非力でも飛ばせる!女子プロスイングの特徴を後方から見る

非力な女子プロでも遠くに飛ばす事ができます。

クラブとボールの進化によって平均飛距離が一昔前とは大きく異なり、250ヤード以上飛ばす女子プロが大半となりました。
もちろん、道具の進化だけでなく、スイングそのものも進化したと言えます。

ジュニア時代からの情報量も圧倒的に異なり、今はスイング理論をインターネットで知る事ができる時代になりました。
動画も手軽に撮影する事ができる様になり、正面、後方からの動画をスイング改造に生かす事ができます。

では、現代の飛ぶ女子プロのスイングについて見ていきましょう。

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スイングを後方から見ると終始オンプレーンに振る女子プロが大半

女子プロのスイングを後方から見ると、昔の女子プロはインパクトこそオンプレーンにクラブが戻り正確にボールを飛ばしていましたが、バックスイング時にはオンプレーンから少し外れている様なスイングを良く見かけました。

しかし、現在の女子プロのスイングは、終始オンプレーンスイングとなっており、良く言えば機械的で正確なスイングになったと言えます。
昔の様にスイングに癖のある女子プロは減りました。

これは、ジュニア時代から現代の正しいゴルフスイングを学ぶ機会が当たり前になり、また動画を撮影して自分自身でスイングを確認できる様になった事が大きいと思われます。そして、正しいスイング理論をインターネットで簡単に検索できる様になった事も大きいと言えます。

昔はスイングを学ぼうとしたら、どこかの経験者、例えば第一線で活躍していたプロゴルファーに師事するなどが必要でした。
しかし、現在はそんな事をしなくても情報と道具が進化しており、それらを元にスイング作りが行える様になっているのです。
こういった理由により、現在の女子プロは比較的癖のないオーソドックスなスイングが増えたのだと思われます。

女子プロの飛ばしの秘訣、スイングを後方から見ると捻転差を生かす

飛ぶ女子プロのスイングを後方から見ると、ある特徴に気づきます。
それは、バックスイングからダウンスイングに移行する際にできる上下半身の捻転差です。
この捻転差は飛ぶプロ程顕著に出ています。

また、この捻転差と同時に比較的高いトップも特徴として挙げられます。
高いトップから捻転差を生かしたダウンスイングを行い、クラブを一気に引き下ろしています。

この動きを取り入れているプロは飛ぶとき大体300ヤード近くまで飛ばしてきます。

トップを高くするメリット、それはやはりスイングアークを大きくする事ですね。
普通のプレーンで上げれば、自分の体に合ったスイングプレーンとなり、それ以上アークを大きくする事はできません。

しかし飛距離を上げるにはヘッドスピードを上げる必要がありますので、高いトップを作りこれでアークを広げます。
すると、ボールをヒットするまでの時間が長くなり、ヘッドスピードを上げられます。

しかし、高いトップにもデメリットがあり、クラブをインパクト時に正確に戻す動きが通常のスイングよりも必要になるという事です。
その分タイミングが難しくなるので、結果、曲がる可能性が高くなります。

女子プロのスイング、アドレスを後方から見ると前傾角度が浅め

女子プロ全般に言えるのですが、アドレスを後方から見ると前傾角度が浅めです。

これは1つに身長が男子プロよりも低い為、クラブの長さが変わらない分前傾角度が浅くなる事ともう1つ、前傾角度を浅めに保つ事により体の回転を行い易くしている事が挙げられます。

皆さんも実際やってみると分かるのですが、前傾角度を深くするより浅くした方が体の回転は速くできますよね。
つまり女子プロは前傾角度を浅くして体の回転スピードを上げて飛ばしています。

ただ、前傾角度を浅くするとスイング軌道がフラットになる為、重心位置は足の中心に置く必要があります。
決して後ろ側になってはいけません。
重心位置が足のかかと側、すなわち体の後ろ側にくると速いスイングに軸を維持する事が難しくなるからです。

スイング中、重心位置を足の中心に置く事により、前傾角度が崩れる事なく軸を保ったままスイングできる様になります。

女子プロのスイングをこの重心位置が一定となっている事に注意して見てください。

女子プロのスイングは腕が常に胸の前にありフォローが大きい

ドライバーショットからショートアイアンまで、女子プロはスイング中両腕が必ず胸の前にあります。
両腕が胸の前にある為、フォロースルーも大きくなり、ヘッドスピードを最大化させています。
ダウンスイングからフォローにかけて両腕が胸の前から外れない為、正確なショットを放つ事ができるのですね。

