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ゴルフ業界のプロ選手、費用、収入、経費etc、お金のお話

2017.1.16

華やかなプロゴルファーの世界、トーナメントで優勝した選手がトロフィーを抱え、優勝賞金の金額が書かれた大きな看板の前で、満面の笑みを浮かべている姿はテレビでよく目にします。

1試合であれだけ稼いだのか!うらやましぃ・・・と思いますよね。
けれど一口にプロの選手といえども、ピンからキリまでさまざまです。

実際のプロゴルファーのお金の事情は思っているほど楽ではないようです。

ゴルフのプロ選手達の費用にスポットを当てて、収入や経費など色々なお金のお話をしてみましょう。

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トーナメントで稼げるプロはどのくらい?

俗にプロゴルファーと呼ばれる人達は約5,000人位います。

そしてレギュラーツアーや下部ツアーを合わせても、定期的に試合に出る事のできるプロは250人~300人位までです。
引退する選手もいますが毎年新しくプロテストに合格して、QTを勝ち抜き参入してくる新人もいるので全体的な数字はあまり変わりません。

この数字から見ると、プロゴルファーと呼ばれる人の90%以上は試合に出てお金を稼ぐことが出来ないのです。

賞金ランキング70位あたりのプロで年間の賞金額は1,400万円弱ですが、トーナメントツアーには経費と呼ばれる費用が掛かります。

この費用を差し引くと手元に残るのは900万円弱で、比較的高額の給与をもらう役職クラスのサラリーマンとあまり変わりません。
ランキング100位くらいだと収支はとんとん、つまり収入はゼロに近くそれ以下になると試合に出るたびに費用を持ち出しするいわゆる赤字になってしまいます。

ゴルフのプロ選手としてある程度の生活をするなら、賞金ランクは40位以内に入ることが必要になってきます。

他のプロスポーツでは契約するとお金がもらえ、チームに所属していると年棒がもらえるスポーツもあります。

それらと比べるとゴルフのプロ選手はいかに過酷な状況に置かれているかがうかがえます。
まさにサバイバルゲームを生き抜いているわけです。

 

プロゴルフトーナメント1試合にかかる費用は?

賞金のお話をしましたが、ゴルフのプロ選手は試合に出るためには費用が必要です。

ではその費用はどのくらいになるのでしょうか?

エントリーフィー
試合に出るためのお金で男子トーナメントの場合は、試合毎に会場で10,500円を支払います。

交通費
トーナメント会場まで車、飛行機、レンタカー、鉄道など移動手段は様々ですが、車なら高速代やガソリン代も含まれます。

宿泊代
一流ホテルに泊まる、ビジネスホテルに泊まる、会場近くの親戚や知人の家にお世話になるなどがあります。

食費
試合中はゴルフ場で食事をとる人がほとんどですが、夜になると地元の知人や仲間と食事をしてお酒を飲んだりもするでしょう。

試合中はキャディーも必要です。
ゴルフ場に所属するハウスキャディや、大会側が用意する学生ゴルフ部員のアルバイトキャディを使う選手もいれば、専属のキャディーと契約しているプロもいます。

有名選手やトッププレーヤーになると専属のマネージャーやトレーナーを常に同行するので、その分の交通費や滞在費も別にかかることになります。

これらをまとめてざっと計算していくと、最低でも20万円、多いプロは40万以上が1試合にかかる費用になります。

中には企業やゴルフ場と社員契約をして、経費を出張旅費等で会社が支払ってくれる選手もいますが、基本プロゴルファーは個人事業主のようなものなので自分で支払うのが普通です。

 

将来ゴルフのプロ選手になるには費用はどのくらい?

プロゴルファーになってから稼ぐお金、出て行くお金の流れはなんとなく掴めたと思います。

ではプロゴルファーになるまでに掛かる費用はどのくらいなのでしょう。

ここではジュニアからゴルフを始めたと想定して見て行きましょう。

多くのゴルフスクールでは、レッスンを受けられる最低年齢は4歳くらいからです。
レッスン代金は月に4回として年間およそ10万円前後が相場のようです。

レッスン以外にも練習は必要です。
練習場に週5日通い、月に4回コースを親子でラウンドすると、ジュニア料金で計算したとしても状況により幅はありますが、年間100~200万円は必要です。

そして実力が付いてくると競技会への参加へ動き出します。
これにも移動の交通費、参加費用等さまざまな費用が発生します。

ジュニアの場合は一人で練習場や試合に行けないので、必ず付き添いが必要になり費用もかさみます。
これを10年単位で続けなければならないのです。

良く『プロになるまで家2軒』と例えがありますが、本当にそのくらいは必要なのでしょう。

ゴルフ塾やアカデミーといったものやゴルフ場の研修生など、方法によって金額はかなり違ってきますが、いずれにせよお金のかかるスポーツというのは事実ですね。

しかもゴルフのプロ選手になったからといってそれでゴールではないのです。
まさにそこから茨の道がはじまるわけです。

けれど親子で夢を追いかけるというのはどのようなスポーツでも感動があり、あこがれてしまいますね。

 

優勝でもらえる副賞のあれこれ

プロゴルファーのトーナメントは優勝すると賞金だけでなく色々な副賞があります。
少し前までは高級車が多かったのですが、最近ではバラエティーに富んだものも多いようです。

