背中と肩甲骨の下の痛みを感じる原因と対策方法とは?

背中、肩甲骨の下の痛みでお悩みのゴルファーの多くは共通している点があります。

病院で検査しても悪いところはなく、原因は見つからないということです。

『重い』『鈍痛』『固まっている』『流れている感じがしない』など、皆さん痛みの感じ方は違いますよね。

一体どうしてこのような症状が起きてしまうのか、原因と対策を解明していきましょう。

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なぜ、背中と肩甲骨の下が痛むの?

そもそも痛みの感じ方は人それぞれ異なりますので、痛みが出てしまう原因も人それぞれ異なるということ。

ただ、多くのゴルファーに当てはまるのが、姿勢の崩れ(背骨のゆるやかなS字カーブの崩れ)から、背中や肩甲骨の下の痛みが出ているということです

パソコンやケータイ、ゲーム、家事、力仕事や仕事中のライン作業など、ゴルフ以外でも下を向く姿勢で行うライフスタイルが増えてきています。
それから精神的な状態が不安定な方も下を向いている方が多いですね。

下を向いて行う作業が増えたことや精神状態が不安定というところから、頭の重さを支えら切れず、姿勢が崩れ、症状が発症しているケースが多く考えられます。

ライフスタイルで自分自身がどんな姿勢でいることが多いのか、精神状態はどうなっているのか見直してみる必要があります。

ではまずは、姿勢から見直してみましょう。

背中と肩甲骨の下に痛みが出る理由①

私たちの身体は、骨、筋肉、血管、リンパ管などですべてつながっています。
ですから背骨のゆるやかなS字のカーブが崩れ始めるとバランスが崩れ、身体のどこか一部の動きが悪くなり、それをカバーしようと他の筋肉や関節が頑張った結果、疲労困憊になり痛みを発生させてしまいます。

そして、背骨は身体全体を支えるだけではなく、神経を通すパイプ役もしています。
このパイプの形が崩れてくることにより通り道が狭くなったりして、痛みやしびれなどを発生させてしまうケースも考えられるのです。

それからS字が崩れることにより、不自然な状態でS字カーブが維持されるので身体が正しく動かないので、運動能力が低下します。
背中が丸いと正しいゴルフスイングが出来ないのは、体の持つ能力を封印していると言えますね。

さらにS字カーブは歩くときの衝撃を和らげるクッションの役割もしています。
背骨のカーブが崩れながら歩くと、さまざまな場所に負担がかかり、負担が集中したパーツに痛みを発生させるのです。

今回のような悩みは背中と肩甲骨の下にダイレクトに負担がかかってしまい、痛みが発生したものと考えられます。

ただ、背骨のゆるやかなS字カーブが保たれていれば、骨も筋肉も神経も本来あるべき位置にあるわけですから、症状はそんな簡単にでてこないのです。

そして、現代では精神状態が不安定の方も多いですよね。

なせ、精神状態が不安定だと姿勢が崩れてくるのでしょう?

背中と肩甲骨の下に痛みが出る理由②

『心と体は表裏一体』とよく耳にしますが、動物はマインドに合わせて体勢を変化させます。
攻撃しようとしているときは肩を怒らせ、おびえて身を守ろうとするときは背中を丸めて小さく見せようとします。

つまり人間もこれと同じです。
消極的なマインドでいる時は、縮こまって背中を丸め、目立たない姿勢でいる方が安心できるのです。
消極的なマインドのまま無理に背骨のS字を作ろうとしても本心と合わないので、維持ができないのです。

気持ちは必ず姿勢に影響します。
周りの人を観察してみて下さい。
姿勢が崩れてしまっている人で、堂々としている人はなかなかいないですよね?

姿勢を崩さない心作りをするならば、日本人の素晴らしい美徳である心遣いを持ちつつも、『自分はどうしたいか』をしっかりと見つけてみましょう。

少しずつ自信がつき、心も晴れてくればS字も保ちやすくなってるでしょう。
いいこと探しをしてみるのもいいかもしれませんね。

物理的なことだけではなく、精神面も非常に姿勢と密接な関係があるとはお分かりいただけましたか?
顔の表情などそのときの感情などで姿勢までも変化させてしまうのです。

ゴルフはメンタルのスポーツですから、消極的な気持ちが背中を丸め、本来の能力を封印し、ミスショットになるという連鎖が起こります。
そして、それを続けた結果、背中や肩甲骨の下にまで痛みを感じるというのは困ったものですね。

ここまでで背骨のゆるやかなS字カーブが崩れてくる原因を知ったうえで、今度は実際に皆さんの背骨のS字はどうなっているでしょうか?
チェックをしてみましょう!

実際に姿勢をチェックしてみよう!

