ゴルフのアドレスで「スタンスを肩幅に」って本当に正しい?

ゴルフの基本に「スタンスを肩幅にして構える」と言われていますが、本当に肩幅のスタンスは合っているのでしょうか。

体型や年齢によってスイングフォームは違うものです。

正しいスイングをするための、スタンスの考え方を紹介します。

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ゴルフでも肩幅でスタンスをとることが日本人に合っている?

ゴルフの基本姿勢に「スタンスは肩幅で」という考え方があります。

上半身を前傾させて腕をたらしてクラブを握り、それを振り回すのですから、下半身を安定させていないとグラついてしまいます。

そこで適度に足を開いてスタンスをとるわけですが、その幅で丁度良いのが肩幅と言われています。

この姿勢は日本人に馴染みのある「自然体」です。

両足を肩幅に開き身体から力みをとって、足裏すべてで立っている柔道の基本姿勢です。

ゴルフのグラつかない姿勢も、この自然体をとると安心ですが、英国生まれのスポーツが日本の武道を参考にするわけはないので、肩幅は世界的に安定感のある姿勢だということなのかもしれません。

このようにゴルフのスタンスは肩幅を基本としているのですが、これは足場がフラットな状態のときで、前下がりの傾斜では肩幅よりも広いワイドスタンスにしますし、バンカーショットでもオープンスタンスのワイドスタンスが安定します。

つまり芝のライや傾斜が練習場のマットに近いときこそ、肩幅のスタンスが合っていることになります。

同じ肩幅のスタンスでもゴルフの構え方によって幅は違う

ゴルフスイングのスタンスは肩幅が良いとされています。

しかし「肩幅」という長さの尺度については、ゴルファーの体型によって微妙な差があるようです。

身長が違っても股下の長さは、わずかに違いがあるものです。

またスイングによる不安定さをカバーしてくれる腹筋力や背筋力も、性別や年齢などで違うことから、そもそも肩幅のスタンスがすべてのゴルファーに合っているとは限らないはずです。

また肩幅の尺度も確定しているものはありません。

肩のどこの部分と足のどこの部分が一致すると、肩幅になるのかが良く分かないはずです。

肩の外側に足の内側を合わせた肩幅と、肩の内側(脇)に足の外側を合わせた肩幅では、片側で20センチほどの差があり、スタンスとしては約40センチの差がつきます。

最大と最小の肩幅が40センチも違えば、とても微妙な差とは言えません。

そこで正しい肩幅のスタンスの基準が、足のインサイドなのかアウトサイドなのか、肩の内側なのか外側なのかについてもう少し掘り下げてみましょう。

肩幅よりもワイドスタンスにゴルフ上達のカギがある?

スタンスが広いと下半身が安定するので、大きなスイングをしても身体がブレません。

一方でスタンスが狭いと上半身の自由度が高くなり、アプローチなどの繊細なショットができます。

つまり目的や使用するクラブによって、スタンスの広さには違いがあるのです。

またゴルフコースでは、つま先上がりではスタンスを広めに、つま先下がりではスタンスを狭くしてアドレスをするので、ボールの置かれている状況によってもスタンスの幅は変わります。

一般的に肩幅のスタンスと言われるのは、肩の外側と足裏の中心線が垂直になるように広げた構えです。

それよりも広めのスタンスは、肩の外側と足裏のインサイドが垂直になり、狭めのスタンスは脇と足裏のアウトサイドが垂直になる構えです。

肩幅を基準にするとこの3つが一般的ですが、これ以外にもつま先下がりの斜面では、さらにスタンスを広げて腰を落として、ヘッドがボールに届くように構えます。

実はこのワイドスタンスにこそ、自分に合った「肩幅」のヒントが隠れています。

ゴルフのスタンスは肩幅ではなくライ角で合わせる

ゴルフクラブを構えるときには、スタンスを肩幅に広げて、上半身を前傾してグリップを握ります。

漠然とこの構えをしているかもしれませんが、本来はゴルフクラブのライ角に合わせて、グリップの高さを決めなくてはいけません。

ライ角とはヘッドのソール部分を床につけたときのシャフトの傾きを角度で表したものです。

ライ角に合わせること、そのクラブのグリップの高さ(位置)は決まります。

ライ角に合わせてアドレスをとる場合は、上半身の傾きを変えるか、スタンス幅を変えて合わせるしかありません。

ちなみにゴルフクラブを自分のフォームに合わせる場合は、シャフトの長さを変えるか、ライ角調整を行なうしかありません。

つまりアイアンの場合はどちらも対応できますが、ドライバーなどのウッドクラブは、ライ角調整ははできないのでシャフトの長さで調整することになります。

ライ角が小さくグリップの位置が低いと感じる場合は、つま先下がりの斜面と同様に、スタンスを広げてグリップの高さを調整することになります。

肩幅よりもスタンスを広げると正しいスイングができる?

ゴルフクラブを構えるときは、そのクラブの正しいグリップ位置を確認する必要があります。

自分にとってライ角が小さい場合は肩幅よりも大きなスタンスをとり、ライ角が大きな場合は肩幅よりも小さなスタンスをとって、グリップの高さを調整します。

つまりスタンスを広くとるか狭くするかによって、捻転による効果を引き出すためやスイングスピードを速くすることよりも、正しいインパクトを迎えることを重要視することができます。

自分にとってライ角の小さなゴルフクラブでアドレスするときは、身体を深くかがめる前傾姿勢をとらなくてはいけません。

ところが、テークバックからトップの位置になると、その前屈みの姿勢はリセットされて、ダウンスイングからインパクトまでには、いつも通りの自分に合った姿勢に戻ってしまうでしょう。

このときヘッドはトゥ(先端)だけがソールするため、トゥに抵抗を受けてヒールが先行するオープンフェースになります。

簡単に言うとスライスするフェースでショットすることになります。

ゴルフのスタンスで肩幅はプラスマイナスでゼロ地点?

ライ角の合わないゴルフクラブを、アドレスの姿勢で修正することは難しいものです。

どんなに修正して構えても、スイング中に自分に合ったフォームに戻ってしまうからです。

しかしスタンス幅を変えれば、アドレスの姿勢を変えずにスイングができるようになります。

ライ角やシャフトの長さに合わせてフォームを決めるときの基準として、スタンスは肩幅から「シューズ1足分右」とか「シューズ半足分左」にすると、迷いなくアドレスに入ることができます。

「そんな面倒なことは必要ない」と思うかもしれませんが、実際のコースは常にアンジュレーションがあり、練習場のようなフラットなところで、スタンスをとるほうが珍しいはずです。

一般的な肩幅を基準にして、ライ角で半足、つま先下がりで1足、併せてスタンスの幅を1足半広げてから、素振りをして確かめてみることがミスショットを防いでくれます。

その意味で肩幅のスタンスは、「プラスマイナス・ゼロ」の基準点と思ったほうが良いかもしれません。

正しいゴルフスイングは肩幅のスタンスを基準に変更が必要

「正しいゴルフスイング」をするために、基本と言われる「肩幅のスタンス」でアドレスしても、一向に球筋が改善されないことがあります。

これはスイング以前に、ゴルフクラブと自分のフォームが合っていないことが原因です。

基準とする肩幅から、どのくらい変えるかを把握することが正しいスイングへと繋がるはずです。