ユーチューブでゴルフを学ぶ。苦手なバンカーショットの数々

最終更新日:2017/01/06

ユーチューブにはゴルフ関連の動画がたくさんあります。

バンカーショットを苦手としている人は多いのではないでしょうか。

苦手意識がバンカー地獄に陥ってしまう原因です。

バンカー地獄脱出のためユーチューブを上手く活用しましょう!

ゴルフ場のバンカーの種類は

ゴルフ場のバンカーにはガードバンカーとフェアウェイバンカーのが2種類あるのはご存じですよね。

ガードバンカーとは、グリーンの左右前後に配置されたバンカーのことです。

これは和製英語で、正しい英語だと”Green Side Bunker”などと言います。

セカンドやサードショットでショートしてしまったときに入る位置にあるものです。

バンカー越えのアプローチでプレッシャーを感じる人が結構いますよね。

またフェアウェイバンカーとは、ティーショットの落下地点あたりにあるフェアウェイ横やセンターに配置されたバンカーです。

フェアウェイバンカーはクロスバンカーとも言います。

ティーショットでターゲットを外した時にそのボールが入るような絶妙なところにあるので厄介です。

ガードバンカーもフェアウェイバンカーもミスショットをした人へのペナルティを科すためにあるのです。

運が悪ければ高いアゴが邪魔になり、出すのがやっとという場合もあります。

足跡などで平坦でない砂地にボールが沈んでしまっている最悪の状況に合う場合もありますね。

しかし打ち方をマスターすれば、上記のような運の悪い状況も大きなペナルティにはなりません!

まずは、様々なバンカーの状況を知るためにユーチューブで検索してみましょう!

バンカーショットでのゴルフのルール

ユーチューブには、ショットのレッスンや練習法などの動画が数多くありますが、ルールやマナーに関する動画も多々あります。

実際のコースでわかりやすく説明してあるので、ルールやマナーの勉強をするためにも活用してください!

バンカー内のボールをプレーする時は、フェアウェイやラフにあるボールとは異なるルールに従ってプレーしなければなりません。

そのルールに従わなかった場合の罰則は、ストロークプレーであれば2打罰と定められています。

バンカー内で禁止行為となっていることは、

①そのハザードや他の同じようなハザードの状態をテストすること。

②そのハザード内の地面に自分の手やクラブで触れること(ソールすることを含む)。

③そのハザード内のルースインペディテントに触れたり、それを動かすこと。

の3つです。

つまりバンカー内にボールがある場合は、通常許される行為であるソールすることや、小枝や葉っぱを取り除いてプレーするなどの行為が許されないのです。

しかし例外事項として似たような状況でも違反にならないものもあります。

はっきりしないような場合は、しっかりとキャディさんへ確認するようにしましょう!

ユーチューブで学ぶバンカーショットの基本

ユーチューブでは様々なシチュエーションのバンカーショットの動画もありますが、基本から応用まで教えてくれるレッスン動画もあります。

コースデビュー前、バンカーでどう打てばわからない人は参考にすると良いでしょう。

バンカーショットはクラブヘッドをどのように入れれば砂を飛ばすことができるのかを覚えることが第一です。

ウェッジの歯とも言われるリーディングエッジから砂に鋭角に落とすと、ヘッドは砂の中で減速して前に進むことができなくなるので、ボールの下の砂を上手く取ることができません。