変わったところでは「本マグロ解体ショーとにぎりサービス」なんていうのもありましたが、コンペを開いて、そこに招いた人達に振舞ったそうです。

270キロのマグロは約4,000人前とれるそうです。
数千人分のまぐろを消費するもの大変ですね。

その他ではミニショベルカー、グランドピアノとフィッシングボート、カップ麺10年分、カラー複合機、会員制リゾートクラブ10年間利用券、コメ1俵に桃20キロ、牛1頭など開催、協賛スポンサーの特色が良く出ていますね。
あと海外航空券ビジネスクラスあたりも多いようです。

もらってうれしいもの、少し困惑するものなどあっておもしろいですね。

いずれにしても、贅沢感が味わえるものや出て行く費用の足しになるものが人気のようです。

では優勝や副賞など掴み取れないプロゴルファーはどうしているのでしょう。

最も多いのはティーチングプロとしてレッスン代を稼ぐことです。

けれど毎日のようにレッスンに励んでも収入は、サラリーマンの平均年収より少し多いぐらいなので、あきらめて他の仕事に就いている人もいるのが現状です。

 

やっぱり凄い!世界のトッププロの収入

国内のプロゴルフ選手の収入や出費などの費用をみてきましたが、世界のトッププロゴルファーはどうでしょう。

PGAツアー昨年の賞金トップ10(単位は米ドルです)

1位 D.ジョンソン 9,365,185ドル
2位 J.デイ     8,045,112ドル
3位 A.スコット  6,473,090ドル
4位 R.マキロイ  5,790,585ドル
5位 P.リード    5,679,575ドル
6位 J.スピース   5,538,470ドル
7位 R.ノックス  4,885,906ドル
8位 K.チャッペル 4,501,050ドル
9位 松山英樹   4,193,954ドル
10位 J.ウォーカー  4,148,546ドル

凄いですね・・・の一言です。

もちろんトッププロですから、この他にも複数年のスポンサー契約料があったりするので、この数字よりもっと多く収入を得ています。

ちなみに2015年のフィル・ミケルソンは総額5,080万ドル稼いでいますが、そのうちスポンサー契約料や広告料その他は獲得賞金のおよそ20倍でした。

TVで試合の中継を見ているとプロゴルファーのウエアやキャディバッグなどに色々な企業のロゴが入っていますよね。

その金額を部分ごとに見てみましょう。

表示されている数字はそのプロの実績やスポンサーによって異なりますので、あくまでも目安としてみてくださいね。

帽子:75,000ドル~
タイガーはナイキのロゴキャップで、年額2,900万ドルの契約だったそうです。

右袖:10,000ドル~100万ドル
左腕の方が価値が高いようです。

もちろんレフティのフィル・ミケルソンは右腕が高くなります。

胸ポケット:25,000ドル~
ルーク・ドナルドやジョン・デイリークラスの選手で、少なくとも250,000ドル以上の金額を獲得することができます。

シューズ:10,000ドル~30,000ドル
シューズは広告料が安いのです。
なぜならハザードに入る時しかTVでロゴが写らないからです。

 

世界のトッププロゴルファーは費用も凄い!

世界のトッププロの物凄い収入を見てきましたが、では経費などの費用も含めた支出はどうなのでしょう。

試合に出る最低限度の経費だけで年間ざっくり110,000ドルは必要です。

トッププロになると移動は多くがプライベートジェットです。

自家用機を持っている選手もいますが、ほとんどの人はレンタルプライベートジェットをタクシーのように使います。

大体1時間の飛行で56万くらい、ニューヨーク発フロリダ着の2時間半のフライトならば約15,000ドル(約168.5万円)になります。

レギュラーツアー41試合あり、1年で地球を6周するような移動の過酷さを乗り切り万全の体調でプレーするには、リラックスでき非常に重要な移動手段です。

グレッグ・ノーマン選手はG550という一番凄いのに乗っていて、70億くらいしたそうです。

試合の会場やその時の状況によって自家用機とチャーターのプライベートジェットを使い分けるつわものもいます。

その他トッププロにもなると専属のキャディー、トレーナー、コーチ、マネージャー、料理人までつれてツアーをする選手もいます。

ビリー・ホースケル選手はFedEx Cupで優勝し、賞金1,000万ドルを獲得した時、キャディーに100万ドルを払ったそうです。

世界のトッププロのキャディーになると、少なくとも年間600,000ドルともちろん億単位の報酬を受け取る人もいます。

トッププロ付きとなるとサポートスタッフの収入も桁違いですね。

これらの費用を賄う為にも勝たなければいけない気合が違ってきますね。

 

厳しく長い道、それでも夢はプロゴルファー

ゴルフのプロ選手の世界をお金の面から見ていくと、そこには天国と地獄があるようですね。

けれどプロゴルファーは人気の職業のひとつであり、憧れの職業です。

それを目指すジュニアのレベルの向上は目を見張るものがあります。

誰もがトッププロゴルファーになることを夢見て厳しい練習に日々励み、親御さん達は環境や費用の面でサポートを惜しまず今日の底上げがあるのです。

国内のみにとどまらず、海外へゴルフ留学したり、海外のゴルフアカデミーで腕を磨いたりするジュニアもいます。

日本のトーナメントのコースセッティングは易しいので海外では通用しないと長年言われてきましたが、松山英樹プロに続く世界のメジャーを狙うに十分な実力を持った選手が次々と台頭してくるのもそう遠い日ではないでしょう。

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