ゴルフ用のキャップの洗い方を覚えて綺麗なものを使おう!

最終更新日:2018/10/26

ゴルフ用のキャップは洗って使う人と、洗わずに使い続ける人がいるようです。

ゴルフシャツやソックスは毎回洗うのに、キャップは使いっきりでは不潔ですし、見た目にも悪いかもしれません。

そこで自分で簡単にできるキャップの洗い方を紹介します。

ゴルフ用のキャップの洗い方は裏側で確認できる?

ゴルフ用のキャップは1ラウンドごとに洗濯している人と、1度も洗濯せずに使いきりで新しいものに変える人がいるようです。

ゴルフシャツや下着は洗濯したものを着るのに、なぜかキャップだけ洗わないと言うのはおかしなものです。

中には汗染みで変色していたり、塩が噴いて汗痕が浮き出ている場合もあります。

そうなっては格好が悪いというよりも不潔感満載なので、最低限そうなる前には洗濯をしましょう。

クリーニングに出すと、思ったよりも高い洗濯代に驚くことがあります。

洗い方さえ分かれば自宅でも簡単に洗濯ができますので、汚れや臭いを気にすることなく、いつも綺麗なキャップを使うことができます。

そこで自宅で洗濯をする場合、最初に洗えるかを確認しなければなりません。

生地や装飾品等によっては洗濯できない場合がありますので、まずはキャップの裏側についているタグを探しましょう。

パッとみて見つからない場合は、裏側に折りかしてる「ピン皮」をめくると、絵とともに適用できる項目が記載されているはずです。

ゴルフ用のキャップの洗い方と気をつけるポイントとは?

ゴルフキャップの場合、水洗いができないバックスキン(本革)やシルク(絹)などをあしらったものがあります。

また刺繍などで金糸を使ったものなどもあるので、すべては水洗いで洗濯できるわけではありませんし、もしドライクリーニングのみ対応と表示されていれば、基本的には自宅で洗濯はできません。

ただ多くの品はポリエステルか綿素材なので、Tシャツ同様に洗濯することは可能です。

手洗いでしっかり洗汚れを落として、風通しの良いところで自然乾燥させるのが、失敗しない洗い方です。

あと注意する点は、洗濯機や乾燥機に入れるとキャップのツバの部分が型崩れするので、使用せずに手洗いが基本になります。

ちなみに洗濯機をガンガン回さなくても、頭の汗と脂は洗剤をつけて手洗いすれば、簡単に汚れを落とすことができます。

また白物で気になる汗染みですが、これも塩素系漂白剤はムラになるのでNGです。

使うのであればアルカリ系の「カラー用漂白剤」を使用します。

ゴルフ用のキャップの洗い方を知れば簡単に汚れは落ちる!

ポリエステル製のゴルフキャップですが、こちらは洗い方でなにも心配することはありません。

唯一型崩れが心配ですが、手洗いであれば型が崩れるほどゴシゴシ洗うことはないので心配はないはずです。

まずは使用済みの歯ブラシで擦り洗いをします。

手順は洗面所に備え付きの洗面器に栓をして、水を溜めている間に濡れタオルでざっと汚れを落とします。

そこで水で手洗いしてみましょう。

意外に「これでOK?」と思えるぐらい綺麗になりますが、さらに溜まった水に洗剤を入れて洗います。

洗剤を入れる前に、溜めた水が汚れているようなら、水を入れ替えたほうが良いと思います。

なお洗濯洗剤を直接キャップの脂染みにつけると汚れが落ちやすくなるので、状況に応じて浸け洗いしましょう。

また歯ブラシを使って軽く擦ると、黄ばんだ脂染みも落ちていくはずです。

頻繁に洗っていれば脂染みはつかないので、その後はキャップ洗いの頻度を多くすれば、水洗いだけでも十分なはずです。

ゴルフ用のキャップを洗濯しても縮まない洗い方

ゴルフ用のキャップをお湯で洗うと綺麗になるような気はしますが、一方で縮みも気になるところです。

ポリエステル製のキャップに綿などが混在している、または綿製のキャップの場合は、縫い糸と素材の伸縮度が違って、乾燥後に歪んでしまう可能性があります。

お風呂のお湯に浸かると、指先がシワシワになってしまうことから、布地も同じようになるのではと心配になるのではないでしょうか?