しかしソールの後ろ側のトレーディングエッジから砂にヘッドを落とせば、ヘッドは適度な深さまでしか入り込みません。

結果、ボールの下の砂を剥ぎ取るような形で砂を取ることができます。

これがバンカーショットを成功させるための重要なポイントです。

同じヘッドスピードのショットであれば、バンカーショットでは、取る砂の量が少ないと飛んでいく砂のスピードは速くなるので、より遠くへ飛んでいきます。

逆にボールの約10cmくらい手前にクラブヘッドを落としてよりバウンスを効かせて多くの砂を取ったときはあまり距離がでません。

どちらのショットを打つにしても、適度な深さでボールの下にヘッドが入ることと、スイングの最下点がボールの真下にあるというのが、バンカーショットの基本なのです。

ユーチューブで比較、2通りのバンカーショット

バンカーショットには2通りの打ち方があります。

ユーチューブの便利なところは、ただ打つところの動画というだけでなく、フェースやグリップなどをアップやスローにしてわかりやすくしてくれているところです。

バンカーショットの打ち分け方には、『フェースを開かない打ち方』と『フェースを開く打ち方』があります。

フェースを開かない打ち方は、バンカーの砂が硬い時とバンカーからピンまでの距離が遠い場合に使います。

ほぼスクエアなスタンスの構えからクラブをわずかに開いて打ちます。

アゴが低かったりしてボールを高く上げる必要がなければ、上手くバンカーショットを打つことができます。

ボールは左足踵の内側より少しセンター寄りに置きます。

クラブが砂に深く入りすぎると砂がひとかたまりで動いてしまうので、ヘッドを打ち込むのではなく、ボールの下をスライドするようにヘッドを走らせるのがポイントとなります。

またフェースを開く打ち方は、バンカーの砂が柔らかい時とバンカーからピンが近い場合に使います。

フェースを大きく開いてクラブのソールを使って、クラブをしっかり振ってもヘッドが砂に浅く入るような打ち方をします。

距離は出ませんが、バンカー脱出に対しては前者の打ち方よりも成功率が高い打ち方と言えるでしょう。

ユーチューブで学べ!目玉脱出!

バンカーショットの中でも多くの人が苦手にしているのが、「目玉」でしょう。

バンカーで「目玉」と言ったら、ウッド等で勢い良く飛んだボールが砂に沈んでしまっていて、目玉焼きのようになってしまっていることを言います。

目玉になっているボールは、砂に沈んでいることから出すのが難しいと思っている人がほとんどでしょう。

ユーチューブでは神業のようなプロの目玉脱出からレッスン、練習方法など目玉にポイントを置いた動画があります。

もちろん神業のようなプロのショットを真似るのは難しいでしょうが、良いイメージは付くのでイメトレのために見てみましょう。

レッスンでは実際の目玉のシチュエーションで教えてくれるのでとてもわかりやすいです。

目玉脱出方法は、まずは構えとフェースをスクエアにします。

目玉脱出で最も注意しなければいけないのが、「フォロースルーを一切取らない」ことです。

「ドンッ!」とヘッドを落として終わりです。

目玉だからこそフルショット!みたいにフォロースルーを取る人が多いですが、それがミスショットの原因になりかねません。

思い切ってクラブを振るのではなく、思い切ってクラブを振り”下ろす”のがコツです。

バンカーショット練習はゴルフ場以外でもできる

ユーチューブでバンカーショットを検索すると練習風景も実に様々です。

ツアープロやレッスンプロなどはもちろんゴルフ場のバンカーで実践さながらのシチュエーションで練習している動画が多いですね。

しかし私たちアマチュアゴルファーは、ゴルフ場のバンカーでバンカーショットができるのは、ラウンドした時だけです。

では、バンカー練習はどうすればよいでしょう。

練習用バンカーが打ちっぱなし練習場に設置されているところがあります。

そういった練習場が近くにあれば問題なくバンカー練習ができますよね。

またショートコースでバンカー練習をするのもオススメです。

ユーチューブで発見した中でも意外なバンカー練習の場所は、『ビーチ』でした。

確かにビーチの砂はバンカーの砂のように柔らかく、場所を選べば硬い砂の場所もあります。

もちろん人が多いときなどは危険なので避けてください。

また、ビーチでの練習ではボールを使わず、ヘッドを落とす位置にラインを引いて、そこにヘッドを落とす練習をしていました。

打った後を見るとどんなバンカーショットを打ったかを判断できるのです。

バンカーが得意になればゴルフで怖いものなしです

ラウンドしていたら分かると思いますが、バンカーとはミスすると入ってしまう場所にあります。

フェアウェイバンカーでもガードバンカーでも然りです。

バンカー恐怖症になると、バンカーを避けるために番手を落としたりと1打損するのを覚悟のマネジメントをしたりします。

しかしバンカーが得意になれば、ミスを恐れずダイレクトにグリーンを狙う攻めるゴルフも可能になります。

バンカー恐怖症を克服すれば、プロのように攻めるゴルフでかっこよくスコアアップを狙えるでしょう!