背中や肩甲骨の下に痛みを感じている読者ゴルファーは、背骨のゆるやかなS字が崩れてしまっているか、チェックしてみてください。

<<レベル1(軽度)>>
鏡を見て、背筋が楽に伸びた方は初期の姿勢の崩れの段階です。
基本的に全身的に柔軟性も高く、上半身と下半身の連動性が取れている方です。

<<レベル2(回復可能)>>
鏡を見ると姿勢の崩れはなんとなく治ってきたけど、背中が張ったり苦しかったりする。おそらく背中の筋肉の硬さ、股間周りの硬さが考えられるでしょう。
柔軟性不足が考えられます。
柔軟性を上げてから全身の連動性をつけていきましょう。

<<レベル3(深刻な状態)>>
どうやっても背中を伸ばせず背骨を埋め込めない。
背中が丸まってしまう方。
生活習慣を見直してみましょう。
まずは全身的に柔軟性を上げていきましょう。

残念なことにいくら良い姿勢を続けていても、ちょっと気を抜くとすぐに姿勢が崩れてしまう、という方は多くいるのではないでしょうか?
こんな挫折を繰り返していくうちに諦めてしまった方もいるはずです。

実は、姿勢を維持するために一番必要なのは「筋肉」ではなく、「骨格」ということを皆さんご存知ですか?
本当に良い姿勢というのは骨も筋肉も正しい位置にあります。

極端な運動不足や、病的に筋肉が弱っているということでなければ、筋力不足で姿勢が崩れてしまうということはあまり考えられません。
いくら頑張って筋トレをしたとしても、「骨を正しい位置に戻すポイント」を知って実践しない限り、永遠に姿勢の崩れは治らないと言えるのです。

姿勢を正しく保つポイントとは?

①<<肩甲骨>>
肩甲骨とは何も意識しなくても構造上、勝手に上に上がりやすい骨です。
本来は肩甲骨が下がった状態で且つ背骨に近い位置にあるのが理想ですが、多くの人は上がりっぱなしで背骨から離れた位置にあります。

②<<背骨と骨盤の連動>>
背骨は本来自然なS字を描いています。
また骨盤も自然な傾きがあり、この傾きが前後に大きくずれると、そこから骨盤の上に積み重なっている背骨の自然なS字も崩れやすくなると考えられます。

そのため背骨と骨盤はセットで考える必要があります。
背骨と骨盤を正しい位置に保っておくためには周りの筋肉でバランスよく支える必要があります。

③<<重心の位置取り>>
多くの人は重心を足裏親指付け根の母趾球や内側に乗せやすいのですが、本来は踵側や小趾球に乗せるのが理想的です。
小趾球に乗せることで、いざというときに母趾球に体重移動しやすく、本来使いたい筋肉に刺激が入りやすい状態になります。

④<<ハムストリングと骨盤の連動>>
多くの人は重心が前に乗りやすいため、太ももの前側の筋肉で支えていることになります。
そうなると身体が前側に丸まりS字が崩れやすくなってきます。
本来は太ももの後ろ側をくっつけるようにし、さらにお尻を締めることで骨盤を連動させる状態がベストです。
そうすることで重心が後ろ側に乗り、自然と姿勢が高くなり、みぞおちが前を向くようになります。

⑤<<全身の連鎖作り>>
①から④でそれぞれ作った動きを繋げていきます。
筋肉や関節だけでなく、神経にも刺激を入れることでそれぞれの形を自然と取れるようにします。

これらのポイントを意識すると常にきれいな背中をキープすることができ、姿勢の崩れから起きる背中や肩甲骨の下に痛みを無くしていくことができるでしょう。

背中と肩甲骨の下の痛みを解消するための姿勢矯正ストレッチ

ライフスタイルの中でS字のカーブが崩れてしまい、背中と肩甲骨の下に痛みが出てしまっているということなので、ここで姿勢を整えながら症状も改善できてしまうストレッチを紹介したいと思います。

★キャットアンドウルフ★
1)肩の下に手首がくるように、そして膝の上にお尻がくるようにして四つん這いになります。

2)そのまま背中を丸めていきます。
(おへそを覗きながら肩甲骨を背骨から外に引きはがしていきます。)

3)肩甲骨を背骨の方に引き寄せながら顔は上を向きます。
(この時に肘が曲がりやすいので注意をしましょう)

※2と3の動きを繰り返し10回を目安に行ってください。
名前の通り、猫のように背中を丸め、オオカミの遠吠えのように背中を反らすストレッチです。

★パワーブリージング★
1)仰向けでアルファベットのエックスを作るようにして寝ます。

2)朝伸びをするイメージで伸びます。
手は軽くに握り拳を作り、踵は遠くに突き出してください。
つま先は天井に向けてください。

3)鼻から息を吸い、風船のようにお腹を膨らまします。
お腹に溜めた空気を口からふーと吐き出します。

4)3の口から息を吐き出す際に2の伸びる動きをさらに意識してください。

※4の動きを繰り返し10回を目安に行っていきます。
両手足を伸ばすイメージと息を吐くことによるしぼむイメージがストレッチ効果を高めます。

姿勢改善は痛みはもとよりスイング精度も高められる

背中と肩甲骨の下の痛みが出てしまう原因と対策方法は参考になりましたか?

心と身体は表裏一体です。
どちらかが優れていてもどちらかが欠けていたら、健康な体は手に入りません。
ライフスタイルをより充実させるためにも、ゴルフ上達のためにも今一度あなた自身の姿勢を見直してみましょう。