ドライバーはミート率が平均値アップしないと飛ばない?

ドライバーは飛距離を求めるクラブで、もしもコントロールショットをしたければ3番ウッドやアイアンのほうが確実です。

でもミート率の平均値が高ければ、曲がらず飛ぶと言われています。

そこでドライバーショットとミート率の関係について考えていきます。 

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ドライバーのミート率は平均値の確認が大事

ゴルフにとってミート率とは、ドライバーの飛距離やアイアンの球筋に影響を与える重要な数値と言われています。

クラブのフェースで一番反発力の強いところがスイートスポットと呼ばれていて、そのポイントにどれだけ近いところでインパクトしているのか判断できるのがミート率です。

トランポリンの中央部のように、もっとも弾む箇所がゴルフクラブではスイートスポット、いわゆる真芯です。
その真芯の周辺も同じくらいの弾みがあるので、同等に飛ばせるスイートエリアとしています。

ミート率は打ち出した瞬間のボール初速をヘッドスピードで割った数値です。
その計算でミート率が確認できても、それは計測した1回、もしくは数回に限ったデータではあまり意味を成しません。
スイングの平均を表したものではないので、データの信頼性を高めるためには、何度も繰り返し計測することが大切です。

ドライバーのミート率の平均値が高ければ飛距が期待できる

ドライバーにおけるミート率の重要性は語るほどのこともないと思いますが、スイートスポットでボールを打つと、より飛んでいくということです。
しかもスイートスポットで捉えるスイングをしているということは、スイングプレーンにゆがみがなく、ストレートボールを打てる確率の高さに繋がっていきます。

ドライバーの場合はただ飛べば良いわけではなく、方向性も大事なことです。

曲がるボールの原因は、フェースがスクエアでないこと、スイングプレーンが歪んでいることの2つです。
「フェースをスクエアに」とよく聞くと思いますが、インパクトのときにフェースがボールに正対することを指します。
本来はターゲットとボールを結ぶ飛球線の延長上、つまりボールの後方からインパクトするとき、フェースと飛球線が直角(スクエア)になることを指すものです。

ただし折角スイートスポットでボールをインパクトできても、フェースの先が遅れて入るとスライスしますし、逆に先行するとフックボールになります。
またスイングプレーンが歪み、打ち出す方向が違えばボールに横回転が加わり曲がることになります。

正しいスイングでスクエアなインパクトがあり、そしてミート率の平均値が安定して高ければストレート系のロングショットを続けることが可能になります。

ドライバーのミート率の平均が1.56を超えることはない!

ドライバーのミート率の平均とはどのくらいなのでしょう。

スクエアなインパクトに正しいスイングプレーン、しかもミート率を向上させるとなると、かなりハードルの高いゴルフスイングが必要です。
すべてを兼ね備えたら、「プロになれるかも」というレベルなので、平均的なアマチュアゴルファーの目標としては高すぎるかもしれません。

ただしスイングスピードを除外して、スイートスポットエリアで打つことは可能です。
グリップを短く握ってコンパクトなスイング、特にスクエアなフェースを意識したインパクトを心がければ、わずかな練習でミート率を上げたショットを打つことができるようになります。

問題はどこまで真芯に近づけることができるかです。
一般的なゴルファーのミート率の平均は、1.35から1.4の間と言われています。
もっともプロが1.4から1.45ですから、数値だけを見ると小数点の中のわずかな違いと言うことになります。

ちなみに1.56が規則上許されている最大限のミート率なので、1.5を超えるプレーヤーはプロの世界でもごくわずかしかいません。

ドライバーのヘッドスピードが速いと平均ミート率は下がる?

ドライバーのミート率の平均値を見ても分かるように、1.34以下はミート率が悪く、1.35以上だと平均値で、1.4以上だとプロレベルということです。

ただ、計測の仕方によって計算値は変わるので、算出されたミート率を鵜呑みにすることはできません。
もしも自分のミート率がプロ並みに1.45をマークしたとしたら、計測した機器を疑ったほうが良いかもしれません。
その数値はタイガー・ウッズと同じなのですから、いくらなんでも無理がありますよね。
ちなみに日本を代表する松山英樹のミート率の平均も1.45と、全盛期のタイガーと同じ数値を示しています。

世界ツアー選手のミート率の平均の中で、松山英樹のミート率は全選手の下から3番目です。
でも飛距離を見ると第26位、どう考えても飛距離の指針となるはずの平均のミート率は、トップの世界では意味を成していないようです。

ちなみにこの原因は分かっています。
ボールを潰して打つタイプ、ゴルフ用語で言うところの「球をくっつけて打つ」ことだそうです。
もう少しヘッドスピードが遅ければミート率は上がると言われています。

ドライバーの飛距離はミート率の平均値だけではない!

ドライバーのミート率の平均が上がったとしても、必ずしもフェアウェイでセカンドショットを打てるとは限りません。
ヘッドスピードの遅いほうが飛距離を伸ばしていることもあります。

すでに引退されましたが宮里藍選手は、155センチの身体でゆったりとしたスイングをしています。
どうみても「マン振り!」とは見えず、機械仕掛けの人形のように正確な動きでスイングをしていますが、飛距離は250ヤードと米国女子ツアーではトップクラスです。

ヘッドスピードが40m/sくらいなのに、なぜそんなに飛距離が出るのかというと、キャリーの飛距離よりもランに重点をおいたボール運びになっているからです。
着弾してからにランが他の選手よりも長く、結果的に相対飛距離が伸びているわけです。
飛距離を呼ぶ高弾道をやめて、中弾道でバックスピンを減らしたボールは芝面をどんどん転がるように打っていたのです。

この低い弾道でランを出すのには絶対的な条件があります。
フェアウェイに着弾させて、そのまま転がっていくことです。
引退した最終年のフェアウェイキープ率でも78.35で全体の25位でした。

これはアマチュアゴルファーが目指す、ドライバーショットの見本となるものだと言えるでしょう。

ドライバーのミート率の平均を上げようと練習すると裏目に

ゴルフスイングはリズムで振るものです。
いくら理に適ったスイングでもタイミングが合わないと、ドライバーから放たれたボールは曲がり、池やOBのほうに飛んでしまいます。

ゴルフのスイングで大事なことは、一定のリズムでスイングしインパクトすることです。練習場でボールを打つときと同じように、平常心でいるときのスイングが「いつものスイング」です。

ミート率を計測するときは、この「いつものスイング」ができないと、本当のデータを測定することはできません。
例えば、両サイドがOB、右サイドに大きな池で左サイドは谷底といったプレッシャーのかかるロケーションが実際のゴルフコースです。
コースと違ってプレッシャーのない練習場でスイングをしても、そのデータは真実と遠いものだと言えます。
ミート率を求めるのであれば、「練習=本番」でなければ意味はありません。

そのためには、自分なりのルーティンを作り、本番でも「いつものスイング」ができるように準備をしておくようにしたいものです。
一方でミート率の平均値アップにこだわるスイングをしていると、当てることが主になって「手打ち」の傾向が強くなります。
身体の動きを止めて腕だけを振ってしまうと、まさに本末転倒で、飛距離も方向性も失うことになります。

ドライバーの平均ミート率アップはスコアアップに繋がらない?

ドライバーショットとは、飛距離や方向性を求めて、正確なボールを打つためのショットをしますよね。
そんな飛距離や方向性はスコアに直結し、結果として平均スコアのアップに繋がります。
この飛距離や方向性の精度を確認する1つのデータがミート率ということになります。
ミート率を上げたら必ずスコアアップになるわけではありません。

コースマネジメントやパッティングが疎かではダメなのです。