距離自体は実数とはなりません。

この数値で大事なことは、ヘッドスピードを上げるために確実なインパクトを失うと、結果的に飛距離を伸ばすことはできなくなるということです。

ヘッドスピード47なくてもドライバーで260ヤード飛ばせる

男性アマチュアゴルファーと女子プロはヘッドスピードが同じなのに、飛距離は女子プロが勝っているのはミート率の違いが大きな要因と言われています。
そのミート率が「0.1」違いだけで、飛距離は16ヤードも変わるというデータもあります。

今のゴルフでは、ヘッドスピードの速さよりもクラブの性能をいかに引き出すことができるかが飛距離を左右します。
そのためボールをスイートスポットで捉えることができれば飛距離は伸びるのです。

男性アマチュアゴルファーのヘッドスピードが43のとき、平均飛距離は230ヤードと言われていますが、女子プロは同じヘッドスピードで260ヤードまで飛距離を伸ばすことができます。

女子プロのスイングスピードはゆったりしていますが、インパクトゾーンでヘッドスピードを上げる打ち方ができています。
スイングのスタイルはプレイヤーによって違いますが、基本的にはインパクトの前よりも後のほうが速い、つまり加速するスイングができているのです。

この打ち方ができれば、ドライバーのヘッドスピード47まで達しなくても260ヤードの飛距離が可能になります。

ヘッドスピードを気にしてもドライバーで260ヤードは出ない

計算上ミート率がプロ並みの1.5になれば、ヘッドスピードが43でも260ヤードを出ることになります。

260ヤードを係数4で割ると、初速65が算出されます。
この初速65をミート率1.5で割ると、ヘッドスピード43が算出されるからです。
つまりヘッドスピード43、初速65、ミート率1.5であれば260ヤードが可能になるのです。
でも実際にはこの通りにはなりません。
机上の数字遊びみたいなもので、野球に例えると、素人がプロの投手の球を場外ホームランにしたくらいの偶然性がないと達成できない難しい数値です。

ただ近づけることはできますので、まずは飛ぶスイングを身体に覚えさせて、あとはヘッドスピードを上げていけば、260ヤードの飛距離は可能になります。

女子プロはヘッドスピードを気にせずドライバー260ヤード打つ

そこで260ヤードのドライバーショットを打っているプレイヤーを参考にしましょう。

260ヤードと言えば女子プロの飛距離になるので、新進気鋭で人気の葭葉ルミ(よしばるみ)プロを参考にします。

身長160センチ、体重56キロ、スポーツ選手としては普通の体型ですが、女子プロのドライビングディスタンスではトップクラスにいます。
プロ入りした頃のドライバーの飛距離は240ヤード台でしたが、プロの世界では飛距離がないと勝てないと感じて、素振りを繰り返したそうです。
野球選手のように毎日欠かさず素振りをしたところ、次の年には250ヤード台になり、その次の年には260ヤード台となって、270ヤード台を目指すということです。

素振りの効果はあるようですが、実際に彼女のスイングを見ると、リラックスして流れるようなスイングで、決してマン振りしているように見えません。
ただ肩幅のスタンスの中で体重移動をしているので、テークバックでは右足の上に軸が移り、フィニッシュでは左足の上に体重が乗っています。

このようなスムーズに自然な動きでスイングできているのは、毎日の素振りのお陰かもしれません。

数値を意識したスイング作りよりも、葭葉プロのように毎日素振りを繰り返すことが、目標とする飛距離に近づく確実な方法だと言えます。

ヘッドスピードを意識せずにドライバーで260ヤードを狙う方法

ドライバーで260ヤードをマークしようとすると、インパクトのときのヘッドスピードなどの数値が気になるものです。

しかし肝心のミート率は真空状態での仮想係数を使って算出しますし、実際のコースでは練習場のようなスイングはできないものです。

飛距離アップをするのであれば地道に素振りを繰り返すこと、これが一番の早道だと考えるのが妥当です。