女子プロのスイングをスローで見ると、全てのプロが軸が動かず体の回転と腕の動きが同調している事が分かります。

対してアマチュアゴルファーは腕力で飛ばそうとする傾向が強い為、腕は胸の前から外れ、軸も左右、特に右打ちなら飛球線方向へズレる人を多く見かけます。

軸はトップの位置から頭の位置を動かさずにダウンスイング出来ると安定します。
バックスイングからトップにかけて目がボールから遠ざかる様な感覚になる為、ボールを見よう見ようとすればするほど軸がズレやすくなってしまう為、この感覚に早く慣れる必要があります。

また、スイング後方から見た時、頭が前後に動くような事は避けなければなりません。
これは、女子プロの様に下半身を安定させる事により頭の動きを抑えられる為、頭のイメージと言うより下半身に意識を集中させた方が良いと言えます。

女子プロのスイングでは唯一難しいと感じるアゴの高いバンカーショット

さすがの女子プロでも難しいライ、それはアゴが近くて高いバンカーですね。
このライはさすがにパワーを必要とします。

バンカーショットは砂を爆発させて打つ、エクスプロージョンショットなので、アゴが高くて近い場合かなりのパワーが必要になります。

こんな設定のコース、国内女子ツアーではまずあまり無いので心配する必要がないと言えるのですが、それでもたまにアゴ近くのボールを打つのに苦戦する場面を見かけます。

通常のバンカーショットでボールを上げるだけならやさしいのですが、アゴが近くてボールを高く上げなければならない場合はやはりスイングにパワーが必要なのです。
この場合フェースを大きく開く必要があり、それは後方からの映像を見れば分かるのですが、高さを出す為のスピードと砂を爆発させるだけのパワーが不足し、上手く脱出できない女子プロを見かけます。

こういった場所に打ち込んでしまった事自体がある意味ペナルティーなので、上手い選手程無理をせず、次打が寄せやすい所を考えてショットします。
こうしたマネジメントの上手さが年間の賞金に繋がってくるのでしょうね。

今や世界最強、韓国人女子プロのスイングを見てみると

今や世界の女子ゴルフツアーを席巻している韓国人女子プロゴルファーですが、彼女たちの強さはどこにあるのでしょうか。

日本でも多くの韓国人女子プロが毎週ツアーの上位に登場しています。
よく、韓国では軍隊並みに厳しい練習を行いプロを育てていると言われていますが、そうした精神論だけでなく、ゴルフ全体として彼女たちの強さはスイングの安定感にあると言えます。

まず、ゴルフスタイルを変えません。
同伴競技者が飛ばそうが、他の選手の大半が取る様なコースの攻略法を気にせず、自分が決めたマネジメントに従ってゴルフをプレーします。

そして、何といっても強さの秘訣、それはグリーン上での安定感と駆け引きの上手さです。
最終日に競う相手が失敗すれば、ここぞの場面でパターを決めてきます。
戦う相手からすると自分の失敗したホールでバーディーを決められる事程、精神的に嫌な物はありません。

しかし、韓国人女子プロはこうした相手のミスを絶対に見逃しません。
ここが強さの秘訣なのですが、この辺りはゴルファーとしてどの様に育ってきたのか、人間的にどの様な教育を施されてきたのかによる所が大きいのかもしれませんね。

日本人はやさしいのでしょうか。
相手の失敗時に冷徹なまでの攻撃ができず、同じようにズルズルと後退していく女子プロも多い様な気がします。

非力な女子プロのスイングを真似る事で、ゴルフが上手くなれる

男子プロのスイングはけた違いな感がある為、女子プロのスイングを真似る事が良いとされていますが、これは正しいと言えます。

男子プロのスイングスピードを真似てスイングするとかなりの確率で自分のスイングを壊すはめになると思われる為、女子プロの無理をしないしなやかなスイングを真似する事の方が理にかなっていると言えますね。

アマチュアゴルファーはお気に入りの男子プロよりも女子プロのスイングを真似てみてはいかがでしょうか。
非力でもしっかり飛ばせる女子プロのスイングは取り入れられる点が多いと思います。