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ゴルフルールに定められた青杭はドロップしないとダメ?

2018.10.6

ゴルフのルールによると、修理地は青杭または白線でその境界を明示しています。

いわゆるノーペナでドロップができるエリアですが、もしもそのまま打ったらどうなるのでしょうか。

ここからは修理地の扱いとその趣旨についてお話します。

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あるがままがゴルフのルールなのに青杭は無罰で触れられる

ゴルフのルールでは、プレーの区域が定められています。

一般的には白杭の内側がゴルフコースで、外側はアウトオブバウンズ、つまりOBと言うことになります。

白杭で表した境界線の外側はルールの及ばないところですが、区域内であればさまざまなルールが適用されます。

基本的にゴルフは「あるがまま」の状態でプレーをします。

ティーアップのときとグリーン上ではボールを手に持つことができますが、それ以外ではノータッチでプレーをするのが基本です。

ただしウェーターハザードの境界を表す黄杭や赤杭の内側に入ると、ペナルティを払って外側にドロップをすることができます。

また修理地を表す青杭では、その境界内のボールはノーペナルティで境界の外側にドロップすることができます。

黄杭や赤杭はプレーヤーに対する救済なので、救済を受ける場合にはペナルティが科せられますが、青杭はコースに対する救済なのでペナルティは科せられずに、プレーの区域内であってもボールを触れることがルールで決まっています。

ゴルフのルールで青杭がノーペナになっている理由

「あるがまま」を基本とするゴルフであっても、ティーグラウンド、グリーン、OB、黄杭、赤杭、青杭ではボールを触ることができます。

このほかにも、自ら打てる状況ではないとアンプレアブルを宣告すれば、ボールを触ることができます。

この場合は打てる場所まで移動してドロップはできますが、これはプレーヤーのための救済なのでペナルティが科せられます。

また柵やベンチなどの重くて動かせない障害物が邪魔で打てない場合もドロップできますが、こちらはそれを設置しているコースに対する救済なのでノーペナルティで処理することができます。

ここで大事なことは青杭の処置です。

青杭を設置した理由は、その箇所が修理地であるからなので、回復する前にショットやスタンスで荒らされないように、ローカルルールで「打ってはいけない」と決めるの一般的です。

つまり青杭は「芝面保護」を目的にしているので、強制的に移動させなくてはいけない決まりを作っているはずです。

こうしたローカルルールがあることを前提に、ドロップを選択するようにしましょう。

ゴルフ場のローカルルールによる青杭の処置

修理地を表す青杭の範囲でも、本来は「あるがまま」の状態でプレーを選択できるのがゴルフの基本です。

しかし現実的には修理をしてる場所を荒らされると、いつまでたっても芝の根はつかず修理地のままです。

そのためローカルルールに定めがなくても、コースを愛する気持ちを持って移動を選択するほうが良いのではないでしょうか。

またローカルルールが定められていることに注意が必要です。

基本的に青杭は、常に設置しているものではないからです。

このようなときは「臨時のローカルルール」として、スタート室前やハウス内のボードなどに貼り出して告知しているので、現場でローカルルールを確認することはできません。

青杭は「ドロップによる救済を選択できる」というルールではありますが、ローカルルールで定められたときは、それが優先されることになります。

告知されていたことを知らなかったとしても、ペナルティが科せられるので、やはり別な箇所にドロップしておきましょう。

ゴルフのルールにない青杭に囲まれていない修理地の処置

ゴルフ場内で修理地が多いときは、青杭でその周辺を囲いきれない場合があります。

また修理地の範囲が狭い場合は、青杭が柵の役目になってボールの進行を邪魔してしまう可能性があります。

こんなときは青杭の代わりに白線で囲うのが一般的です。

白いナイロンロープをステップルで留めて修理地を囲いますが、あまりにも小さな箇所だと中心地に青杭を挿しただけのときがあります。

この場合境界線が示されていないので、ルール上は修理地としてノーペナルティの救済を受けることはできません。

しかし実際には、修理地であることが一目瞭然なので、修理地として扱っていることが多いようです。

さらにローカルルールの告知に、「杭を立てた周辺」と追記されているかもしれません。

競技会でなければ、異常なライの状態として救済を受けて進行しても、問題はないと思います。

ちなみにルール上は、アンダーリペア(修理地)、カジュアルウォーター(水溜り)、アンダーリペア(動物の穴)は異常なライとされていて、この中で区域が明示されているのは青杭で囲まれた修理地だけです。

ゴルフ場が青杭にした修理地はルールに関係なく尊重すべき

ゴルフルールでは青杭内にあるボールは、あるがままの状態でプレーを続けても問題はありません。

もちろん救済を受けなくても、それにかかるペナルティはありません。

しかし、修理地としてメンテナンスしたゴルフ場は、ショットをしたりスタンスをとられたりすると、芝の根が活着できずに困ってしまいます。

中には芝を作っているナセリを修理地扱いにしている場合もあって、足跡がついただけでも、大変な労力を必要とするエリアもあります。

また給排水管をメンテナンスしたり、カートのタイヤ痕を修理したりと、プレーヤーがしやすくするための補修を台無しにされると、後続組にも迷惑がかかります。

あるがままの状態でプレーをすることは大事ですが、例え1回限りのラウンドだとしても、「自分たちのコース」として大事に扱うことも大切なことです。

青杭エリアは芝面保護のためにも、無条件でドロップを選択するようにしたいものです。

ゴルフルールを超える青杭に対するゴルファーとしてのマナー

ゴルフ場には青杭と同じようにコースを傷めないことを前提した、暗黙の了解は他にもあります。

ローカルルールで別途設定されていなければ、グリーン面のボールもアイアンショットできることになっています。

ポテトチップスのようなアンジュレーションの強いグリーンでは、パッティングで転がすよりもピッチショットでピンそばに落として狙った方が、安全と言うケースがあるでしょう。

しかし多くのプレーヤーは、そのようなことはしません。

例えルールでは許可されていたとしても、ゴルファーにとってグリーンがどれだけ大事なものかを知っているので、自らが故意に傷つけるようなことはしません。

まさに青杭で表示されている修理地は、このコースを大切にする精神に合致するもので、ルールよりもマナーが優先されているものと言えます。

もっとも修理地にならないよう、ターフは戻す、ディボットには目土を入れる、といったプレーヤーができる最低限のメンテナンスを励行したいものです。

ゴルフルールの定めにない青杭の表示でも趣旨を理解する

ゴルフのルールに定められている修理地は、青杭や白線でその境界が明示されています。

中には青杭1本だけが挿してあるだけの場合もありますが、その趣旨を理解して、「異常なライ」としてコース保護を目的に協力するようにしましょう。

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