しかしキャップは雨の中で使っても、次回使うときに縮んでいないはずなので、基本的には水が原因で縮むことはありません。

ただし熱湯であれば少し違ってくるようです。

一方で脂染みはお湯を使った洗い方をしたほうが、綺麗に落ちると言われています。

そこで脂を落とす目的でお湯を使うのであれば、水温を40度以下にしましょう。

人体の36度より少しだけ温かい程度で、脂が溶け出すと考えられているからです。

もしも頑固そうな脂染みであれば、水洗い前にクレンジングオイルをつけておくと、脂が浮き出て綺麗に落とすことができます。

ゴルフキャップに染みこんだ頑固な脂汚れの洗い方

ゴルフキャップに金糸の刺繍が施しているものや、色落ちによって他の部分にその色が染み込みそうな場合には水洗いはできません。

ただし金糸が使われている部分だけ洗わずに、歯ブラシと洗剤で擦り洗いして丁寧に洗剤を落とせば、汚れた部分は綺麗になります。

色落ちする場合も同じような洗い方をすれば問題はありませんが、雨の日でも使うかもしれないキャップに、色落ちするものは使っていないと思います。

キャップの裏についているタグを見て、「水洗い不可」であれば洗濯はできませんが、部分的には問題ないので歯ブラシを活用して、綺麗に汚れを落とすようにしましょう。

またキャップのツバにマグネット式のマークをつけている場合、手汗が痕になってとれない場合があります。

カラー用漂白剤を歯ブラシにつけて、軽く押し当てるようにすれば汚れはとれますが、色が抜けないかの事前チェックが必要です。

目立たない部分に漂白剤を少量つけて、色落ちの確認をしてから使うようにしましょう。

キャップの洗い方を覚えたら毎回ゴルフのあとに洗濯しよう

洗剤や漂白剤を綺麗に落としたら乾燥させます。

洗い方よりも乾燥のほうが重要なので、型崩れしないで綺麗な仕上がりになるようにしましょう。

家にあるもので型にします。

小さめのザルやボウル、蓋付きの鍋などでも使えますが、円周が55センチ前後(キャップのサイズ)までのものを用意してください。

ぴったりしたサイズでなくても問題はないので、神経質になる必要はありません。

風通しが良く陰干しでしっかり乾燥させます。

洗剤や漂白剤によっては、直射日光で黄ばみが浮き出ることがあるので、日陰で乾燥させましょう。

ツバの型崩れが気になるようなら100均でプラスチックの板(下敷きなど)を購入して圧の弱そうなピンチで留めておくと綺麗なシルエットが蘇ります。

なお乾燥させる前に吸水タオルなどを使って、しっかり水気を抜いておくようにしましょう。

乾燥したら除菌できる消臭剤をスプレーすればゴルフキャップの洗濯は終了です。

あとは小まめに洗うようにすれば、洗剤や歯ブラシを使った擦り洗いは必要ありません。

もし洗えない素材であれば、タオルに水を含ませて押し洗いするだけでも、脂汚れの黄ばみがつくことはなくなるはずです。

キャップの洗い方が分かればいつも爽やかにゴルフができる?

ゴルフキャップの洗い方が分かれば、ゴルフシャツと同様に、ラウンドごとに洗濯ができるようになります。

シャツやソックスは洗っても、キャップを洗わずに使い続けるのは、見た目だけではなく周囲も迷惑しているかもしれません。

小まめな洗濯で、いつも爽やかな装いを心がけるようにしましょう。